====================================================================== ESMPRO/ServerAgent Ver3.8 Windows(R) XP Professional対応モジュール ====================================================================== 本モジュールは、Windows(R) XP ProfessionalをインストールしたExpress 5800 ワークステーションでESMPRO/ServerAgent Ver3.8を動作させるための アップデートモジュールです。 1.対応機種 ======================================== Express5800/51Td (N8000-233/233A/234/234A/235/235A, NP8000-233P1/233AP1/233P2/233P3/234P1) Express5800/53We (N8700-208) 2.アップデートを行うための準備と注意 ======================================== ・本モジュールによるESMPRO/ServerAgentのアップデートを行うには、下記の 対象製品がインストールされている必要があります。 Express5800/51Td添付EXPRESSBUILDER Ver2.065a-N〜2.065c-N に格納の ESMPRO/ServerAgent Ver3.8 Express5800/53We添付EXPRESSBUILDER Ver2.062a-N〜2.062b-N に格納の ESMPRO/ServerAgent Ver3.8 ESMPRO/ServerAgentのインストール手順詳細については、EXPRESSBUILDERに 格納されている「ESMPRO/ServerAgent インストレーションガイド」を参照 してください。 ・本モジュールによるESMPRO/ServerAgentのアップデートは、Windows XPへの OSアップグレード終了後に行ってください。 OSのアップグレードを行う前に実行した場合、Windows XP用のモジュールが 正しくインストールされません。 ・Windows NT 4.0からWindows XPへのアップグレードインストールを行う場合 いったんESMPRO/ServerAgentをアンインストールし、OSアップグレード終了 後、再度ESMPRO/ServerAgentのインストールを行ってください。 3.インストール手順 ======================================== (1)システムへのログオン 管理者権限をもったユーザでログオンしてください。 (2)ファイル更新前の作業 2.1 サービスの停止 「コントロールパネル」−「パフォーマンスとメンテナンス」−「管理 ツール」−「サービス」から以下のサービスを停止してください。 ・SNMP ・Win32SL 2.2 プログラムの終了 Windows上で起動しているアプリケーションはすべて終了してください。 また、「コントロールパネル」および「イベントビューア」を起動して いる場合は終了してください。 (3)アップデートモジュールの実行 200112.EXEを実行してください。 ファイルの自己解凍を行い、自動的にESMPRO/ServerAgent Ver3.8のアッ プデートを開始します。 画面の指示にしたがって操作を続行してください。 (4)結果確認 以下のダイアログボックスが表示されれば、本モジュールの適用は完了 です。[OK]ボタンをクリックして終了ください。 「モジュールのUpdateは終了しました。 システム再起動後有効になります。」 異常終了となった場合は、異常終了した原因を取り除き、もう一度実行 してください。 (5)システムの再起動 システムの再起動を行ってください。 ESMPRO/ServerAgentの機能はシステム再起動後まで有効になりません。 (6)バージョン確認 本モジュールによるアップデートが正常に終了した場合、バージョンは "Ver3.88"になります。 以下の手順でバージョンを確認してください。 a) [スタート]メニューの[すべてのプログラム]−[ESMPRO ServerAgent] −[バージョン情報]を起動してください。 b) [バージョン情報確認ツール]の[サーバエージェント]タブで"内部記 録情報"に"Ver3.88"が表示されていることを確認してください。 4.注意事項 ======================================== ・本モジュールによるアップデートを行っていない状態で、Windows XP上で ESMPRO/ServerAgentを動作させた場合、下記の内容のエラーが発生しポップ アップメッセージの表示,イベントログの登録が行われることがありますが システムの動作には影響ありません。 本モジュールによるアップデートを行うことにより、該当のエラーは発生し なくなります。 (エラー内容) ソース名:DrWatson イベントID:4097 アプリケーション C:\WINNT\System32\(ファイル名) がアプリケーション エラーを起こしました。 MM/DD/YYYY HH:MM:SS.SSS にエラーが発生しま した。 ソース名:ApplicationError イベントID:1000 もしくは 1004 エラー発生アプリケーション (ファイル名)、バージョン 3.8.0.0、エラ ー発生モジュール unknown、バージョン 0.0.0.0、エラー発生アドレス 0x00000000 * (ファイル名)には、esmmlxsv.exeもしくはesmami.exeが入ります。 また、ドライブ名,パス名はご使用の環境により異なります。 * MM/DD/YYYY HH:MM:SS.SSSにはエラー発生日時が入ります。 ・Windows XPのユーザ簡易切り替え機能には対応していません。 ESMPRO/ServerAgentのコントロールパネル,ESRASユーティリティ,アラート マネージャ通報設定ツールを使用する場合は、同時に1ユーザでのみ操作を 行ってください。 5.修正事項 ======================================== Windows XPサポートのために以下の修正を行いました。 ・ESMPRO/ServerManagerデータビューアでOS名がWindows 2000 Professional と表示される件を修正。 ・ESMPRO/ServerManagerデータビューアでネットワークのMAC情報が不明と なる件を修正。 ・ESMLANServiceが正常に停止しない場合がある件を修正。 ・ESMLANServiceが使用していないネットワークデバイスの監視を行う場合 がある件を修正。 ・ディスクアレイ監視機能の監視サービス(ESM Mylex Service, ESM AMI Service) は、それぞれのディスクアレイコントローラが存在しないシステムの場合も、 システム起動時にサービスを起動し、継続動作するように修正。 6.商標および著作権 ======================================== 本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社が有しています。 *Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国に おける登録商標です。 *その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 ====================================================================== Copyright NEC Corporation 2001