注意事項

マニュアルセットアップを始める前にここで説明する注意事項をよく読んでください。

[ライセンス認証の手続きについて]

Windows XPのライセンス認証の手続きを行う際に使用するプロダクトキーは、Windows XPに含まれるCOAラベルに記載されたものと一致させる必要があります。

重要
インストールしてから30日以内にアクティベーションを行ってください。
30日間を過ぎると、システムがロックされる場合があります。

COAラベルは本体に貼り付けられている場合もあります。


[EXPRESSBUILDERがサポートしているオプションボード]

添付の「EXPRESSBUILDER」CD-ROMでサポートしているオプションボードは、以下になります。

<SCSIモデル>

EXPRESSBUILDERにてOSのインストールをサポートしているボード

N8103-80 ディスクアレイコントローラ(1ch)

その他のオプション

N8103-65 SCSIコントローラ

N8103-95 SCSIコントローラ


<SATAモデル>

EXPRESSBUILDERにてOSのインストールをサポートしているボード

N8103-89 ディスクアレイコントローラ(SATA)

SATA HostRAID(マザーボード上のコントローラを利用)

その他のオプション

N8103-65 SCSIコントローラ

N8103-95 SCSIコントローラ



[システムのアップデートについて]

本体のシステム構成を変更したときは、必ず本体に添付の「EXPRESSBUILDER」CD-ROMを使って、システムをアップデートしてください。


[ディスク構成について]

ディスク領域に、「MAINTE_P」と表示された領域が存在する場合があります。構成情報やユーティリティを保存するための保守用パーティションです。削除しないでください。



[サービスパックの適用について]

装置に添付されているサービスパック以降のサービスパックを使用する場合は、下記サイトより詳細情報を確かめた上で使用してください。

[8番街]http://nec8.com/



[MO装置について]

インストール時にMO装置を接続したままファイルシステムをNTFSに設定すると、ファイルシステムが正しく変換されない場合があります。
ファイルシステムが正しく変換されなかった場合は、MO装置を外してインストールを最初からやり直してください。



[DAT等のメディアについて]

セットアップでは、DAT等のインストールに不要なメディアはセットしないでください。


[作成するパーティションサイズについて]

システムをインストールするパーティションのサイズは、次の計算式から求めることができます。

インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ + ダンプファイルサイズ + ハイバネーション用サイズ + アプリケーションサイズ

  インストールに必要なサイズ = 2700MB  
  ページングファイルサイズ(推奨) = 搭載メモリサイズ × 1.5  
  ダンプファイルサイズ = 搭載メモリサイズ + 12MB  
  ハイバネーション用サイズ = 搭載メモリサイズ  
  アプリケーションサイズ = 任意  

重要
上記ページングファイルサイズはデバッグ情報(ダンプファイル)採取のための推奨サイズです。
ブートボリュームには、ダンプファイルを格納するのに十分な大きさの初期サイズを持つページングファイルが必要です。また、ページングファイルが不足すると仮想メモリ不足により正確なデバッグ情報を採取できない場合があるため、システム全体で十分なページングファイルサイズを設定してください。

1つのパーティションに設定できるページングファイルサイズは最大で4095MBです。搭載メモリサイズ×1.5倍のサイズが4095MBを超える場合は、4095MBで設定してください。

搭載メモリサイズが2GB以上の場合のダンプファイルサイズの最大は「2048MB+12MB」です。

その他アプリケーションなどをインストールする場合は、別途そのアプリケーションが必要とするディスク容量を追加してください。

例えば、搭載メモリサイズが512MBの場合、パーティションサイズは、前述の計算方法から

  2700MB + (512MB × 1.5) + 512MB + 12MB + 512MB + アプリケーションサイズ = 4504MB + アプリケーションサイズ

となります。

システムをインストールするパーティションサイズが「インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ」より小さい場合はパーティションサイズを大きくするか、ディスクを増設してください。ダンプファイルサイズを確保できない場合は、次のように複数のディスクに割り当てることで解決できます。

(1) 「インストールに必要なサイズ+ ページングファイルサイズ」を設定する。

(2) ユーザーズガイドの「障害処理のためのセットアップ」を参照して、デバッグ情報(ダンプファイルサイズ分)を別のディスクに書き込むように設定する。

ダンプファイルサイズを書き込めるスペースがディスクにない場合は「インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ」でインストール後、新しいディスクを増設してください。


[ミラー化されているボリュームへのインストールについて]

[ディスクの管理]を使用してミラー化されているボリュームにインストールする場合は、インストールの実行前にミラー化を無効にして、ベーシックディスクに戻し、インストール完了後に再度ミラーボリュームを作成してください。ミラーボリュームの作成あるいはミラーボリュームの解除、および削除は[コンピュータの管理]内の[ディスクの管理]から行えます。


[アップグレードインストールについて]

Windows 2000からのアップグレードインストールを行う場合は、Windows 2000を格納したパーティションに、約630MBの空き容量が必要です。空き容量が不足している場合には、不要なファイルを削除するなどして、空き容量を確保してください。

PROSetをインストールしている場合は、アップグレード前にPROSetを削除してください。またアップグレードインストールを行った後、「PROSet」が必要な場合は「PROSet」のインストールを行ってください。

アップグレードインストール中、以下のようなメッセージが表示された場合は、[キャンセル]を選択しインストールを続行してください。

[ファイルが必要]
(不明) 上のファイル‘usbehci.sys’が必要です。
ファイルの格納場所へのパスを入力して[OK]をクリックしてください。



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