WebSAM Unified Management Framework統合インストーラからのインストール/アンインストールについて

WebSAM Unified Management Framework統合インストーラ(以下、WebSAM UMF 統合インストーラ)を使用すると、ESMPRO/ServerAgentを含むWebSAM製品を、一括でインストール/アンインストールすることが可能になります。
また、複数の装置へのインストール/アンインストールを容易に行うことができます。

重要
WebSAM UMF 統合インストーラを使用してインストール/アンインストールを行う場合、WebSAM Unified Management Framework(以下、WebSAM UMF)がインストールされている必要があります。
WebSAM UMFのインストール手順は、WebSAM UMFに付属の「WebSAM Unified Management Frameworkリリースメモ」を参照してください。


■WebSAM UMF 統合インストーラからのインストール

WebSAM UMF 統合インストーラを使用したインストールの詳細については、WebSAM UMFに付属の「WebSAM Unified Management Framework統合インストーラ利用の手引き」を参照してください。

重要
WebSAM UMF 統合インストーラからのインストールは、新規インストールのみ実行可能です。
更新インストールはサポートしていません。
ESMPRO/ServerAgentの更新インストールを行う場合は、EXPRESSBUILDERから個別に実行してください。

WebSAM UMF 統合インストーラを使用したインストールを実行するには、以下の準備が必要となります。

  - 「WebSAM UMFのConsoleを使用する装置」で『製品定義ファイル』を読み込む(手順3)
  - 「インストールの対象となる装置」で『インストールモジュール』を読み込む(手順6)

  ■インストールの準備

  1 WebSAM UMF のConsoleを起動する。

  2 プログラムの動作モードを定義モードに変更する。

  3 プロダクトビューのメニューから『製品の追加』を実行する。

  4 「製品定義ファイル格納ディレクトリ」を指定する。

重要
「製品定義ファイル格納ディレクトリ」には、EXPRESSBUILDERのESMPRO\JP\I386\AGENTW2Kを指定してください。

製品名、機能名、バージョンが表示されます。

  5 チェックボックスにチェックが入っていることを確認して[OK]をクリックする。

「プロダクトビュー」ツリーに製品名、機能名、バージョンのツリーが作成されます。

  6 「プロダクトビュー」ツリーのバージョンの項目を選択し、そのメニューから『パッケージ管理』-『パッケージ登録』を実行する。

  7 [パッケージ登録]ウィンドウでインストールするノードと「製品媒体の格納ディレクトリ」を指定し、[開始]をクリックする。

重要
「製品媒体の格納ディレクトリ」には、EXPRESSBUILDERのルートディレクトリを指定してください。

製品媒体はインストール対象となる装置から参照できる場所に存在する必要があります。
対象装置の任意フォルダに「EXPRESSBUILDER」CD-ROMのESMPROおよびその配下をコピーしていただくか、装置のCD-ROMドライブに「EXPRESSBUILDER」CD-ROMをセットしていただく必要があります。

インストール媒体がコピーされます。


  ■インストールの実行

  1 プロダクトビューのメニューから『インストール』を実行する。

  2 [ノード選択]ウィンドウでノードを選択し[設定]をクリックする。

[製品設定]ウィンドウが表示されます。

  3 設定項目を編集し、[OK]をクリックする。

以下の設定項目を編集することが可能です。
各設定項目にはあらかじめ適切なデフォルト値が設定されていますが、変更の必要がある場合は、編集してください。


設定項目
デフォルト値
インストール先
\ESM
ServerAgentが使用するコミュニティ名
public
ラック名(ラックマウント機種のみ)
 

『インストール先』のドライブレター(C:等)が省略されている場合はシステムドライブとなります。
『ラック名』の最大長は63文字で、使用可能な文字は、A〜Zとa〜zの英字、0〜9 の数字、'.'、'_'、'-'です。

『コミュニティ名』と『ラック名』はインストール後にコントロールパネルの「ESMPRO ServerAgentのプロパティ」で変更できます。


  4 ノードのチェックボックスをチェックして[開始]をクリックする。

インストールが開始されます。



■WebSAM UMF 統合インストーラからのアンインストール

WebSAM UMF 統合インストーラを使用したアンインストールの詳細については、WebSAM UMFに付属の「WebSAM Unified Management Framework統合インストーラ利用の手引き」を参照してください。

重要
WebSAM UMF 統合インストーラからのアンインストールは、WebSAM UMF 統合インストーラからインストールした場合のみ実行可能です。
WebSAM UMF 統合インストーラを使用せずにインストールしたESMPRO/ServerAgentは、個別にアンインストールを行ってください。

  1 WebSAM UMF のConsoleを起動する。

  2 プログラムの動作モードを定義モードに変更する。

  3 プロダクトビューのメニューから『アンインストール』を実行する。

  4 ノードのチェックボックスをチェックして[開始]をクリックする。

アンインストールが開始されます。



■エラーコード

インストール/アンインストールに失敗したとき、エラーメッセージにInstallShieldのエラーコードが表示されることがあります。
『InstallShield error : -00』("-00"の部分がエラーコード)

このエラーコードが"-3"となる場合には、既にWebSAM UMF統合インストーラを使用せずにインストールもしくはアンインストールされている可能性があります。


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