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HostRAIDのアレイ保守操作以外はASMBEのブラウザ表示を終了させておいてください。
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本HostRAIDシステムをご使用の場合、システム負荷の低いタイミングを見計らって接続されるすべてのアレイやハードディスクドライブを対象に定期的にVerifyを行うことを強く推奨します。Verifyを行うことにより、アクセス頻度の低いファイルや未使用領域の後発不良を早期に発見することができます。故障などによるハードディスクドライブ交換時のリビルドで、残りのハードディスクドライブで後発不良が発見された場合、システムは復旧できないため、Verifyによる早期発見は、予防保守として非常に効果があります。定期的に実施することで、システムの安定した運用を保つ効果があり、週に1回は実施していただくことを強く推奨します。なお、Verifyをあらかじめ指定した時間にスケジュール起動することができます。本機能については、「Verifyのスケジュール設定」の説明を参照してください。
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HostRAIDで使用しているハードディスクドライブはホットスワップに対応していません。このため、ハードディスクドライブを交換する場合は、システムの電源を切った状態で交換してください。(交換するハードディスクドライブはASMBE画面にて接続されているPort番号を確認してから実施することをお勧めします。)
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ASMBEのインストール終了時の再起動選択後、セットアップの背景がそのまま残る場合があります。この場合は、[Ctrl]+[Alt]+[Delete]を押し、「Windowsのセキュリティ」画面からタスクマネージャを起動し、「InstallShield
- ASMBE」のタスクを終了させてください。この後、「1628:スクリプトベースのインストールを完了できませんでした。」のダイアログボックスが表示された場合は、[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じてください。この後、システムを再起動すればインストールは完了です。なお、この操作を行った場合でもASMBEは正常にインストールできています。
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同一のHostRAIDシステムを複数のWebブラウザで同時に制御しないでください。 |
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システムの状態とASMBEの表示に不整合がおこる場合があります。その場合は[Rescan]ボタンをクリックしてASMBEの表示を最新の状態にしてください。
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ASMBEのイベントログに、毎日AM2:00台に下記のメッセージが登録されることがあります。
Informational [IOM0005] No spares available to test
Informational [IOM0032] Test all spares started
運用には影響ありませんので、これらのメッセージは無視してください。
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電源OFFの状態でディスクに何らかの障害が発生した場合、その後システムを再起動すると、ASMBEのログにエラーログが出力されますが、システムのイベントログにはそのログは出力されません。システム起動時にはASMBEのイベントログを必ず確認していただくようお願いいたします。
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Verify with Fix、またはVerifyを実行すると、システムイベントログ上にソース名:aarich ID:9のエラーログが登録される場合がありますが、Verify処理が正常終了していればシステム上問題はありません。
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ASMBEにて「ホットスペア」の作成により、RAIDの自動復旧を行った場合、以下のイベントがシステムイベントログに登録されることがあります。
種類: エラー
ソース: Disk
イベントID:15
説明: デバイス \Device\Harddisk*(注)はまだアクセスできる状態ではありません。
(注) *は任意の数字
これは、自動復旧を開始する前に作られたWindowsのハードディスクドライブに関する接続情報が、まだ更新されていないためです。
以下に示す手順で、ディスクの再スキャンを行うことにより、接続情報は更新され、このイベントは発生しなくなります。
(1)「スタート」ボタンをクリックし、「設定」→「コントロールパネル」を選択する。
(2)「管理ツール」→ 「コンピュータの管理」を選択する。
(3)「記憶域」→「ディスクの管理」を選択する。
ハードディスクドライブに関する情報が表示されます。
(4) メニューバー「操作」→「ディスクの再スキャン」を選択し、実行する。 |