N8104-158 10GBASE接続基本ボード(SFP+/2ch) /
N8104-159 10GBASE接続基本ボード(QSFP+/4ch) ドライバ情報
[2016年10月26日現在]

適用手順

ドライバモジュールの適用手順を以下に示します。手順にしたがい適用してください。

• 文中の"#"は、コマンドプロンプトを表しています。
• 以下手順は、rootユーザで実施してください。

1. ご使用中のドライババージョンの確認
   ドライバモジュールの適用前にご使用中のドライババージョンを確認してください。"1.5.10n-k"以外のバージョンが表示された場合、本アップデートが必要です。Linuxのコマンドプロンプトから、以下の手順でドライババージョンを確認してください。
   
   

   ※	以下のコマンドを実行して [表示例] のメッセージが表示されない場合は、必要なドライバモジュール(i40e.ko)が組み込まれておりませんので、ドライバモジュールを適用してください。

   • i40e.ko(i40eドライバ)の確認
     　# cat /sys/module/i40e/version
     　　[表示例]
     　　1.5.10n-k
2. パッケージの展開
   ダウンロードしたパッケージを任意のディレクトリに格納して、ファイルを展開してください。

   # tar -zxvf i40e-rhel7.2_x86-64.tgz
   
   以下のファイルが作成されます。
   　kmod-nec-2-i40e-1.5.10n-k.el7.x86_64.rpm
   　nec-i40e-kmod-common-1.5.10n-k.el7.noarch.rpm

3. ドライバモジュールの適用
   ドライバモジュールを以下の手順で適用してください。
   

   (1) kmod-commonパッケージを適用します。
   　　# rpm -Uvh nec-i40e-kmod-common-1.5.10n-k.el7.noarch.rpm
   
   (2) kmod-nec-2-i40eパッケージを適用します。
   　　# rpm -Uvh kmod-nec-2-i40e-1.5.10n-k.el7.x86_64.rpm
   
   (3) 必要に応じて、initramfsイメージファイルを再作成します。
   initramfsイメージファイルをご自身で作成されている場合は、該当initramfsイメージファイルの再作成が必要です。
   　　# /sbin/depmod -aF /boot/System.map-3.10.0-327.4.5.el7.x86_64 3.10.0-327.4.5.el7.x86_64
   　　# /sbin/dracut -f /boot/[initramfsイメージファイル名] 3.10.0-327.4.5.el7.x86_64
   
   ※ お客様環境のカーネルバージョンに読み替えてください。
   ※ 既存のinitramfsイメージファイルのバックアップを推奨します。
   
   

4. システムの再起動

   # sync
   # reboot

5. ドライバモジュールの適用確認
   再起動後、以下のコマンドを実行して、ドライババージョンが "1.5.10n-k" であることを確認してください。
   
   • i40e.ko(i40eドライバ)の確認
     　# cat /sys/module/i40e/version
     　　[表示例]
     　　1.5.10n-k
6. 「ドライバ情報 Q&A集」の「LANコントローラ(N8104-158/159)使用時の注意・制限事項」を参照して、i40eドライバのLinkPolling機能を有効に設定してください。

注意事項

• ドライバモジュール適用前に必要なデータは、バックアップすることをお勧めします。

ドライバモジュール

ドライバソース

修正履歴