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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > ドライバ情報 > Q&A > SASコントローラ
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テープ装置接続時の注意事項

SASコントローラ(N8103-184/E184)でテープ装置を使用するときは、以下の注意事項を確認した上で、使用してください。

RHEL 6

注意事項

論理CPU数が8を超える本体装置に搭載した場合、I/O性能が低下することがあります。

対象OS
Red Hat Enterprise Linux 6.8 (2.6.32-642.el6) 以降
論理CPU数の確認方法
以下コマンドで8を超える数値が出力される構成が対象となります。
# grep -c processor /proc/cpuinfo
48

対処方法

mpt3sasドライバのパラメータでIRQ(割り込み)使用数を8に設定することで回避できます。

設定手順

  1. ドライバの設定ファイルの有無確認
    (例)
    # grep -l mpt3sas /etc/modprobe.d/*
    設定ファイルが存在するとき、以下のように表示されます。
    [表示例]
    /etc/modprobe.d/mpt3sas.conf
  2. ドライバの設定ファイルに以下の内容を追加

    options mpt3sas max_msix_vectors=8

    ドライバの設定ファイルが存在しないときは、/etc/modprobe.dディレクトリ配下に設定ファイルを作成してください。
    [作成例]
    # echo "options mpt3sas max_msix_vectors=8" > /etc/modprobe.d/mpt3sas.conf
  3. OSの再起動
    本設定は、OSを再起動後、有効になります。
  4. 設定の確認
    OS再起動後、設定が正しく反映されていることを確認してください。正しく設定できている場合、以下のように表示されます。
    [確認例]
    # grep -c mpt3sas /proc/interrupts
    8

修正履歴

2018年4月26日 対象型番にN8103-E184を追加
2017年9月29日 新規掲載

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