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N8104-208(LOMカード) ご使用時の注意事項

N8104-208 10/25GBASE 接続LOMカード(SFP+ 2ch) でWake on LAN機能を使用する場合は、設定変更が必要です。

RHEL9 RHEL8

対処方法

本LANコントローラではWake on LAN設定の既定値が"d"(無効)になっているため、ethtoolコマンドを使用して"g"(マジックパケット)に設定してください。
# ethtool -s enoX(※) wol g

(※) 対象のネットワークインターフェースを指定してください。

なお、Wake on LAN設定はシステム起動時に既定値(d)が設定されるため、設定変更はOS起動ごと(システムをシャットダウンする前)に行う必要があります。
以下のようにsystemdユニットファイルを作成することで、シャットダウン時に自動的に設定変更を行うことができます。

設定方法

eno1とeno2のWake on LAN設定を変更する場合の設定例です。

  1. エディターで /etc/systemd/system/e810-wol.service ファイルを作成します。
    [Unit]
    Description=enable wol at shutdown
    DefaultDependencies=no
    Before=shutdown.target
    RefuseManualStart=true
    
    [Service]
    Type=oneshot
    ExecStart=/usr/sbin/ethtool -s eno1 wol g ; /usr/sbin/ethtool -s eno2 wol g
    
    [Install]
    WantedBy=shutdown.target
  2. 作成したユニットファイルをsystemdに反映させます。
    # systemctl daemon-reload
  3. サービスを有効にします。
    # systemctl enable e810-wol.service
  4. システムをシャットダウンして、Wake on LAN (マジックパケット) によるシステム起動ができることを確認します。
    # systemctl poweroff

修正履歴

2023年12月26日 対象OSにRHEL9を追加
2021年7月26日 新規掲載

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