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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > ドライバ情報 > Q&A > LANコントローラ
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Express5800/T120h, R110j-1M, R120h-1E, R120h-2E オンボードLAN
LOMカード(N8104-193/194/195)
LANコントローラ(N8104-176/186) 使用時の注意事項

本LANコントローラを使用するときは、以下の注意事項を確認した上で使用してください。

RHEL8 RHEL7 RHEL6

注意事項(1)

本LANコントローラを [対象OS/ドライバ] でご使用の場合、システム構成によりローカルファイルシステムへのダンプ採取に失敗することがあります。

対象OS/ドライバ
Red Hat Enterprise Linux 7.3 (3.10.0-514.6.1.el7) 以降
Red Hat Enterprise Linux 6.9 (2.6.32-696.6.3.el6) 以降
i40eドライバ Ver2.0.19 / 2.0.29

対処方法

この問題は、i40eドライバ Ver2.3.6 で修正されています。最新のStarter Packを適用して、i40eドライバを Ver2.3.6 以降にアップデートしてください。

i40eドライバをアップデートした場合は、下記の対処は不要です。

対処方法 ([対象OS/ドライバ]をご使用の場合)

ご使用のOSにより、設定方法が異なります。以下の手順で設定後、NECサポートポータルの新しいウィンドウを開きます。diskdump/kdump について」を参照して、kdumpの動作確認を行ってください。

本設定により、kdump機能によるNFSサーバおよびSSHサーバへのダンプ採取もできなくなります。

RHEL7の場合

  1. 以下のいずれかの方法でダンプ採取用カーネルの設定を変更します。本設定により、ダンプ採取用カーネルにおけるi40eドライバの読み込みを抑止します。
    • ダンプ採取用カーネルの設定ファイル (/etc/sysconfig/kdump) の KDUMP_COMMANDLINE_APPEND= 行に以下太字の設定を追記する
      KDUMP_COMMANDLINE_APPEND="(省略) rd.driver.blacklist=i40e"
      同じ設定が存在する場合は、カンマで区切って追記してください。
      (例) qed,qede,i40e
      qedeドライバで動作するLANコントローラも搭載されている場合は、この方法で設定してください。
    • ダンプ採取用カーネルの設定ファイル (/etc/kdump.conf) に以下の設定を追記する
      dracut_args --omit-drivers "i40e"
      同じ設定が存在する場合は、半角スペースで区切って追記してください。
      (例) tg3 i40e
  2. kdumpサービスを再起動します。
    # systemctl restart kdump

RHEL6の場合

  1. 以下の方法でダンプ採取用カーネルの設定を変更します。本設定により、ダンプ採取用カーネルにおけるi40eドライバの読み込みを抑止します。
    • ダンプ採取用カーネルの設定ファイル (/etc/kdump.conf) に以下の設定を追記する
      blacklist i40e
      同じ設定が存在する場合は、半角スペースで区切って追記してください。
      (例) tg3 i40e
  2. kdumpサービスを再起動します。
    # service kdump restart

注意事項(2)

OS起動時に、i40iw / irdmaドライバのロードに失敗したことを示すメッセージが出力されることがあります。i40iw / irdmaドライバを利用するデバイスはサポートしていないため、運用上の問題はありません。

出力メッセージ(1)

kernel: i40iw: disagrees about version of symbol i40e_unregister_client
kernel: i40iw: Unknown symbol i40e_unregister_client (err XXX)
kernel: i40iw: disagrees about version of symbol i40e_register_client
kernel: i40iw: Unknown symbol i40e_register_client (err XXX)
 (省略)
rdma-init-kernel[XXXX]: modprobe: ERROR: could not insert 'i40iw': Unknown symbol in module, or unknown parameter (see dmesg)
rdma-init-kernel[XXXX]: modprobe: ERROR: could not insert 'i40iw': Invalid argument
rdma-init-kernel[XXXX]: Failed to load module i40iw

出力メッセージ(2)

kernel: irdma: Unknown symbol i40e_client_device_register (err X)
kernel: irdma: Unknown symbol i40e_client_device_unregister (err X)
kernel: irdma: Unknown symbol i40e_client_device_register (err X)
kernel: irdma: Unknown symbol i40e_client_device_unregister (err X)

環境によって出力されないメッセージもあります。
メッセージ中のXは、環境によって異なります。

注意事項(3)

sosreportコマンド、またはethtool -mコマンドが実行された際に以下のメッセージが出力されることがあります。RJ-45形状のLANポート(オンボードLAN等)に対して当該コマンドが実行された際に出力されるメッセージであり、運用上の問題はありません。

出力メッセージ (inboxドライバ)

i40e XXXX:XX:XX:X XXXX: Module type unrecognized

出力メッセージ (outboxドライバ)

i40e XXXX:XX:XX:X XXXX: SFP module type unrecognized or no SFP connector.

メッセージ中のXは、環境によって異なります。

注意事項(4)

sosreportコマンド、またはethtool -mコマンドが実行された際に以下のメッセージが出力されることがあります。SFPスロットにSFPモジュールが搭載されていない状態で当該コマンドが実行された際に出力されるメッセージであり、運用上の問題はありません。

出力メッセージ

i40e XXXX:XX:XX:X XXXX: Cannot read module EEPROM memory. No module connected.

メッセージ中のXは、環境によって異なります。

修正履歴

2023年10月26日 注意事項(3)と注意事項(4)を追加
2023年9月11日 注意事項(2)の出力メッセージ(2)を追加
2022年1月26日 注意事項(2)を更新
2020年2月26日 対象機種にR110j-1Mを追加
2019年4月2日 注意事項(2)を追加
2018年3月9日 対処方法を更新 (修正情報を追加)
2018年3月2日 対処方法を更新
2018年1月26日 対象OS、対処方法にRHEL6.9を追加
2017年11月14日 新規掲載

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