Last Update:28 Nov. 2003
■N8103-65 SCSIコントローラのドライバの組込み方法

1.ドライバの組込み方法

■SCSIドライバ認識の確認とSCSIドライバのロード

Red Hat Linux 7.3、MIRACLELINUX SE 2.1などでOSをインストール後にSCSIボード[N8103-65]を接続し、再起動を行なった場合には、自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合には、以下の手順でドライバの組込みを行なう必要があります。

まず、/etc/modules.confファイルの中に、以下の記述がないことを確認します。
alias scsi_hostadapter a100u2w
もし、この記述があった場合には既にSCSIドライバが組み込まれているので、以降の処理を行なう必要はありません。
記述がなかった場合には、次に、以下のコマンドを投入して、エラーとならないことを確認して下さい。
[root@nec root]# modprobe a100u2w
続いて、lsmodコマンドで a100u2w がロードされていることを確認します。
[root@nec root]# lsmod

■再起動後に自動でSCSIドライバをロードするための設定

vi等を用いて、/etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後にに以下の内容を追記して下さい。
/sbin/modprobe a100u2w
この記述により、再起動後に自動でSCSIドライバをロードするようになるので、システム起動後にlsmodコマンドを実行して a100u2w モジュールがロードされていることを確認します。
[root@nec root]# lsmod


2.確認ディストリビューション

■確認ディストリビューション

以下のディストリビューションで確認しています。
  • Red Hat Linux
  • MIRACLELINUX

BACKUP