Last Update:19 Nov. 2002
■Linuxをインストールするときに気をつけなくてはならないこと

1.保守用パーティション削除の禁止

■保守用パーティション削除の禁止

Linux版fdisk(またはDisk Druid/tfdisk)などを使用して、パーティション確保・操作を行なう際は、下記に注意して下さい。
  • 保守用パーティションは削除しないで下さい。
  • 保守用パーティションをBoot Activeにしないで下さい。
「保守用パーティション」はディスクの先頭にあります。IDは12hまたは16hです。サイズは16MB程度です。


2.Turbo Linux Server6.1 日本語版をインストールする場合

■Turbo Linux Server6.1 日本語版をインストールする場合

Turbo Linux Server6.1 日本語版をインストールする場合には下記に注意して下さい。
  • 「オートパーティショニングモード」は使用しないで下さい。保守パーティションが破壊されます。
  • fdisk(Linux版)でのパーティション作成を推奨します。
    もし、tfdiskを使用した場合は「保守用パーティション」がBoot Activeになりますので、Linuxインストール完了後、fdisk(Linux版)などで、BOOT属性を変更(Boot Activeを解除)して下さい。


3.Red Hat Linux 6.2J改訂版をインストールする場合

■Red Hat Linux 6.2J改訂版をインストールする場合

Red Hat Linux 6.2J改訂版をインストールする場合には下記に注意して下さい。
  • 「GNOMEワークステーション」「KDEワークステーション」および「サーバ」でインストールする場合は、「データの削除」は選択しないで下さい。保守パーティションが削除されます。
  • fdisk(Linux版)でのパーティション作成を推奨します。
    もし、Disk Druidを使用した場合は「保守用パーティション」がBoot Activeになりますので、Linuxインストール完了後、fdisk(Linux版)などで、BOOT属性を変更(Boot Activeを解除)して下さい。


4.Red Hat Linux 7.0J改訂版をインストールする場合

■Red Hat Linux 7.0J改訂版をインストールする場合

Red Hat Linux 7.0J改訂版をインストールする場合には下記に注意して下さい。
  • 「パーティションの自動設定を実行し、データを削除する」は選択しないで下さい。保守パーティションが削除されます。
  • fdisk(Linux版)でのパーティション作成を推奨します。
    もし、Disk Druidを使用した場合は「保守用パーティション」がBoot Activeになりますので、Linuxインストール完了後、fdisk(Linux版)などで、BOOT属性を変更(Boot Activeを解除)して下さい。


5.Red Hat Linux 7.1をインストールする場合

■Red Hat Linux 7.1をインストールする場合

Red Hat Linux 7.1をインストールする場合には下記に注意して下さい。
  • 「パーティションの自動設定を実行し、データを削除する」は選択しないで下さい。保守パーティションが削除されます。
  • fdisk(Linux版)でのパーティション作成を推奨します。
    もし、Disk Druidを使用した場合は「保守用パーティション」がBoot Activeになりますので、Linuxインストール完了後、fdisk(Linux版)などで、BOOT属性を変更(Boot Activeを解除)して下さい。


6.Red Hat Linux 7.2をインストールする場合

■Red Hat Linux 7.2をインストールする場合

Red Hat Linux 7.2をインストールする場合には下記に注意して下さい。
  • 「パーティションの自動設定を実行し、データを削除する」は選択しないで下さい。保守パーティションが削除されます。


7.Miracle Linux Standard Edition Version1.0をインストールする場合

■Miracle Linux Standard Edition Version1.0をインストールする場合

Miracle Linux Standard Edition Version1.0をインストールする場合には下記に注意して下さい。
  • 「オートパーティショニングモード」は使用しないで下さい。保守パーティションが削除されます。
  • fdisk(Linux版)でのパーティション作成を推奨します。
    もし、Disk Druidを使用した場合は「保守用パーティション」がBoot Activeになりますので、Linuxインストール完了後、fdisk(Linux版)などで、BOOT属性を変更(Boot Activeを解除)して下さい。


8.Miracle Linux Standard Edition Version2.0をインストールする場合

■Miracle Linux Standard Edition Version2.0をインストールする場合

Miracle Linux Standard Edition Version2.0をインストールする場合には下記に注意して下さい。
  • fdisk(Linux版)でのパーティション作成を推奨します。
  • もし「パーティションの自動設定を実行し、データを削除」または「Disk Druidを使用して手動でパーティションを設定」を使用した場合は「保守用パーティション」がBoot Activeになりますので、Linuxインストール完了後、fdisk(Linux版)などで、BOOT属性を変更(Boot Activeを解除)して下さい。

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