■[GRUBの場合]
1.マシンの起動時にGRUBの起動画面で起動するカーネルを選択し e と入力します。
2.下の画面が表示されたら、2行目のkernel行に合わせて e を入力します。
3.下の画面が表示されたら、行の最後に hdc=cdrom と入力してEnterを押します。
※ '='の入力は[-]キーの右隣の[ ^ ]キーを押して入力します。
4. 2の画面に戻ったら b と入力し、OSを起動させます。
5.OSが起動したら、dmesgコマンドでCD-ROMドライブとして認識されていることを確認します。
# dmesg | grep CD
hdc: MATSHITA CR-177, ATAPI CD/DVD-ROM drive
以上の設定でCD-ROMドライブとして認識することができたら再起動後も設定を
有効にするために以下の作業を行ってください。
6.vi等のエディタで /etc/grub.conf を開きます。
# vi /etc/grub.conf
7.起動用のカーネルのkernel行の最後に hdc=cdrom を追記します。
[編集前]
title Red Hat Enterprise Linux ES (2.4.9-e.12smp)
root (hd0,0)
kernel /vmlinux-2.4.9-e.12smp ro root=/dev/sda2
initrd /initrd-2.4.9-e.12smp.img
[編集後]
title Red Hat Enterprise Linux ES (2.4.9-e.12smp)
root (hd0,0)
kernel /vmlinux-2.4.9-e.12smp ro root=/dev/sda2 hdc=cdrom
initrd /initrd-2.4.9-e.12smp.img
8.ファイルを保存し再起動をしたら、5の手順で CD-ROMドライブとして認識されていることを確認します。
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