Express5800/iR110a-1H | |
ディストリビューション | FreeBSD 6.3-RELEASE |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作 |
■製品情報 | UP |
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8100-1572Y N8100-1485Y |
Express5800/iR110a-1H 2.5インチディスクモデル(ディスクレス) Intel®Core™2 Duo プロセッサー T8400 2.26 GHz Intel®Core™2 Duo プロセッサー T9400 2.53 GHz |
N8100-1573Y N8100-1491Y |
Express5800/iR110a-1H 3.5インチディスクモデル(ディスクレス) Intel®Core™2 Duo プロセッサー T8400 2.26 GHz Intel®Core™2 Duo プロセッサー T9400 2.53 GHz |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 | 数 |
---|---|---|---|
1 | SATA | 増設用 HDD | 2 |
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) | 1 | ||
2 | SAS-HBA | N8103-104A SAS-HBA | 1 |
増設用 HDD (SAS-HBA に接続) | 6 | ||
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) | 1 | ||
3 | SATA/SAS DAC(LSI) RAID1 |
N8103-116 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 | ||
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) | 1 | ||
4 | SAS DAC(LSI) RAID5 |
N8103-117 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) | 1 |
増設用 HDD (RAID5) | 3 | ||
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) | 1 | ||
5 | SATA/SAS/SSD DAC(PROMISE) RAID1 |
N8103-109 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS/SSD HDD用) | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 | ||
N8160-81 外付FDD(USB) | 1 | ||
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) | 1 | ||
6 | SAS/SSD DAC(PROMISE) RAID5 |
N8103-109 RAIDコントローラ (内蔵SATA/SAS/SSD HDD用) | 1 |
増設用 HDD (RAID5) | 3 | ||
N8160-81 外付FDD(USB) | 1 | ||
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) | 1 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | |||
---|---|---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | 構成3,4,5 | 構成5,6 | ||
OSのインストール | ◎ (注1) |
◎ | ◎ | ○ (注2) |
ディストリビューションの CD/DVDメディア から起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 28 (注3) |
28 (注3) |
28 (注3) |
28 (注3) |
ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | - | - | ◎ | ◎ | Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。 |
RAIDドライブの再構築 | - | - | ◎ | ◎ | Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。 |
負荷ランニング | 12h | 12h | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 | 10 | 10 | 10 | 繰り返し回数。 |
(注1)
この構成では、下記の手順でBIOS設定を変更して動作確認を行いました。インストール後に行うとOSがドライブを認識できず起動できなくなりますので、インストールの前に行ってください。
この設定を行わないと、再起動時にドライブが認識できなくなる現象が稀に発生することが、確認されています。
[変更手順]
POST画面でF2キーを押してBIOSセットアップ画面を表示させ、Advanced メニューにてPeripheral Configuration を選択します。この画面にて下記の設定を行い、保存してください。
SATA AHCI: [Disabled]
(注2)
この構成では、ドライバディスクを利用してインストールを行います。(注3)
- PROMISE社のサイト(こちら)から FreeBSD6.3 対応ドライバ FreeBSD6.3-100000001.tar.gz を入手し、ドライバディスクを作成します。
- FBSD6.3 CD-ROM#1 を USB-DVD-ROM からブートし、Menulistで 「6. Escape to loader prompt」を選びます。「OK?」というpromptがでます。
- current を CD から FD に移動しドライバを load してから boot します。
OK set currdev=disk0
OK load /stex.ko
OK set currdev=cd0
OK boot
- 以降通常のインストールを実施します。
- インストール完了画面がでたら、終了せずに Alt+F4 キーでシェル画面に移動します。
- FDを実装した状態で、下記コマンドを実行
# mount -t msdosfs /dev/da1 /cdrom
# /cdrom/install
# umount /cdrom
- Alt+F1 キーでインストーラに戻り、インストールを終了します。
最大、1ドライブで4slice以下、1スライスで7partition以下、システム全体で28パーティション以下。
■共通動作確認 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
X Window System の動作 | × (注1) |
|
PS/2 キーボード | ◎ | テキストモードにおける動作を確認。 |
標準LANポート | ○ (注2) |
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 |
CPUの認識 | ◎ | dmesg にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | dmesg にて総容量を確認。 |
最大CPU実装 | 1 | (個) 物理CPU個数 |
最大メモリ実装 | 4 (注3) |
(GB) 物理メモリ総容量 |
光ディスクドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | |
シリアル・ポート | ◎ | 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 |
(注1)
X Window System は動作しません。
(注2)
標準ドライバ(em 6.7.2)ではLANポート#1が認識されないため、LANドライバのアップデートが必要です。こちら を参照してLANドライバをアップデートします。使用したドライバパッケージは em-6.9.5.tar.gz です。
(注3)
標準のカーネルでは 4GB までの認識となります。
■ハードウェア増設 | UP |
機器名称 | 結果 | |
---|---|---|
ハードディスクドライブ | 3.5インチSATA | ◎ |
2.5インチSAS | ◎ | |
2.5インチSSD | ◎ | |
バックアップ装置 | (注1) | |
増設LANボード | (注1) |
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
■バックアップ動作 | UP |
■ハードウェア構成
接続 | 型番 | 機器名称 |
---|---|---|
接続1 | N8103-107 | 増設ボード SCSIコントローラ (U320) |
接続2 | - | オンボード USBコントローラ (USB2.0) |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | |
---|---|---|---|
接続1 | 接続2 | ||
バックアップ、リストア | ◎ | ◎ | tar コマンドの簡易動作。 |
再起動 | 5 | 5 | 繰り返し回数。 |
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