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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2007年8月13日
Express5800/i120Rg-1
ディストリビューション FreeBSD 6.1-RELEASE

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
製品情報 / インストール確認 / HDD増設 / CPU増設 / メモリ増設 / LAN増設 / バックアップ装置

■製品情報 UP
ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 型番 機器名称
構成1
(SATA)
N8100-1357Y Express5800/i120Rg-1
SATA ディスクレスモデル XD2/1.60G(4)
1
N8150-207A 増設用80GB HDD(SATA2,7200rpm,HotPlug) 1
N8150-208A 増設用160GB HDD(SATA2,7200rpm,HotPlug) 1
N8150-209A 増設用250GB HDD(SATA2,7200rpm,HotPlug) 1
構成2
(SAS)
N8100-1359Y Express5800/i120Rg-1
3.5インチSAS ディスクレスモデル XD2/L2.33G(4)
1
N8150-199 増設用36.3GB HDD(SAS,15000rpm) 1
N8150-200 増設用73.2GB HDD(SAS,15000rpm) 1
N8150-201 増設用146.5GB HDD(SAS,15000rpm) 1
構成3
(SAS-ZCR)
N8100-1359Y Express5800/i120Rg-1
3.5インチSAS ディスクレスモデル XD2/L2.33G(4)
1
N8103-99 ディスクアレイコントローラ(SAS HDD用 0ch) 1
N8150-201 増設用146.5GB HDD(SAS,15000rpm)(SAS-ZCR,RAID5) 3
N8460-002 外付FDD (USB接続) 3
構成4
(SAS)
N8100-1360Y Express5800/i120Rg-1
2.5インチSAS ディスクレスモデル XD2/L2.33G(4)
1
N8150-219 増設用36.3GB HDD(2.5インチSAS,10000rpm) 3
N8150-220 増設用73.2GB HDD(2.5インチSAS,10000rpm) 3
構成5
(SAS-ZCR)
N8100-1360Y Express5800/i120Rg-1
2.5インチSAS ディスクレスモデル XD2/L2.33G(4)
1
N8103-99 ディスクアレイコントローラ(SAS HDD用 0ch) 1
N8150-228 増設用146.5GB HDD(2.5インチSAS,10rpm)(SAS-ZCR,RAID5) 3
N8460-002 外付FDD (USB接続) 3
※オンボードディスクアレイ機能(LSI Logic Embedded MegaRAID)は使用できません。
※N8116-09 ライザカード(PCIEXPRESS)は使用できません。
※ディスクアレイコントローラ( N8103-91/-101/-103 )は、N8116-09 ライザカードが使用できないため使用できません。

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4 構成5
OSのインストール ×
(注1)

(注2)
×
(注1)

(注2)
CR-ROM からの boot にてインストール。
X Window Systemの動作 ×
(注3)
- ×
(注3)
- ×
(注3)
解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
PS/2 マウス・キーボード
(注4)
-
(注4)
-
(注4)
 
標準LANポート
(注5)
-
(注5)
-
(注5)
telnet,ftpの動作を確認。
CPUの認識 - - dmesg にて確認。
メモリの認識 - - dmesg にて確認。
作成パーティション数 28
(注6)
- 28
(注6)
- 28
(注6)
ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ - - ファイルのコピー/比較を確認。
DVD-ROM ドライブ - -
フロッピードライブ - -
連続ランニング 12h - 12h - 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 - 10 - 10 繰り返し回数。
シリアル・コンソール - - 設定を行うことで、コンソール出力が表示される。ログインできる。
(注1)
FreeBSD 6.1 では、SAS単体HDD構成はインストール時にドライブが認識できず動作しません。
FreeBSD 6.2 では問題ありませんので、 FreeBSD 6.2 の動作確認情報をご覧ください。

(注2)
FreeBSDのサイトにリリースされた SAS-ZCR(N8103-99 MegaRAID SAS 8300XLP)対応のバッチを使用してドライバ mfi.ko を作成しました。こちらから入手してください。
  1. 作成した mfi.ko を フロッピーディスクに格納します。
  2. インストールCD-ROMをブートし、10秒以内に「6. exit to loader prompt」を選びます。「OK?」というpromptがでます。
  3. current を CD から FD に移動しドライバを load してから boot します。
    OK set currdev=disk0
    OK load /mfi.ko
    OK set currdev=cd0
    OK boot
  4. 以降通常のインストールを実施します。
  5. インストール完了画面がでたら、終了せずに Alt+F4 キーでシェル画面に移動する。
  6. FDを実装した状態で、下記コマンドを順に実行
    # mount -t msdosfs /dev/da0 /cdrom
    # cp /cdrom/mfi.ko /boot/kernel/
    # umount /cdrom
  7. /boot/defaults/loader.conf を編集し、次の行を追記します。
    mfi_load="YES"
  8. Alt+F1 キーでインストーラに戻り、インストールを終了します。
(注3)
X Window Systemは動作しません。

(注4)
jp-106キーボード設定で「_(アンダースコア)」キーが使用できません。次の回避策を行います。/boot/loader.confを編集し、「hint.kbdmux.0.disabled="1"」を追記して再起動してください。

(注5)
ドライバをアップデートして使用します。パッケージに含まれる README を必ず参照してください。
  • intel社サイトからドライバ・パッケージを入手してください。アップデートされている場合は最新版を使用してください。パッケージ名:em-6.2.9.tar.gz
  • ドライバ・パッケージを /tmp にコピーし、次を順に実行します。X.X.X はパッケージ名に示されるドライバのバージョンに読み替えてください。
    # cd /tmp
    # tar zxvf em-X.X.X.tar.gz
    # cd em-X.X.X
    # make
    # make install
  • /boot/loader.conf を編集し、次を追記してください。
    if_em_load="YES"
  • /etc/rc.conf を編集し、次のように追記するなどしてインターフェースを設定します。
    例) ifconfig_em0="inet 192.168.1.10 netmask 255.255.255.0"
  • システムを再起動します。
(注6)
最大、1ドライブで4slice以下、1スライスで7partition以下、システム全体で28パーティション以下。

(参考)
[ネットワークインストールの手順]

下記は、DHCP,TFTP,NFSサーバを準備し、PXEブートからネットワークインストールする手順の概要です
その際、ネットワークドライバ if_em.ko を本装置に対応した新しいバージョンのものに置き換える必要があります。if_em.ko の作成方法は (注5) を参照。ネットワークインストール一般については FreeBSD のドキュメントを参照してください。
  1. NFSサーバで Export ディレクトリに FBSD6.1 CD#1-#2 中身全部をにコピーします。
  2. コピーした内容について、次の2点の変更を行います。
    • boot/kernel/if_em.ko を em-6.2.9.tar.gz から作成した新バージョンで上書きします。
    • boot/loader.conf を編集し、次の2行を追記します。
      vfs.root.mountfrom="ufs:/dev/md0c"
      if_em_load="YES"
  3. DHCPサーバで IP をリースし、次のTFTP/PXEブート情報(2行)を記載します。
    ( 192.168.1.10:/nfsroot は NFS Export 情報の例 )
    filename "pxeboot";
    option root-path "192.168.1.10:/nfsroot";
  4. CD#1 内の boot/pxeboot ファイルを TFTP サーバのルートディレクトリにて公開します。
  5. インストール対象マシンのBIOS設定で、ネットワークブートを上位に設定し、DHCP/TFTP/NFSサーバと同一セグメントに接続します。
  6. インストール対象マシンを起動すると、インストーラが起動しますので、メディアの選択で 上記 NFS ( 例 192.168.1.10:/nfsroot )を選択してインストールを行ってください。

■HDD増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8150-207A 増設用 80GB HDD(SATA2 7200rpm hotplug) ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-208A 増設用 160GB HDD(SATA2 7200rpm hotplug)
N8150-209A 増設用 250GB HDD(SATA2 7200rpm hotplug)
N8150-199 増設用36.3GB HDD(SAS,15000rpm) ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-200 増設用73.2GB HDD(SAS,15000rpm)
N8150-201 増設用146.5GB HDD(SAS,15000rpm)
N8150-219 増設用36.3GB HDD(2.5インチSAS,10000rpm) ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-220 増設用73.2GB HDD(2.5インチSAS,10000rpm)

■CPU増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8101-352 増設CPUボード (XD2/1.60G(4)) 1 dmesg にて確認。
N8101-366 増設CPUボード (XD2/L2.33G(4)) 1

■メモリ増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8102-277 1GB増設メモリボード(DDR2-667, 512MB x2) 4 cat /proc/meminfo を確認。
N8102-278 2GB増設メモリボード(DDR2-667, 1GB x2) 2 cat /proc/meminfo を確認。
N8102-279 4GB増設メモリボード(DDR2-667, 2GB x2) 1 cat /proc/meminfo を確認。
※メモリ4GB以上対応のカーネルは、USB機器が動作しなくなるため使用できません。

■LAN増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8104-122 1000BASE-T接続ボード(2ch,LowPro) 1 telnet,ftpの動作を確認。

■バックアップ装置 UP
N8160-73 外付け(USB)DAT装置を接続しての動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 使用ドライバ Version
接続1 (Intel 6321ESB) オンボード USBコントローラ (USB2.0) - -

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1
バックアップ、リストア tar コマンドの使用。
再起動 (バックアップ装置接続) 5 繰り返し回数。

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