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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2007年8月17日
Express5800/i120Rg-1
ディストリビューション Debian4.0r0
( KERNEL 2.6.18-4-686 )
記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
インストール確認 / HDD増設 / CPU増設 / メモリ増設 / LAN増設

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 型番 機器名称
構成1
(SAS)
N8100-1360Y Express5800/120Rg-1
(2.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)
1
N8101-366 増設CPUボード (Xeon(2.33G)) 1
N8150-220 増設用73.2GB HDD (2.5インチSAS) 1
構成2
(SAS-DAC)
N8100-1360Y Express5800/120Rg-1
(2.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)
1
N8101-366 増設CPUボード (Xeon(2.33G)) 1
N8103-91 ディスクアレイコントローラ(内蔵SAS/8port) 1
N8150-219 増設用36.3GB HDD (2.5インチSAS) 3
構成3
(SAS-ZCR)
N8100-1360Y Express5800/120Rg-1
(2.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)
1
N8101-366 増設CPUボード (Xeon(2.33G)) 1
N8116-09 ライザカード(PCI EXPRESS) 1
N8103-99 ディスクアレイコントローラ(内蔵SAS/0チャネル) 1
N8150-220 増設用73.2GB HDD (2.5インチSAS) 3
構成4
(SAS)
N8100-1359Y Express5800/120Rg-1
(3.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)
1
N8101-366 増設CPUボード (Xeon(2.33G)) 1
N8150-199 増設用36.3GB HDD (2.5インチSAS) 1
構成5
(SAS-DAC)
N8100-1359Y Express5800/120Rg-1
(3.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)
1
N8101-366 増設CPUボード (Xeon(2.33G)) 1
N8103-91 ディスクアレイコントローラ(内蔵SAS/8port) 1
N8150-200 増設用73.2GB HDD (SAS) 3
構成6
(SAS-ZCR)
N8100-1359Y Express5800/120Rg-1
(3.5インチSASディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)
1
N8101-366 増設CPUボード (Xeon(2.33G)) 1
N8116-09 ライザカード(PCI EXPRESS) 1
N8103-99 ディスクアレイコントローラ(内蔵SAS/0チャネル) 1
N8150-201 増設用146.5GB HDD (SAS) 3
構成7
(SATA)
N8100-1358Y Express5800/120Rg-1
(SATAディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)
1
N8101-366 増設CPUボード (Xeon(2.33G)) 1
N8150-209A 増設用 250GB HDD (SATA2,hotplug) 1
構成8
(SATA-DAC)
N8100-1358Y Express5800/120Rg-1
(SATAディスクレスモデル/デュアルコアIntel(R)Xeon(R)5148(XD2/L2.33G(4))/メモリ 1GB)
1
N8101-366 増設CPUボード (Xeon(2.33G)) 1
N8116-09 ライザカード(PCI EXPRESS) 1
N8103-103 ディスクアレイコントローラ(SATA/1チャネル) 1
N8150-208A 増設用 160GB HDD (SATA2,hotplug) 3
※オンボードディスクアレイ機能(LSI Logic Embedded MegaRAID)は使用できません。 有効の場合HDDが認識できません。ユーザーズガイドを参照してジャンパピンを無効に設定してください。

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4 構成5 構成6 構成7 構成8
OSのインストール
(注2)
CD-ROM からの Boot にてインストール。(注4)
X Window System の動作 解像度 1024x768、色数 数千色にて確認。
PS/2 マウス・キーボード  
標準LANポート ssh,ftpにて動作を確認。
標準LANポート二重化(Bonding) Bondingドライバを使用。ssh,ftpにて動作を確認。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識
(注1)

(注1)

(注1)

(注1)

(注1)

(注1)

(注1)

(注1,3)
cat /proc/meminfo にて総容量を確認 。
作成パーティション数 14 14 14 14 14 14 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較を確認 (注5)
DVD-ROM ドライブ
フロッピードライブ
RAIDドライブの縮退動作
(Hotplug対応)
運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
RAIDドライブの再構築
(Hotplug対応)
運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する (注6)
負荷ランニング 24H 24H 24H 24H 24H 24H 24H 24H 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 10 10 10 10 10 10 10 繰り返し回数。
(注1)
標準カーネル( 2.6.18-4-686)のメモリサポートは4GBまでになります。
4GB以上のメモリを認識させるため、bigmemカーネルをインストールしました。
    Debianサイトより必要なパッケージを入手/インストール
      # apt-get install linux-image-2.6.18-4-686-bigmem
(注2)
Promise社Webより入手したドライバソースからドライバディスクを作成し、以下の手順でインストールを実施しました。
  • ドライバ作成
    1. 別環境を用意(以下をインストール)
        linux-headers-2.6.18-4
        linux-headers-2.6.18-4-486
        linux-headers-2.6.18-4-686
    2. ドライバソースの展開
        # tar zxvf 1_stex_linux_src_2.9.0.16_20060914.tar.gz
    3. ドライバ作成
      インストール用ドライバと動作用ドライバの両方を作成する必要があります。以下、インストール用のドライバ作成手順を示しますが、動作用ドライバは486→686と読み換えて作成してください。
        • kernel-headersの必要なリンクを張る
            # ln -s /usr/src/kernel-headers-2.6.18-4-486/usr/src/linux
        • /usr/src/linux/include/linux/version.hに以下を追加
            #define UTS_RELEASE "2.6.18-4-486"
        • ドライバのコンパイル
            # cd stex_linux_src_2.9.0.16
            # make
            → Driver(stex.ko)が作成されるのでstex-486.koと名前を変え、FD(ext2でフォーマットしたもの)にコピー。

  • インストール手順
    1. インストールCDから起動しHDD認識まで進める
    2. HDD認識が失敗したところで、Ctrl+ALT+F2でコンソール変更
    3. ドライバFDをマウントしドライバをコピー
        # mount /dev/scsi/host1/bus0/target0/lun0/disc/floppy
        # cp /floppy/stex-486.ko/lib/modules/2.6.18-4-486/kernel/drivers/scsi/stex.ko
        # umount /floppy
    4. ドライバ組込み
        # depmod -a
        # modprobe stex
    5. Ctrl+ALT+F1でインストーラ画面に戻る
    6. 「ハードウェアの検出」を実施 → EX4350上のLUNが認識される
    7. 通常通りインストールを継続
    8. 「インストールの完了」が表示されたところでCtrl+Alt+F2でコンソール変更
    9. initrd作成
      1. ドライバをコピー
          # mount /dev/scsi/host1/bus0/target0/lun0/disc/floppy
          # cp /floppy/stex-686.ko/target/lib/modules/2.6.18-4-686/kernel/drivers/scsi/stex.ko
          # umount /floppy
      2. # chroot /target
      3. /etc/initramfs-tools/modulesの編集
        以下の行を追加。
          scsi_mod
          sd_mod
          stex
      4. # depmod -a 2.6.18-4-686
      5. # mount -t proc none /proc
      6. # mkinitrd -o /boot/initrd.img-2.6.18-4-6862.6.18-4-686
      7. # exit (chrootを抜ける)
    10. /target/boot/grub/menu.list、/target/etc/fstabの編集
        各ファイル中の"/dev/sdb"を"/dev/sda"に変更する
    11. Ctrl+Alt+F1でインストーラ画面に戻る
    12. "続ける"を選択し再起動
(注3)
SATA-RAID環境では、bigmemカーネル適用時、ドライバを別途buildする必要があります。(注2)のカーネルインストール後、以下手順でドライバを作成し追加してください。
  1. Promise社Webよりドライバソースを入手し、任意のディレクトリで展開する
  2. カーネルヘッダの準備
    • カーネルヘッダのインストール
        # apt-get install linux-headers-2.6.18-4-686-bigmem
    • リンクの作成
        # ln -s /usr/src/linux-headers-2.6.18-4-686-bigmem/usr/src/linux
    • /usr/src/linux/include/linux/version.hを編集し以下の行を追加
        #define UTS_RELEASE "2.6.18-4-686-bigmem"
  3. 展開したドライバソースディレクトリへ移動
  4. ドライバの作成/コピー
      # make
      # cp stex.ko/lib/modules/2.6.18-4-686-bigmem/kernel/driver/scsi
      # depmod -a 2.6.18-4-686-bigmem
  5. initrdの作成
    • /etc/initramfs-tools/moduleに以下の行を追加
        scsi_mod
        sd_mod
        stex
    • initrdの作成
        # cd /boot
        # mv initrd.img-2.6.18-4-686-bigmeminitrd.img-2.6.18-4-686-bigmem.org
        # mkinitramfs -o /boot/initrd.img-2.6.18-4-686-bigmem2.6.18-4-686-bigmem
  6. 再起動
(注4)
インストールが、「ソフトウェア選択とインストール 560/560」表示で停止してしまう場合があります。発生した場合、以下の手順で回避しました。
  1. Ctrl+Alt+F2でコンソールを切替える
  2. psコマンドで"/usr/bin/perl -w /usr/sbin/dpkg-preconfigure--apt"のプロセスIDを確認しkillする
  3. Ctrl+Alt+F1でコンソールを元に戻す
(注5)
USB-FDDを接続して再起動した際、USB-FDDがHDDよりも先に認識され起動できなくなる場合があります。initrdを更新することで回避しました。
  1. "/etc/initramfs-tools/modules"を編集し、以下の行を追加。
      scsi_mod
      sd_mod
      mptsas
      mptscsih
      scsi_transport_sas
  2. # depmod -a
  3. # mv /boot/initrd.img-2.6.18-4-686/boot/initrd.img-2.6.18-4-686.org
  4. # mkinitramfs -o /boot/initrd.img-2.6.18-4-686 2.6.18-4-686
(注6)
RAIDの状態は、ディスクトレイのLED等で確認できます。

■HDD増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8150-207A 増設用 80GB HDD (SATA2,hotplug) オンボードSATAコネクタ、
ディスクアレイコントローラ[N8103-101]に接続、
ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-208A 増設用 160GB HDD (SATA2,hotplug)
N8150-209A 増設用 250GB HDD (SATA2,hotplug)
N8150-219 増設用36.3GB HDD (2.5インチSAS) オンボードSASコネクタ、
ディスクアレイコントローラ[N8103-91]に接続、
ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-220 増設用73.2GB HDD (2.5インチSAS)
N8150-228 増設用146.5GB HDD (2.5インチSAS)
N8150-199 増設用73.2GB HDD (2.5インチSAS)
N8150-200 増設用73.2GB HDD (SAS)
N8150-201 増設用146.5GB HDD (SAS)

■CPU増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8101-366 増設CPUボード(Xeon(2.33G)) 1 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認

■メモリ増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8102-277 1GB増設メモリボード(DDR2-667, 512MB x2) 6 cat /proc/meminfo にて計6GBを確認 (注1)
N8102-278 2GB増設メモリボード(DDR2-667, 1GB x2) 6 cat /proc/meminfo にて計12GBを確認 (注1)
N8102-279 4GB増設メモリボード(DDR2-667, 2GB x2) 6 cat /proc/meminfo にて計24GBを確認 (注1)
N8102-280 8GB増設メモリボード(DDR2-667, 4GB x2) 6 cat /proc/meminfo にて計48GBを確認 (注1)
(注1)
動作確認項目 (注2) 参照

■LAN増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8104-119 1000BASE-T接続ボード(PCI-X) 1 ssh,ftpが行える
N8104-120 1000BASE-T接続ボード(2ch)(PCI-X) 1
N8104-122 1000BASE-T接続ボード(2ch)(PCI EXPRESS(x4))(Low Profile) 1

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