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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2008年7月14日
Express5800/i110Ri-1
ディストリビューション Debian 4.0r3
( KERNEL 2.6.18-6-686 )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP
ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。

対象本体モデル

型番 装置名称

N8100-1473Y
Express5800/i110Ri-1
Intel®Celeron® プロセッサー 430 1.80GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 SATA/SAS-DAC
RAID1
N8103-116/N8103-118 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
N8160-74 外付FDD(USB) 1
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) 1
2 SATA/SAS-DAC
RAID5
N8103-117/N8103-118 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
N8160-74 外付FDD(USB) 1
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) 1
3 SATA 増設用 HDD 3
N8160-74 外付FDD(USB) 1
N8160-64 外付DVD-ROM(USB) 1
SATA HDDとSAS HDDは混在できません。
RAID構成時には、同型番のハードディスクを選択して下さい。
オンボードディスクアレイ機能 (LSI Logic Embedded MegaRAID) は使用できません。

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
OSのインストール
(注1)

(注1)

(注1,2)
ディストリビューションのDVD-ROMから起動してインストール。
作成パーティション数 14 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作
(Hotplug対応)
- 運用中にRAID構成のHDDを1つ取外しても、動作。
RAIDドライブの再構築
(Hotplug対応)
- 運用中にDEADのDISKを交換すると、自動で再構築する。
負荷ランニング 12h 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 10 10 繰り返し回数。
(注1)
インストールが、「ソフトウェア選択とインストール 560/560」表示で停止してしまう場合があります。発生した場合、以下の手順で回避しました。
  1. Ctl+Alt+F2でコンソールを切替える
  2. psコマンドで"/usr/bin/perl -w /usr/sbin/dpkg-preconfigure --apt"のプロセスIDを確認しkillする
  3. Ctl+Alt+F1でコンソールを元に戻す
(注2)
この構成では、下記の手順でBIOS設定を変更して動作確認を行いました。インストール後に行うとOSがドライブを認識できず起動できなくなりますので、インストールの前に行ってください。
[変更手順]
POST画面でF2キーを押してBIOSセットアップ画面を表示させ、以下の項目を設定します。
   [Advanced - Peripheral Configuration ]
   SATA native mode option : Compatible
   SATA AHCI : Disabled

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
PS/2 マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート
(注1)
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
標準LANポート二重化 (bonding) bondingドライバを使用し ssh,ftpが動作する。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大メモリ実装 8
(注2)
(GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート
(注3)
設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
(注1)
標準ドライバ(e1000 7.3.20-k2-NAPI)では標準LANポートが認識されないため、LANドライバのアップデートが必要です。intel社サイト または こちら からLANドライバを入手し以下の手順でアップデートしてください。使用したドライバパッケージは e1000-7.6.15.4.tar.gz です。
  1. linux-headers のインストール
    インストールCDメディアをマウントし、次を行う。
    # apt-get install linux-headers-2.6.18-6-686
  2. gcc の設定
    # ln -s /usr/bin/gcc-4.1 /usr/bin/gcc
  3. e1000ドライバソースの展開
    # tar zxvf e1000-7.6.15.4.tar.gz
  4. 以下を実施し、ドライバをmakeする。
    # cd e1000-7.6.15.4/src
    # make clean
    # make install
  5. ドライバの組込み確認
    # modprobe -r e1000
    # modprobe e1000
  6. "lsmod"で組み込みを確認する。
  7. ネットワークの設定を行なう。("/etc/network/interface"の編集)
    例)
    auto lo
    iface lo inet loopback
    auto eth0
    iface eth0 inet static
    address 192.168.0.10
    network 192.168.0.0
    netmask 255.255.255.0
    broadcast 192.168.0.255
    gateway 192.168.0.1
  8. ネットワークの再起動
    # /etc/init.d/networking restart
  9. 以上に問題なければinitrd に組み込む
    例)
    # mkinitramfs -o /boot/initrd.img -2.6.18-6-686
  10. ネットワークで apt-get ができるように設定し、次を実施
    ( atp-get については debian GNU/Linux のドキュメントを参照してください)
    # apt-get update
  11. システムメモリが4GB以上で bigmem カーネルを使用の場合次をおこなう。
    1. カーネルと headers をインストールする。
      # apt-get install linux-image-2.6.18-6-686-bigmem
      # apt-get install linux-headers-2.6.18-6-686-bigmem
    2. bigmemカーネルでシステム再起動後に 4. から 9. を再度行う。
(注2)
4GB以上のメモリを使用する場合は、bigmemカーネルを使用します。 インターネットに接続する設定を行ってから、次のコマンドでネットワークからインストールしてください。(atp-get については debian GNU/Linux のドキュメントを参照してください)
apt-get install linux-image-2.6.18-6-686-bigmem

(注3)
シリアルコンソール出力を行うカーネルパラメータを設定すると、グラフィカルなログイン画面で、キーボードが使用できなくなる場合があります。この問題が発生した場合は、シリアルコンソールからログインし、X window system のプロセスを再起動してください。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ3.5インチSATA
3.5インチSAS
バックアップ装置(注1)
増設LANボード (注1)
外付けストレージ用SCSI/RAIDボード -
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ Version
接続1 N8103-95 増設ボード SCSIコントローラ (U160) aic7xxx 7.0
接続2 N8103-75 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx 3.0
接続3 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx 3.0
接続4 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) - -

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3 接続4
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 5 5 繰り返し回数。

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