Express5800/i110Ra-1h | |
ディストリビューション | Red Hat Enterprise Linux ES3 Update5 ( KERNEL 2.4.21-32.EL ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート |
製品情報 / インストール確認 / HDD増設 / LAN増設 / USB機器 |
■製品情報 | UP |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | 型番 | 機器名称 | 数 |
---|---|---|---|
構成1 (SATA2) |
N8100-1366Y | Express5800/i110Ra-1h ディスクレスモデル Pentium M 1.73GHz | 1 |
N8102-242 | 512MB増設メモリボード | 1 | |
N8150-204A | 増設用80GB HDD (SATA2/300/7200rpm) | 1 | |
N8150-205A | 増設用160GB HDD (SATA2/300/7200rpm) | 1 | |
N8160-64 | 外付け DVD-ROM | 1 | |
構成2 (AACRAID) |
N8100-1368Y | Express5800/i110Ra-1h ディスクレスモデル Pentium M 2GHz | 1 |
N8102-242 | 512MB増設メモリボード | 1 | |
N8150-206A | 増設用250GB HDD (SATA2/300/7200rpm) [RAID1] | 2 | |
N8116-06 | ライザカード | 1 | |
- | Adaptec 2410SA (SATA RAID) | 1 | |
N8160-64 | 外付け DVD-ROM | 1 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | |
---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | ||
OSのインストール | ◎ (注1) |
◎ | CD-ROM からの Boot にてインストール。 |
X Window Systemの動作 | ◎ | ◎ | 1024x768 LCD (注2) |
PS/2 マウス・キーボード | ◎ | ◎ | (注3) |
標準LANポート | ○ | ○ | telnet,ftpの動作を確認。(注4) |
CPUの認識 | ◎ | ◎ | cat /proc/cpuinfo を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | ◎ | cat /proc/meminfo を確認。 |
作成パーティション数 | ◎ | ◎ | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | ◎ | OS起動後に接続して自動認識に問題なし。 ファイルのコピー/比較を確認。 |
外付けDVD-ROMドライブ | ◎ | ◎ | OS起動後に接続して自動認識に問題なし。 ファイルのコピー/比較を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | - | ◎ | 電源断後にRAID構成のHDDを1つ取外しても、起動・動作。 |
RAIDドライブの再構築 | - | ◎ | 電源断後にDEADのDISKを交換し、POSTユーティリティにて再構築後、起動・動作。 |
RAIDユーティリティ(ASM) の動作 | - | ○ | Dead/Rebuild/OK状態の表示(注5) |
負荷ランニング | 48h | 48h | 各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの負荷。 |
再起動 | 10 | 10 | 10回以上 |
シリアル・コンソール | ◎ | ◎ | 設定を行うことで、コンソール出力が表示される。ログインできる。 |
(注1)
インストールに際して、BIOS設定の変更と、以下の設定を行ってください。これによりHDDがDMAモードで動作します(SCSIドライブとして認識されます)。
BIOS設定変更手順インストール時の手順
- 起動時にF1キーで、BIOSセットアップメニューに入る。
- Advancedメニューを開く。
- Integrated Peripherals を選択。
- On Chip IDE Device を選択し、次の設定を行う。
On-Chip Serial ATA : Combined Mode
PATA IDE Mode : Secondaryインストール後の手順
- インストールの初期に「Warning」という表題で「No Hard drive have faund.....」という表示がでた場合、YESを押し、下記の2-4の操作を行います。この表示が出ない場合は、2-4までは実施しません。
- 「Devices」という表題がでたら、Add Device を押します。
- 「Select Device Driver to Load」という表題がでたら、タブ・キーと矢印キーを使って、「Intel PIIX/ICH ATA controllers (ata_piix)」を選択し、OKを押します。
- 「Devices」という表題がでたら、Doneを押します。
- 以降は通常のインストールを実行します。
以上でインストール作業は終了です。
- /etc/modules.confファイルを編集し、次のような行がある場合は削除します。
# alias scsi_hostadapter ahci
また、次のような行がない場合は追加します。
# alias scsi_hostadapter ata_piix- 上で/etc/modules.confを編集した場合、下記のコマンドを順に実施します 編集しなかった場合は必要ありません。
# cd /boot
# mkinitrd -f initrd-2.4.21-32.EL.img 2.4.21-32.EL- システムを再起動します。
(注2) モニタあるいはVGA折り返しコネクタを接続した状態でOSを起動してください 未接続の場合、起動後にモニタを接続しても表示ができないことがあります。
(注3)
この構成では、PS/2 マウス・キーボードを未接続の場合に起動できないことがあります。この問題は、BIOS ver 1.70 にアップデートすることで解決します。 こちら ( U3B10170.EXE 管理No.2217001151 )から入手してください。
(注4)
インストール後にLANドライバをアップデートします。
→intel社WEBから e1000-6.0.60.tar.gz を入手(2006年3月)、ビルド、適用。
(注5)
RAIDボードに添付の CD-ROM から説明書に従いインストールし使用します。
※[参考]ソフトウェアの構成
名称 RHEL3-U5 追加・変更 備考 Kernel kernel 2.4.21-32 - SATAドライバ ata_piix 1.03 - Raidドライバ aacraid 1.1-5[2361] - LANドライバ e100 3.3.6-k2-NAPI - LANドライバ e1000 認識せず 6.0.60 intelサイト最新ver。 RAIDユーティリティ ASM - 2.12 説明書に従う。
■HDD増設 | UP |
型番 | 機器名称 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|
N8150-204A | 増設用80GB HDD(SATA2/300/7200rpm) | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
N8150-205A | 増設用160GB HDD(SATA2/300/7200rpm) | ◎ | |
N8150-206A | 増設用250GB HDD(SATA2/300/7200rpm) | ◎ |
■LAN増設 | UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8104-88 | 100BASE-TX接続ボード(LowPro) | 1 | ○ | telnet,ftpの動作を確認。 |
N8104-115 | 1000BASE-T接続ボード(LowPro) | 1 | ○ |
(注1)
インストール後にLANドライバをアップデートします。
→intel社WEBから e1000-6.0.60.tar.gz を入手(2006年3月)、ビルド、適用。
■USB機器 | UP |
型番 | 機器名称 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
N8460-002 | 外付け FDD | 1 | ◎ | OS起動後に接続して自動認識に問題なし。 ファイルのコピー/比較を確認。 |
N8160-64 | 外付け DVD-ROM | 1 | ◎ |
戻る | UP |
この情報へのご意見をお寄せください。 |
---|