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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2007年5月22日
Express5800/i110Ra-1h
ディストリビューション CentOS 3.6
( KERNEL 2.4.21-37.EL )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
製品情報 / インストール確認 / HDD増設 / メモリ増設 / LAN増設 / USB機器

■製品情報 UP
ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 型番 機器名称
構成1
(SATA2)
N8100-1366Y Express5800/i110Ra-1h ディスクレスモデル Pentium M 1.73GHz 1
N8102-242 512MB増設メモリボード 1
N8150-204A 増設用80GB HDD (SATA2/300/7200rpm) 1
N8150-205A 増設用160GB HDD (SATA2/300/7200rpm) 1
N8160-64 外付け DVD-ROM 1
構成2
(AACRAID)
N8100-1368Y Express5800/i110Ra-1h ディスクレスモデル Pentium M 2GHz 1
N8102-242 512MB増設メモリボード 1
N8150-206A 増設用250GB HDD (SATA2/300/7200rpm) [RAID1] 2
N8116-06 ライザカード 1
- Adaptec 2410SA (SATA RAID) 1
N8160-64 外付け DVD-ROM 1

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
OSのインストール
(注1)
CD-ROM からのBootにてインストール。
X Window Systemの動作 1024x768 LCD (注2)
PS/2 マウス・キーボード
(注3)
 
標準LANポート telnet,ftpの動作を確認。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo を確認。
作成パーティション数 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較を確認。
RAIDドライブの縮退動作 - 電源断後にRAID構成のHDDを1つ取外しても、起動・動作。
RAIDドライブの再構築 - 電源断後にDEADのDISKを交換し、POSTユーティリティにて再構築後、起動・動作。
RAIDユーティリティ(ASM) の動作 - Degrade/Optimal 状態の表示(注4)
負荷ランニング 48h 48h 各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの負荷。
再起動 10 10 繰り返し回数
シリアル・コンソール 設定を行うことで、コンソール出力が表示される。ログインできる。
(注1)
インストールに際して、BIOS設定の変更と、以下の設定を行ってください。これによりHDDがDMAモードで動作します(SCSIドライブとして認識されます)。

BIOS設定変更手順
  1. 起動時にF1キーで、BIOSセットアップメニューに入る。
  2. Advancedメニューを開く。
  3. Integrated Peripherals を選択。
  4. On Chip IDE Device を選択し、次の設定を行う。
    On-Chip Serial ATA : Combined Mode
    PATA IDE Mode : Secondary
インストール時の手順
  1. インストールの初期に「Warning」という表題で「No Hard drive have faund.....」という表示がでた場合、YESを押し、下記の2-4までの操作を行います。この表示が出ない場合は、2-4までは実施しません。
  2. 「Devices」という表題がでたら、Add Device を押します。
  3. 「Select Device Driver to Load」という表題がでたら、タブ・キーと矢印キーを使って、「Intel PIIX/ICH ATA controllers (ata_piix)」を選択し、OKを押します。
  4. 「Devices」という表題がでたら、Doneを押します。
  5. 以降は通常のインストールを実行します。
インストール後の手順
  1. /etc/modules.confファイルを編集し、次のような行がある場合は削除します。
    # alias scsi_hostadapter ahci
    また、次のような行がない場合は追加します。
    # alias scsi_hostadapter ata_piix
  2. 上で/etc/modules.confを編集した場合、下記のコマンドを順に実施します 編集しなかった場合は必要ありません。
    # cd /boot
    # mkinitrd -f initrd-2.4.21-37.EL.img 2.4.21-37.EL
  3. システムを再起動します。
以上でインストール作業は終了です。

(注2)
モニタあるいはVGA折り返しコネクタを接続した状態でOSを起動してください 未接続の場合、起動後にモニタを接続しても表示ができないことがあります。

(注3)
この構成では、PS/2 マウス・キーボードを未接続の場合に起動できないことがあります。この問題は、BIOS ver 1.70 にアップデートすることで解決します。 こちら ( U3B10170.EXE 管理No.2217001151 ) から入手し、適用してください。

(注4)
RAIDボードに添付の CD-ROM から説明書に従いインストールし使用します。

(参考)
ソフトウェアの構成
  名称 CentOS 3.6 追加・変更 備考
Kernel kernel 2.4.21-37.EL -  
SATAドライバ ata_piix 1.03 -  
Raidドライバ aacraid 1.1-5[2361] -  
LANドライバ e100 3.4.8-k2-NAPI -  
LANドライバ e1000 6.0.54-k2-NAPI -  
RAIDユーティリティ ASM - 2.12 説明書に従う。

■HDD増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8150-204A 増設用80GB HDD(SATA2/300/7200rpm) ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-205A 増設用160GB HDD(SATA2/300/7200rpm)
N8150-206A 増設用250GB HDD(SATA2/300/7200rpm)

■メモリ増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8402-242 512MB増設メモリボード 1 cat /proc/meminfo にて計1GBを確認。
N8402-243 1GB増設メモリボード 2 cat /proc/meminfo にて計2GBを確認。

■LAN増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8104-88 100BASE-TX接続ボード(LowPro) 1 telnet,ftpの動作を確認。
N8104-115 1000BASE-T接続ボード(LowPro) 1

■USB機器 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8460-002 外付け FDD 1 OS起動後に接続して自動認識に問題なし。
ファイルのコピー/比較を確認。
N8160-64 外付け DVD-ROM 1
  USB キーボード 1 OS起動後に接続して自動認識に問題なし。
  USB マウス 1

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