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2005年6月20日現在
Express5800/56Xc
ディストリビューション Red Hat Linux9
(KERNEL 2.4.20-8smp)

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
基本構成 / LANボード増設 / HDD増設 / ディスクアレイの動作確認 / 光学ドライブ装置 / サウンド / X Window System表示

 

■基本構成 ↑UP

動作確認の基本構成

構成 機器名称 型番
構成1
(SCSI)


Express5800/56Xc
(Windows XP Professional)
N8000-573  1
Xeon 3.60GHz
N8001-FS91
1
Xeon 3.60GHz
N8001-37
1
512MBBメモリ (DDR400) N8002-108
2
2GBメモリ (DDR400) N8002-110
1
36.3GB HDD(15,000rpm) N8050-160 1
DVD SuperMULTI N8051-FS19 1
ディスクアレイコントローラ (SCSI、RAID=0,1,5) N8103-80 1
Quadro FX 3400 (PCI-Express) N8005-86 1
109型キーボード(W) N8052-FS01 1
マウス (PS2,スクロールマウス) N8052-FS05 1
19型LCD(デジタル接続) N8171-40 1

基本構成の動作

No. 評価項目 結果 コメント
1 OSのインストール CD-ROM Bootにてインストール。
2 HDD ファイルのコピー/比較動作を確認。
3 FDD
4 CDROM
5 標準LAN × telnet,ftpにて動作を確認。(注1)(注2)
6 増設LAN telnet,ftpにて動作を確認。
7 マウス・キーボード 動作を確認
8 CPU HyperThreading/SMP動作を確認
9 Memory /proc/meminfo を確認
10
ランニング試験

24hランニング(NIC、HDD、FDD、ODD試験) 

 

(注1)

・NICの動作

  1. NICはup kernelのみ正常に動作します。
  2. NICはsmp kernelでは動作しません。smp kernelでNICを動作させる場合は増設NICが必要です。
     
  
(注2)up kernelでの標準NICドライバインストール
オンボードLAN(Broadcom5721)のドライバがOSインストール直後は認識しないので、 インストール後にLANドライバ( bcm5700 )を適用します。

・ドライバの入手

  1. BROADCOM社ホームにアクセスします。
  2. 以下のリンクを手繰り、ドライバパッケージ( linux-7.3.5.zip )を入手します。
    Support
    Download Drivers
    → Linux(i386, IA64, and x86-64) 7.3.5
    → Download
  3. ダウンロードしたファイルを展開します。
  4. 展開した中から bcm5700-7.3.5.tar.gz という名のファイルを /tmp にコピーします。
  5. 以下のコマンドを実施します。
    # cd /tmp
    # /etc/init.d/network stop
    # tar zxvf bcm5700-7.3.5.tar.gz
    # cd bcm5700-7.3.5
    # cd src
    # make
    # make install
    # insmod bcm5700
  6. /etc/modules.conf を編集し、以下のように変更します (※Onboard NIC が eth0の場合の例)。
    (変更後)
    alias eth0 bcm5700
  7. IPアドレス等の設定が必要な場合は行ってください。
  8. システムを再起動します。
以上でドライバのインストールは完了です。

■LANボード増設 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード N8104-03 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。

■HDD増設 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設用 36.3GB HDD(15,000rpm) N8050-160 1 ディスクアレイコントローラ[N8103-80] 配下に接続(注2)
5GB以上の単一ファイルファイルのコピー,10,000個のファイル(4GB前後)のコピーで確認。ディスクアレイの動作確認を参照

■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1
RAID0構成の論理ドライブにOSをインストール

Express5800
/56Xc
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-80)
┳ 36.3GB HDD
(N8050-160)
RAID0構成

┗ 36.3GB HDD
(N8050-160)

※  評価時、DACボード FW Rev. は以下のrev.で行っています。

MegaRAID U320 1ch (N8103-80) :1L23


ディスクアレイ構成時のOSインストール

No. 評価項目 結果 コメント
1 OSインストール CD-ROM Boot インストール完了(注1)

(注1)
「N8103-80」ドライバディスク作成、インストール手順

・ドライバディスク作成方法
          
  1. こちらからドライバを入手します。
    ・118JRH9.tgz      (2005.6.20現在)
  2. ダウンロードした"118JRH9.tgz"ファイルを展開します。

  3. 展開されたmega118j/rh90ディレクトリにある"dud-rh90-118j.gz"ファイルを展開します。
    下記ファイルが作成されます
    dud-rh90-118j
  4. 展開したファイルを下記ファイル名にリネームします。
    dd.img
  5. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、ウィンドウズ上のコマンドプロンプトより下記コマンドを実行します。

    D:\>rawrite (注1)

    以下のメッセージに従い、ファイル名を入力します。
    Enter disk image source file name: dd.img [ENTER]

    以下のメッセージに従い、フロッピーディスクドライブ名を入力します。
    Enter terget diskette drive: a [ENTER]

    以下のメッセージに従い、 [ENTER]キーを押すとドライバディスクが作成されます。
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-:

    (注1) rawrite.exe ファイルは Red Hat Linux 9 のインストール CD1 /dosutils に入っています。

以上でドライバディスク作成は完了です。


・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。

  2. インストーラの初期画面が表示されます。 ドライバアップデートモードでインストールするために、boot: と出力されているところで linux dd と入力します。

    boot: linux dd <enter>

  3. 以下のメッセージが表示されますので[Yes]を選択します。

    Do you have a driver disk ?

         [Yes]    [No]

  4. 以下のメッセージが表示されますので、"fd0"を選択し、その後[OK]を選択します。

    You have multiple devices which could serve as sources for a driver disk.
    Which would you like to use?

       fd0
       hdc

         [OK]    [Cancel]

  5. 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。

    Insert your driver disk into /dev/fd0 and press "OK" to continue.

         [OK]    [Cancel]

  6. 以下メッセージが表示されますので、[NO]を選択します。

    Do you wish to load any more driver disks?

         [Yes]    [No]

    この表示から後は通常のインストール画面になります。

  7. インストール終了後、マシンを再起動します。

  8. 起動後、ドライバの確認を行います。

    "dmesg"コマンドを実行します。

    #dmesg | less

    以下の表示でドライババージョンが v1.18j であることを確認します。

    megaraid 1.18j (Release Date: Mon Jul 7 14:39:55 EDT 2003)

以上でドライバのインストールは完了です。


RAIDボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
1 パーティション作成 /、/boot,/home.home2,/home3のパーティションを確保し、動作した。

■光学ドライブ装置 ↑UP

No. 媒体の種類 結果 評価概要
1 CD-ROM
CD-ROMからのデータのコピー。

■サウンド ↑UP

No. 機能 結果 評価概要
1 装置内蔵スピーカの動作確認
X Multimedia Systemで音楽ファイルを再生して確認
2
Line-Outの動作確認

X Multimedia Systemで音楽ファイルを再生して確認
3
ミキサーの動作確認

ボリュームコントロールにて音量調整/消音が可能か確認。

■X Window System表示 ↑UP

ディストリビューション標準ドライバでの解像度、色数の表示確認結果  
解像度 1677万色(数百万の色) 65536色(数千の色) 256色
640×480
800×600
1024×768
1280×1024

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