2005年6月30日現在
グラフィックスアクセラレータ動作確認

ディストリビューション

Red Hat Enterprise Linux WS 4


グラフィックスアクセラレータの動作確認を行うために、Red Hat Enterprise Linux WS 4のインストール後に、ドライバ集のサイトより入手したディスプレイドライバを利用し、評価を実施しました。
 

HW構成 / SW構成 / 設定方法 / 確認項目 

■HW構成

動作確認したHW構成

構成No 装置 グラフィックアクセラレータ
1 Express5800/53Xb Quadro FX 330 (N8005-83)


■SW構成

動作確認に適用したドライバ（NVIDIA-Linux-x86-1.0-7667-pkg1.run）はドライバ集のサイトここより入手できます。
ドライバ名Versionパッケージ名
Display Driver 1.0-7667 NVIDIA-Linux-x86-1.0-7667-pkg1.run

■設定方法

詳細は以下を参照してください。

  1. ドライバ集のサイト(上記)よりドライバを入手します。
    - nVIDIAドライバ: NVIDIA-Linux-x86-1.0-7667-pkg1.run

  2. rootアカウントでテキストモードでログインし、カーネルバージョンを確認する。
    # uname -r

  3. ドライバ集のサイトよりダウンロードしたドライバのインストールを始めます。
    # sh ./NVIDIA-Linux-x86-1.0-7667-pkg1.run　--kernel-name=2.6.9-5.ELsmp

    　 ※｢--kernel-name=｣のあとの2.6.9-5.ELsmpはuname -rコマンドで確認したカーネルバージョンを指定します。

  4. ドライバインストールのメッセージに従って、インストールを行います。

    (手順例)
    1. Please read the following LICENSE and then select either "Accept" to accept the license and continue with the installation, or select "Do Not Accept" to abort the installation.
      →Accept

    2. Installation of the NVIDIA Accelerated Graphics Driver for Linux-x86 (version: 1.0-7667) is now complete. Please update your XF86Config or xorg.conf file as appropriate; see the file /usr/share/doc/NVIDIA_GLX-1.0/README.txt file details.
      →OK

  5. /etc/X11/XF86Configファイルを修正します。
    ・"Section Module"内のLoad "dri"の先頭に#を追加してコメントアウトします。
    ・"Section Device"内のDriver "vesa"を Driver "nvidia"に修正します。

  6. X Window Systemを実行して、nvidia ドライバがロードしているか確認します。
    # lsmod

以上の設定で、nVIDIAディスプレイドライバが有効になります。

■確認項目

・SPECviewperf 8.1(注1)での性能測定結果：1280×1024,1677万色(数百万の色)

テスト項目 測定結果(単位：Mean)
Quadro FX 330 (N8005-83)
53Xb
3dsmax-03 3.722
catia-01 6.588
ensight-01 4.476
light-07 11.38
maya-01 17.23
proe-03 10.42
sw-01 4.341
ugs-04 4.766
＃値が大きいほど性能が高い

(注1)
SPECviewperf 8.1の詳細はこちらをご参照ください。

・glxgearsコマンドでの性能測定結果：1280×1024,1677万色(数百万の色)

測定結果(単位：FPS)
Quadro FX 330 (N8005-83)
53Xb
1599

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