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2003年12月18日現在
Express5800/51Lb
ディストリビューション Red Hat Linux 7.3
(KERNEL 2.4.20-24.7)

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。


記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
インストール評価 / LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置 / 光学ドライブ装置 / サウンド

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/51Lb N8000-502
N8000-506
1 CD-ROM Bootにてインストール(注1)(注2)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識(注3)、動作を確認。
2 IDE 120GB HDD N8050-168 1
3 組込CPU (Pentium4 3.06GHz) N8001-FS66 1
4 組込CPU (Celeron 2.40GHz) N8001-FS80 1

(注1)
RH7.3の標準カーネルでは、IDEコントローラのDMAが有効にならないため、 Red Hat社よりダウンロードしたカーネルパッケージ( 2.4.20-24.7 )を使用しました。

・カーネルのアップデート方法

  1. Red Hat社サイトの「Red Hat Linux 7.3 エラータ」(2003.12.18 現在) より下記の kernel アップデート物件を入手し、/tmp ディレクトリにコピーしてください。
    日付Advisory 名称必要ファイル名
    2003-05-14RHSA-2002-206Jmodutils-2.4.18-3.7x.i386.rpm
    2003-12-01RHSA-2003-392Jkernel-2.4.20-24.7.i686.rpm
    2003-12-01RHSA-2003-392Jkernel-2.4.20-24.7.src.rpm
  2. /tmp ディレクトリに移動し、次のコマンドにて、アップデートを実施します。
    # rpm -Fvh modutils-2.4.18-3.7x.i386.rpm
    # rpm -Fvh kernel-2.4.20-24.7.i686.rpm
    # rpm -Fvh kernel-2.4.20-24.7.src.rpm

  3. テキストエディタで/etc/modules.conf を編集し、次の行の先頭に「#」文字を挿入し、 コメントアウトします。
    # alias usb-controller1 ehci-hcd

  4. システムを再起動します。
以上でカーネルのアップデートは完了です。

(注2)
X Window System を使用するには、下記の手順にてドライバのアップデートを行ってください。

・ドライバのインストール方法

  1. システムにrootでログインします。
  2. Intel社のサイト(2003.12.08 現在) より対応ドライバ (ファイル名: i830-20030120-i386-linux.tar.gz) をダウンロードし、 /tmp ディレクトリにコピーしてください。
  3. /tmp ディレクトリに移動し、次を実施します。
    # tar zxvf i830-20030120-i386-linux.tar.gz
    # cd dripkg
    # ./install.sh

  4. 質問に従ってインストールを行います。
以上でドライバのインストールは終了です。

・X serverの設定方法

  1. システムにrootでログインします。
  2. 次を実行します
    # kon
    # Xconfigurator

  3. 質問に従い設定しますが、要点は次です
    ・「カードを選択してください」 Intel 830 を選択
    ・「MonitorProbe」 お使いのモニタに合わせて設定してください。
    ・「画面の設定」 検出を行わない を選んでください。
    →16MB→Clockchipを設定しない→ビデオモードは環境に合わせて設定します。
  4. Xconfiguratorが終了してコンソールに戻ったら、「exit」にてkon を終了します。
  5. startx などにて X Window System を起動します。
以上で、X serverの設定は終了です。

(注3)
標準の Ethernet ドライバ ( eepro100 ) が正常に動作しない場合がある為、 インストール後に e100 ドライバに置き換えます。

・Ethernet ドライバ置き換え

  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
以上で、Ethernet ドライバ置き換えは完了です。

■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード N8104-111 1 telnetにて正常に動作することを確認。

■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 IDE 40GB HDD N8050-180 1 オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
2 IDE 80GB HDD N8050-181 1 オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
3 IDE 120GB HDD N8050-168 1 オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 外付けDATを接続し正常に動作することを確認 (注1)
2 外付けDAT N8560-22 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。

(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. #modprobe a100u2w
  3. #lsmod

  4. 上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされているかを確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。

■光学ドライブ装置 ↑UP

No. 機能 結果 評価概要
1 DVD-ROM DVD-ROMからの、4GByte程度のデータの読み込み。
3 CD-R cdrecord コマンドによる、isoイメージのブランクCD-Rメディアへの書き込み。
2 CD-RW cdrecord コマンドによる、CD-RWメディアのデータ消去と、 isoイメージのブランクCD-RWメディアへの書き込み。

■サウンド ↑UP

No. 機能 結果 評価概要
1 音楽CDの再生 GNOMEデスクトップで grip 使用。
2 音楽CDからのRIPとエンコード GNOMEデスクトップで grip にて cdparanoia と oggenc 使用。
3 音声ファイルの再生 play にて、wave, ogg 形式を再生。
4 Line入力/音楽CDの録音 GNOMEデスクトップで grecord 使用。
5 ミキサー(ボリューム/消音) GNOMEデスクトップで gmix 使用。

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