Express5800/51Lb | |
ディストリビューション | Red Hat Linux 7.3
(KERNEL 2.4.20-24.7) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 |
インストール評価 / LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置 / 光学ドライブ装置 / サウンド |
■インストール評価 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | Express5800/51Lb | N8000-502 N8000-506 |
1 | ○ | CD-ROM Bootにてインストール(注1)(注2) キーボード認識、動作を確認。 マウス認識、動作を確認。 内蔵LAN認識(注3)、動作を確認。 |
2 | IDE 120GB HDD | N8050-168 | 1 | ||
3 | 組込CPU (Pentium4 3.06GHz) | N8001-FS66 | 1 | ||
4 | 組込CPU (Celeron 2.40GHz) | N8001-FS80 | 1 |
(注1)
RH7.3の標準カーネルでは、IDEコントローラのDMAが有効にならないため、 Red Hat社よりダウンロードしたカーネルパッケージ( 2.4.20-24.7 )を使用しました。・カーネルのアップデート方法
以上でカーネルのアップデートは完了です。
- Red Hat社サイトの「Red Hat Linux 7.3 エラータ」(2003.12.18 現在) より下記の kernel アップデート物件を入手し、/tmp ディレクトリにコピーしてください。
日付 Advisory 名称 必要ファイル名 2003-05-14 RHSA-2002-206J modutils-2.4.18-3.7x.i386.rpm 2003-12-01 RHSA-2003-392J kernel-2.4.20-24.7.i686.rpm 2003-12-01 RHSA-2003-392J kernel-2.4.20-24.7.src.rpm - /tmp ディレクトリに移動し、次のコマンドにて、アップデートを実施します。
# rpm -Fvh modutils-2.4.18-3.7x.i386.rpm
# rpm -Fvh kernel-2.4.20-24.7.i686.rpm
# rpm -Fvh kernel-2.4.20-24.7.src.rpm
- テキストエディタで/etc/modules.conf を編集し、次の行の先頭に「#」文字を挿入し、 コメントアウトします。
# alias usb-controller1 ehci-hcd
- システムを再起動します。
(注2)
X Window System を使用するには、下記の手順にてドライバのアップデートを行ってください。・ドライバのインストール方法
以上でドライバのインストールは終了です。
- システムにrootでログインします。
- Intel社のサイト(2003.12.08 現在) より対応ドライバ (ファイル名: i830-20030120-i386-linux.tar.gz) をダウンロードし、 /tmp ディレクトリにコピーしてください。
- /tmp ディレクトリに移動し、次を実施します。
# tar zxvf i830-20030120-i386-linux.tar.gz
# cd dripkg
# ./install.sh- 質問に従ってインストールを行います。
・X serverの設定方法
以上で、X serverの設定は終了です。
- システムにrootでログインします。
- 次を実行します
# kon
# Xconfigurator
- 質問に従い設定しますが、要点は次です
・「カードを選択してください」 Intel 830 を選択
・「MonitorProbe」 お使いのモニタに合わせて設定してください。
・「画面の設定」 検出を行わない を選んでください。
→16MB→Clockchipを設定しない→ビデオモードは環境に合わせて設定します。- Xconfiguratorが終了してコンソールに戻ったら、「exit」にてkon を終了します。
- startx などにて X Window System を起動します。
(注3)
標準の Ethernet ドライバ ( eepro100 ) が正常に動作しない場合がある為、 インストール後に e100 ドライバに置き換えます。・Ethernet ドライバ置き換え
以上で、Ethernet ドライバ置き換えは完了です。
- インストール後、システムを起動します。
- /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
- (変更前) alias eth0 eepro100
- (変更後) alias eth0 e100
- システムを再起動します。
- 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
■LANボード | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 100BASE-TX接続ボード | N8104-111 | 1 | ○ | telnetにて正常に動作することを確認。 |
■HDD | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | IDE 40GB HDD | N8050-180 | 1 | ○ | オンボードIDE配下に接続 約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認 |
2 | IDE 80GB HDD | N8050-181 | 1 | ○ | オンボードIDE配下に接続 約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認 |
3 | IDE 120GB HDD | N8050-168 | 1 | ○ | オンボードIDE配下に接続 約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認 |
■バックアップ装置 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | SCSIコントローラ | N8103-65 | 1 | ○ | 外付けDATを接続し正常に動作することを確認 (注1) |
2 | 外付けDAT | N8560-22 | 1 | ○ | SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。 約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。 |
- (注1)
- OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。
・ドライバのロード方法
- システム起動後以下のコマンドを実行します。
- #modprobe a100u2w
- #lsmod
上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされているかを確認します。
・再起動後、自動でドライバをロードする方法
- /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。
■光学ドライブ装置 | ![]() |
No. | 機能 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|
1 | DVD-ROM | ○ | DVD-ROMからの、4GByte程度のデータの読み込み。 |
3 | CD-R | ○ | cdrecord コマンドによる、isoイメージのブランクCD-Rメディアへの書き込み。 |
2 | CD-RW | ○ | cdrecord コマンドによる、CD-RWメディアのデータ消去と、 isoイメージのブランクCD-RWメディアへの書き込み。 |
■サウンド | ![]() |
No. | 機能 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|
1 | 音楽CDの再生 | ○ | GNOMEデスクトップで grip 使用。 |
2 | 音楽CDからのRIPとエンコード | ○ | GNOMEデスクトップで grip にて cdparanoia と oggenc 使用。 |
3 | 音声ファイルの再生 | ○ | play にて、wave, ogg 形式を再生。 |
4 | Line入力/音楽CDの録音 | ○ | GNOMEデスクトップで grecord 使用。 |
5 | ミキサー(ボリューム/消音) | ○ | GNOMEデスクトップで gmix 使用。 |
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