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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2012年5月11日
Express5800/S70 タイプSR
ディストリビューション Ubuntu 10.04 LTS (32-bit)
( KERNEL 2.6.32-21 )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / グラフィック・サウンドデバイス

■製品情報 UP
ハードウェア製品情報はこちらを参照してください。

対象本体モデル

型番 装置名称
NP8100-9021PS06 Express5800/S70
Intel®Pentium® G6950 (2C/2T) 2.80GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 SATA 内蔵ハードディスクドライブ 1

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1
OSのインストール ディストリビューションの光ディスクメディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
負荷ランニング 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10 繰り返し回数。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1280x1024、色数 24bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート
(注1)
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大メモリ実装 8 (GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
(注1)
起動時にまれにリンクアップに失敗する場合があります。LANドライバのアップデートにてこれを回避できます。 intel社サイト または こちら からLANドライバを入手し以下の手順でアップデートしてください。使用したドライバパッケージは e1000e-1.1.19.tar.gz です。
  1. 開発環境がインストールされていない場合はしてください。
  2. 以下を順に実施し、ドライバを作成しインストールする。
    # tar zxvf e1000e-1.1.19.tar.gz
    # cd e1000e-1.1.19/src
    # make clean
    # make install
  3. ドライバのロード
    # modprobe -r e1000e
    # modprobe e1000e
  4. ネットワークの再起動
    # /etc/init.d/networking restart
  5. 以上に問題なければinitrd に組み込む。
    例) # mkinitramfs -o /boot/initrd.img-2.6.32-21-generic

■グラフィック・サウンドデバイス UP

機器名称結果評価項目
標準のサウンドデバイスが使用できること
N8171-48 19型液晶ディスプレイ 解像度1280x1024の表示
N8171-47 22型ワイド液晶ディスプレイ 解像度1680x1050の表示
デュアルディスプレイの表示(解像度1280x1024のモニタ2台)
内蔵サウンドデバイス×(注1)
内蔵GA (G6950内蔵GMA)◎(注2)
N8005-100 (nVidia Quadro FX3800)○(注3)
N8005-102 (nVidia Quadro NVS450)×(注4)
N8005-98 (nVidia Quadro FX1800)
N8005-99 (nVidia Quadro FX580)
(注1)
デスクトップ環境のユーティリティにてサウンドデバイスが発見できません。

(注2)
syslog に次のようなメッセージが記録されます。
[drm] MTRR allocation failed. Graphics performance may suffer.

(注3)
GAドライバのアップデートを行います。nVIDIAサイト から GAドライバを入手し以下の手順でアップデートしてください。 使用したドライバパッケージは 32bit 版 NVIDIA-Linux-x86-256.53.run です。
  1. root アカウントのpasswd を設定する。以降 root アカウントで loginする。
    $ sudo passwd
  2. /etc/default/grub を編集して、パラメータ「text」を追記する。
    GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
    を GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash text" と修正
  3. 上記を反映する。
    # update-grub
  4. システム再起動する。text modeで起動するので loginする。
  5. 次を実施する。(詳細はnVIDIAのドキュメントを参照)
    32bit 版の場合: sh NVIDIA-Linux-x86-256.53.run
  6. インストーラが起動するが、Nouveau ドライバが動作しているため、次を実施。インストールは完了しません。次回起動時からNouveauドライバが無効になります。 →Error: The Nouveau kernel driver is currently inuse by your system....[OK]
    →...Would you like nvidia-installer to attempt to create this modprobe file for you? [YES]
    →...[OK]
    →Error: Installation has failed...[OK]
  7. システムを再起動します。
  8. 再度次を実施し、nvidia ドライバのインストールと設定を完了する。
    32bit 版の場合: sh NVIDIA-Linux-x86-256.53.run
  9. grub の設定をもとに戻す。
    /etc/default/grub を編集してパラメータ 「text」を削除し、次を実施。
    # update-grub
  10. システム再起動します。
  11. 画面の設定は、デスクトップ環境標準のユーティリティで行わず、nvidia-settings コマンドにて行ってください。
(注4)
グラフィカルインストールができません。

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