Express5800/R120b-2 | |
ディストリビューション | Debian GNU/Linux 5.0.5(x86/AMD64) ( KERNEL 2.6.26-2 ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作 |
■製品情報 | UP |
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8100-1644 N8100-1645 N8100-1646 N8100-1647 N8100-1648 N8100-1649 |
Express5800/R120b-2 (2.5型ドライブモデル) インテル® Xeon® プロセッサー E5506 (2.13GHz,4C/4T ) インテル® Xeon® プロセッサー E5620 (2.40GHz,4C/8T ) インテル® Xeon® プロセッサー E5640 (2.66GHz,4C/8T ) インテル® Xeon® プロセッサー L5640 (2.26GHz,6C/12T) インテル® Xeon® プロセッサー X5670 (2.93GHz,6C/12T) インテル® Xeon® プロセッサー X5680 (3.33GHz,6C/12T) |
N8100-1650 N8100-1651 N8100-1652 N8100-1653 |
Express5800/R120b-2 (3.5型ドライブモデル) インテル® Xeon® プロセッサー E5503 (2GHz ,2C/2T ) インテル® Xeon® プロセッサー E5506 (2.13GHz,4C/4T ) インテル® Xeon® プロセッサー E5620 (2.40GHz,4C/8T ) インテル® Xeon® プロセッサー E5640 (2.66GHz,4C/8T ) |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 | 数 |
---|---|---|---|
1 | 2.5型 SATA/SAS RAID1 |
N8103-129 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/10) | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 | ||
2 | 2.5型 SATA/SAS RAID5 |
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) | 1 |
増設用 HDD (RAID5) | 3 | ||
3 | 2.5型 SATA/SAS RAID6 |
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) | 1 |
増設用 HDD (RAID6) | 4 | ||
4 | 3.5型 SATA RAID1 |
N8103-129 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/10) | 1 |
増設用 HDD (RAID1) | 2 | ||
5 | 3.5型 SATA RAID5 |
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) | 1 |
増設用 HDD (RAID5) | 3 | ||
6 | 3.5型 SATA RAID6 |
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) | 1 |
増設用 HDD (RAID6) | 4 | ||
7 | 2.5/3.5型 SATA 単体接続 |
増設用 HDD | 3 |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||
---|---|---|---|---|
構成1,2,3 | 構成4,5,6 | 構成7 | ||
OSのインストール | ◎ (注1) |
◎ (注1) |
◎ (注1) |
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 14 (注2) |
14 (注2) |
14 (注2) |
ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | ◎ | ◎ | − | Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。 |
RAIDドライブの再構築 | ◎ | ◎ | − | Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。 |
負荷ランニング | 12h | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 (注3) |
10 (注3) |
10 (注3) |
繰り返し回数。 |
(注1)
x86(32bit)版の場合、CPUを正常に認識させるため bigmemカーネルを適用してください。適用方法は次項「共通動作確認」を参照してください。
(注2)
インストール時に10個程度以上パーティションを作成するとドライブのフォーマット途中で先に進まなくなる場合があります。インストール時は最小限を設定し、インストール後に残りを作成するようにしてください。
(注3)
外付USB-FDDを接続した状態ではまれに起動できないことがあります。
■共通動作確認 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
X Window System の動作 | ◎ | 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。 インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。 |
マウス・キーボード | ◎ | X Window System における動作を確認。 |
標準LANポート | ◎ (注1) |
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 |
CPUの認識 | ◎ (注2) |
cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ | cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
最大メモリ実装 | 96 (注3) |
(GB) 物理メモリ総容量 |
光ディスクドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | |
シリアル・ポート | ◎ (注4) |
設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 |
EXPRESSSCOPEエンジン2 リモートKVM/リモートメディア |
◎ (注5) |
※ご利用には、N8115-03「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。 リモートKVMでの解像度 1024x768、色数 16bit の表示 リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用 リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール |
(注1)
まれに、オプションLANポートのlinkup に失敗する現象が確認されているため、ドライバのアップデートが必要です。intel社サイト または こちら からLANドライバを入手し以下の手順でアップデートしてください。使用したドライバパッケージは e1000e-1.2.10.tar.gz です。(注2)
- linux-headers のインストール
インストールCDメディアをマウントし、次を行う。
# apt-get install linux-headers-2.6.18-6-686- gcc の設定
# ln -s /usr/bin/gcc-4.1 /usr/bin/gcc- e1000eドライバソースの展開
# tar zxvf e1000e-1.2.10.tar.gz- 以下を実施し、ドライバをmakeする。
# cd e1000e-1.2.10/src
# make clean
# make install- ドライバの組込み確認
# modprobe -r e1000e
# modprobe e1000e- "lsmod"で組み込みを確認する。
- ネットワークの設定を行なう。("/etc/network/interface"の編集)
例)
auto lo
iface lo inet loopback
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.0.10
network 192.168.0.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.0.1- ネットワークの再起動
# /etc/init.d/networking restart- 以上に問題なければinitrd に組み込む
例)
# mkinitramfs -o /boot/initrd.img -2.6.18-6-686- ネットワークで apt-get ができるように設定し、次を実施
( atp-get については Debian GNU/Linux のドキュメントを参照してください)
# apt-get update- システムメモリが4GB以上で bigmem カーネルを使用の場合次をおこなう。
- カーネルと headers をインストールする。
# apt-get install linux-image-2.6.18-6-686-bigmem
# apt-get install linux-headers-2.6.18-6-686-bigmem- bigmemカーネルでシステム再起動後に 4. から 9. を再度行う。
x86(32bit)版の場合、CPUを正常に認識させるため bigmemカーネルを適用してください。
(注3)
x86版で 4GB以上のメモリを使用する場合は、bigmemカーネルを使用します。x86版では、16GBまでの動作確認を行っています。
(注4)
シリアルコンソール出力を行うカーネルパラメータを設定すると、グラフィカルなログイン画面で、キーボードが使用できなくなる場合があります。この問題が発生した場合は、シリアルコンソールからログインし、X Window System のプロセスを再起動してください。
(注5)
このOSでは、リモートKVMを利用した Textモードでのインストール時の表示に不具合があるため、Graphicalモードでのインストールを指定してください。
■ハードウェア増設 | UP |
機器名称 | 結果 | |
---|---|---|
ハードディスクドライブ | 2.5型SAS | ◎ |
2.5型SATA | ◎ | |
2.5型SSD | ◎ | |
3.5型SATA | ◎ | |
バックアップ装置 | (注1) | |
増設LANボード | (注1) |
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。
■バックアップ動作 | UP |
■ハードウェア構成
接続 | 型番 | 機器名称 | ドライバ |
---|---|---|---|
接続1 | N8103-95 | 増設ボード SCSIコントローラ (U160) | aic7xxx |
接続2 | N8103-75 | 増設ボード SCSIコントローラ (U320) | aic79xx |
接続3 | N8103-107 | 増設ボード SCSIコントローラ (U320) | aic79xx |
接続4 | - | オンボード USBコントローラ (USB2.0) | - |
接続5 | N8103-104A | 増設ボード SASコントローラ (PCIe x8) | mptsas |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
接続1 | 接続2 | 接続3 | 接続4 | 接続5 | ||
バックアップ、リストア | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | tar コマンドの簡易動作。 |
再起動 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 繰り返し回数。 |
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