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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2011年9月13日
Express5800/R120b-2
ディストリビューション Debian GNU/Linux 5.0.5(x86/AMD64)
( KERNEL 2.6.26-2 )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP

型番 装置名称

N8100-1644
N8100-1645
N8100-1646
N8100-1647
N8100-1648
N8100-1649
Express5800/R120b-2 (2.5型ドライブモデル)
インテル® Xeon® プロセッサー E5506 (2.13GHz,4C/4T )
インテル® Xeon® プロセッサー E5620 (2.40GHz,4C/8T )
インテル® Xeon® プロセッサー E5640 (2.66GHz,4C/8T )
インテル® Xeon® プロセッサー L5640 (2.26GHz,6C/12T)
インテル® Xeon® プロセッサー X5670 (2.93GHz,6C/12T)
インテル® Xeon® プロセッサー X5680 (3.33GHz,6C/12T)

N8100-1650
N8100-1651
N8100-1652
N8100-1653
Express5800/R120b-2 (3.5型ドライブモデル)
インテル® Xeon® プロセッサー E5503 (2GHz ,2C/2T )
インテル® Xeon® プロセッサー E5506 (2.13GHz,4C/4T )
インテル® Xeon® プロセッサー E5620 (2.40GHz,4C/8T )
インテル® Xeon® プロセッサー E5640 (2.66GHz,4C/8T )

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 2.5型 SATA/SAS
RAID1
N8103-129 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/10) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
2 2.5型 SATA/SAS
RAID5
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
3 2.5型 SATA/SAS
RAID6
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) 1
増設用 HDD (RAID6) 4
4 3.5型 SATA
RAID1
N8103-129 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/10) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
5 3.5型 SATA
RAID5
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
6 3.5型 SATA
RAID6
N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) 1
増設用 HDD (RAID6) 4
7 2.5/3.5型 SATA
単体接続
増設用 HDD 3

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2,3 構成4,5,6 構成7
OSのインストール
(注1)

(注1)

(注1)
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14
(注2)
14
(注2)
14
(注2)
ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作 Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。
RAIDドライブの再構築 Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。
負荷ランニング 12h 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10
(注3)
10
(注3)
10
(注3)
繰り返し回数。
(注1)
x86(32bit)版の場合、CPUを正常に認識させるため bigmemカーネルを適用してください。適用方法は次項「共通動作確認」を参照してください。

(注2)
インストール時に10個程度以上パーティションを作成するとドライブのフォーマット途中で先に進まなくなる場合があります。インストール時は最小限を設定し、インストール後に残りを作成するようにしてください。

(注3)
外付USB-FDDを接続した状態ではまれに起動できないことがあります。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート
(注1)
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
CPUの認識
(注2)
cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大メモリ実装 96
(注3)
(GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート
(注4)
設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
EXPRESSSCOPEエンジン2
リモートKVM/リモートメディア

(注5)
ご利用には、N8115-03「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。
リモートKVMでの解像度 1024x768、色数 16bit の表示
リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用
リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール
(注1)
まれに、オプションLANポートのlinkup に失敗する現象が確認されているため、ドライバのアップデートが必要です。intel社サイト または こちら からLANドライバを入手し以下の手順でアップデートしてください。使用したドライバパッケージは e1000e-1.2.10.tar.gz です。
  1. linux-headers のインストール
    インストールCDメディアをマウントし、次を行う。
    # apt-get install linux-headers-2.6.18-6-686
  2. gcc の設定
    # ln -s /usr/bin/gcc-4.1 /usr/bin/gcc
  3. e1000eドライバソースの展開
    # tar zxvf e1000e-1.2.10.tar.gz
  4. 以下を実施し、ドライバをmakeする。
    # cd e1000e-1.2.10/src
    # make clean
    # make install
  5. ドライバの組込み確認
    # modprobe -r e1000e
    # modprobe e1000e
  6. "lsmod"で組み込みを確認する。
  7. ネットワークの設定を行なう。("/etc/network/interface"の編集)
    例)
    auto lo
    iface lo inet loopback
    auto eth0
    iface eth0 inet static
    address 192.168.0.10
    network 192.168.0.0
    netmask 255.255.255.0
    broadcast 192.168.0.255
    gateway 192.168.0.1
  8. ネットワークの再起動
    # /etc/init.d/networking restart
  9. 以上に問題なければinitrd に組み込む
    例)
    # mkinitramfs -o /boot/initrd.img -2.6.18-6-686
  10. ネットワークで apt-get ができるように設定し、次を実施
    ( atp-get については Debian GNU/Linux のドキュメントを参照してください)
    # apt-get update
  11. システムメモリが4GB以上で bigmem カーネルを使用の場合次をおこなう。
    1. カーネルと headers をインストールする。
      # apt-get install linux-image-2.6.18-6-686-bigmem
      # apt-get install linux-headers-2.6.18-6-686-bigmem
    2. bigmemカーネルでシステム再起動後に 4. から 9. を再度行う。
(注2)
x86(32bit)版の場合、CPUを正常に認識させるため bigmemカーネルを適用してください。

(注3)
x86版で 4GB以上のメモリを使用する場合は、bigmemカーネルを使用します。x86版では、16GBまでの動作確認を行っています。

(注4)
シリアルコンソール出力を行うカーネルパラメータを設定すると、グラフィカルなログイン画面で、キーボードが使用できなくなる場合があります。この問題が発生した場合は、シリアルコンソールからログインし、X Window System のプロセスを再起動してください。

(注5)
このOSでは、リモートKVMを利用した Textモードでのインストール時の表示に不具合があるため、Graphicalモードでのインストールを指定してください。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ 2.5型SAS
2.5型SATA
2.5型SSD
3.5型SATA
バックアップ装置 (注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ
接続1 N8103-95 増設ボード SCSIコントローラ (U160) aic7xxx
接続2 N8103-75 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続3 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続4 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) -
接続5 N8103-104A 増設ボード SASコントローラ (PCIe x8) mptsas

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3 接続4 接続5
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 5 5 5 繰り返し回数。

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