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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2009年11月25日
Express5800/R120a-1
ディストリビューション Debian 5.0.1 (x86/AMD64)
( KERNEL 2.6.26-2-686 )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP

型番 装置名称

N8100-1511
N8100-1512
N8100-1513
N8100-1514
N8100-1515
Express5800/R120a-1 2.5インチディスクモデル (ディスクレスモデル)
デュアルコア Intel®Xeon®プロセッサー E5502 1.86 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー E5504 2 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー E5520 2.26 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー X5550 2.66 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー X5570 2.93 GHz

N8100-1516
N8100-1517
N8100-1518
N8100-1519
N8100-1520
Express5800/R120a-1 3.5インチディスクモデル (ディスクレスモデル)
デュアルコア Intel®Xeon®プロセッサー E5502 1.86 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー E5504 2 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー E5520 2.26 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー X5550 2.66 GHz
クアッドコア Intel®Xeon®プロセッサー X5570 2.93 GHz

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 2.5インチ ディスクモデル
SAS-DAC
RAID1
標準搭載 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用)
( N8103-118A と置き換え可 )
1
増設用 HDD (RAID1) 2
2 3.5インチ ディスクモデル
SATA/SAS-DAC
RAID1
N8103-116A/N8103-118A ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID1) 2
3 2.5インチ ディスクモデル
SAS-DAC
RAID5
標準搭載 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用)
N8103-119 RAIDアップグレードキット
( N8103-118A と置き換え可 )
1
増設用 HDD (RAID5) 3
4 3.5インチ ディスクモデル
SATA/SAS-DAC
RAID5
N8103-117A/N8103-118A ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用) 1
増設用 HDD (RAID5) 3
5 2.5インチ ディスクモデル
SAS-DAC
RAID6
標準搭載 ディスクアレイコントローラ (内蔵SATA/SAS HDD用)
N8103-119 RAIDアップグレードキット
( N8103-118A と置き換え可 )
1
増設用 HDD (RAID6) 4
6 3.5インチ ディスクモデル
SATA
増設用 HDD 3

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2 構成3,4 構成5 構成6
OSのインストール
(注1,2)

(注1,2)

(注1,2)
ディストリビューションの DVD メディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14 14 14 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
RAIDドライブの縮退動作 Hotplug対応の場合は、運用中にRAID構成のHDDを1つ取外す。
RAIDドライブの再構築 Hotplug対応の場合は、運用中にHDDを交換し自動で再構築すること。
負荷ランニング 12h 12h 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10
(注3)
10
(注3)
10
(注3)
10
(注3)
繰り返し回数。
(注1)
外付けFDD(USB接続)は取り外した状態でインストールを行ってください。 接続した状態で行うと、インストール後にドライブ認識順が変り起動しません。

(注2)
x86版で Intel®Xeon®プロセッサー E5520, X5550, X5570 搭載装置 ( N8100-1503, N8100-1504, N8100-1505, N8100-1508, N8100-1509, N8100-1510 ) の場合、CPUを正常に認識するために bigmemカーネルを使用します。「共通動作確認」(注2)LANドライバ導入の過程でインストールします。

(注3)
このOS/バージョンでは、構成などの条件により、まれにシャットダウン処理の後にハングアップする場合があります。
次のBIOS設定にてこれを回避できます。BIOS SETUPを起動し「Advanced」メニューから「Advanced Chipset Control」サブメニューを選択します。 ここで、「Multimedia Timer」を Disabled に設定してください。

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作
(注1)
解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
PS/2 マウス・キーボード X Window System における動作を確認。
標準LANポート
(注2)
sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
CPUの認識
(注3)
cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
最大CPU実装 2 (個) 物理CPU個数
最大メモリ実装 96
(注4)
(GB) 物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
フロッピードライブ
シリアル・ポート
(注5)
設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
(注1)
使用するディスプレイにより画面が表示されない場合があります。その場合は以下の設定を行なってください。
  1. CTRL+Alt+F2でコンソールを切り替える。
  2. /etc/X11/xorg.conf を編集する。
    # vi /etc/X11/xorg.conf
  3. /etc/X11/xorg.conf に解像度を設定する。(以下は一例)
     :
    Section "Device"
        Identifier "Configured Video Device"
        Driver "vesa"  ←行追加
    EndSection

    Section "Monitor"
        Identifier "Configured Monitor"
    EndSection

    Section "Screen"
        Identifier "Default Screen"
        Monitor "Configured Monitor"
        DefaultDepth 24  ←行追加
        SubSection "Display"  ←行追加
            Depth 24  ←行追加
            Modes "1024x768" "800x600" "640x480"  ←行追加
        EndSubSection  ←行追加
    EndSection
     
  4. 再起動。
(注2)
標準のドライバではLANポートが動作しないため、ドライバのアップデートが必要です。 intel社サイト または こちら からLANドライバを入手し以下の手順でアップデートしてください。使用したドライバパッケージは igb-1.3.19.3 です。
  1. linux-headers および make のインストール
    インストールメディアをマウントし、次を行う
    # apt-get install linux-headers-2.6.26-2-686 ←Deb5.0 x86の場合
    # apt-get install linux-headers-2.6.26-2-amd64 ←Deb5.0 AMD64の場合
    # apt-get install make
  2. # ln -s /usr/bin/gcc-4.1 /usr/bin/gcc
  3. igbドライバのアップデート
    # tar zxvf igb-1.3.19.3.tar.gz
  4. # cd igb-1.3.19.3/src
    # make clean
    # make
    # make install
    # modprobe -r igb
    # modprobe igb
  5. ネットワークの設定を行なう。("/etc/network/interface"の編集)
    [例]
    auto lo
    iface lo inet loopback
    auto eth0
    iface eth0 inet static
    address 192.168.0.10
    network 192.168.0.0
    netmask 255.255.255.0
    broadcast 192.168.0.255
    gateway 192.168.0.1
  6. ネットワークを再起動する
    # /etc/init.d/networking restart
  7. 以上に問題なければinitrd に組み込む
    # mkinitramfs -o /boot/initrd.img -2.6.26-2-686 ←Deb5.0 x86の場合
    # mkinitramfs -o /boot/initrd.img -2.6.26-2-amd64 ←Deb5.0 AMD64の場合
  8. x86版の場合、以下の手順で bigmem カーネルを導入します。
    1. ネットワークで apt-get ができるように設定する。
    2. カーネルと headers をインストールする。
      # apt-get update
      # apt-get install linux-image-2.6.26-2-686-bigmem
      # apt-get install linux-headers-2.6.26-2-686-bigmem
    3. bigmemカーネルでシステム再起動後、上記 「2. igbドライバのアップデート」を再度行う。
    4. ネットワークを再起動する
      # /etc/init.d/networking restart
    5. 以上に問題なければinitrd に組み込む
      # mkinitramfs -o /boot/initrd.img -2.6.26-2-686-bigmem
(注3)
x86版で Intel®Xeon®プロセッサー E5520, X5550, X5570 搭載装置 ( N8100-1503, N8100-1504, N8100-1505, N8100-1508, N8100-1509, N8100-1510 ) の場合、CPUを正常に認識するために bigmemカーネルを使用します。上記(注2)LANドライバ導入の過程でインストールします。

(注4)
x86版で4GB以上のメモリを使用する場合は、bigmemカーネルを使用します。上記(注2)LANドライバの導入の過程でインストールします。
x86版では16GB以下のメモリにて評価を実施しています。

(注5)
シリアルコンソール出力を行うカーネルパラメータを設定すると、グラフィカルなログイン画面で、キーボードが使用できなくなる場合があります。この問題が発生した場合は、シリアルコンソールからログインし、X window system のプロセスを再起動してください。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ2.5インチSAS
3.5インチSAS
3.5インチSATA
バックアップ装置(注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ
接続1 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続2 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) -

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2
バックアップ、リストア tar コマンドの簡易動作。
再起動 5 5 繰り返し回数。

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