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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2012年11月1日
Express5800/E120d-1
ディストリビューション Debian GNU/Linux 6.0.5 (amd64)
( KERNEL 2.6.32-5 )

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
空欄…未確認
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 / バックアップ動作

■製品情報 UP

型番 装置名称

N8100-1910Y
N8100-1911Y
N8100-1912Y
Express5800/E120d-1 (3.5型モデル)
Intel®Xeon® E5-2407 (2.20GHz 4C/4T)
Intel®Xeon® E5-2430L (2GHz 6C/12T)
Intel®Xeon® E5-2450L (1.80GHz 8C/16T)

N8100-1913Y
N8100-1914Y
N8100-1915Y
Express5800/E120d-1 (2.5型モデル)
Intel®Xeon® E5-2407 (2.20GHz 4C/4T )
Intel®Xeon® E5-2430L (2GHz 6C/12T)
Intel®Xeon® E5-2450L (1.80GHz 8C/16T)

N8100-1922Y
N8100-1923Y
N8100-1924Y
Express5800/E120d-1 (2.5型バッテリモデル)
Intel®Xeon® E5-2407 (2.20GHz 4C/4T )
Intel®Xeon® E5-2430L (2GHz 6C/12T)
Intel®Xeon® E5-2450L (1.80GHz 8C/16T)

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 ドライブ 構成概要
1 RAID
2.5/3.5型ドライブ
N8103-149 RAIDコントローラ(512MB, RAID0/1)
増設用 HDD
2 RAID
2.5/3.5型ドライブ
N8103-150 RAIDコントローラ(512MB, RAID0/1/5/6)
増設用 HDD
3 RAID
2.5/3.5型ドライブ
N8103-151 RAIDコントローラ(1GB, RAID0/1/5/6)
増設用 HDD
4 単体接続
2.5/3.5型ドライブ
増設用 HDD

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1,2,3 構成4
OSのインストール
(注1)

(注2)
ディストリビューションのCD/DVDメディアから起動してインストール。
作成パーティション数 14 14 ドライブ全領域を使用。
RAIDドライブの縮退動作 I/Oアクセス、reboot実施
RAIDドライブの再構築 I/Oアクセス、reboot実施
負荷ランニング 12h 12h 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。
再起動 10
(注3)
10
(注3)
繰り返し回数。
(注1)
別の開発環境にて予めRAIDドライバを作成しておき、インストール時に更新する必要があります。

ドライバの作成 下の手順にて作成したドライバはこちら
  1. LSI社からドライバパッケージ Ubuntu_10.04_LTS_05.30.zip を入手します。
  2. ドライバパッケージから megaraid_sas-v00.00.05.30-src.tgz を取り出します。
    以下 Debian GNU/Linux6.0.5(2.6.32-5) 開発環境での作業。
  3. linux-headers および make のインストール
    インストールメディアをマウントし、次を順に行う
    # apt-get install linux-headers-2.6.32-5-amd64
    # apt-get install make
    # ln -s /usr/bin/gcc-4.1 /usr/bin/gcc
  4. ドライバ作成
    # tar zxvf megaraid_sas-v00.00.05.30-src.tgz
    # cd megaraid-sas-v00.00.05.30
    # make -C /lib/modules/2.6.32-5-amd64/build/ M=`pwd`
  5. megaraid_sas.ko が作成されるので、USBストレージに格納します。
インストール
  1. Debian GNU/Linux.6.0.5 インストーラが起動したら ALT+F2 を押してコンソールに移動します。
  2. megaraid_sas.ko を格納したUSBストレージを接続し、fdisk -l コマンドで USBストレージのドライブ名(/dev/sddなど)を確認します。以下、/dev/sdd として説明します。
  3. 下記を順に実施します。
    # mkdir /mnt
    # mount -t vfat /dev/sdd1 /mnt
    # cp -f /mnt/megaraid_sas.ko /lib/modules/2.6.32-5-amd64/kernel/drivers/scsi/megaraid/
    # modprobe megaraid_sas
    # umount /dev/mnt
  4. USBストレージを取り除きます。
  5. ALT+F1 を押してインストーラに戻り、インストールを続行します。「インストールの完了」と表示されたら再起動はせず、ALT+F2 で再びコンソールに移動してください。
  6. 下記を順に実施します。
    # cd /lib/modules/2.6.32-5-amd64/kernel/drivers/scsi/megaraid/
    # cp -f megaraid_sas.ko /target/lib/modules/2.6.32-5-amd64/kernel/drivers/scsi/megaraid/
    # chroot /target
    # cd /boot
    # mkinitramfs -k -o initrd.img-2.6.32-5-amd64
  7. ALT+F1 を押して、インストーラに戻り、システムを再起動します。
(注2)
単体接続時は、SATAモードを"AHCI"にを変更する必要があります。
  1. 装置を起動し、POSTでF2キーを押してBIOS SETUPを起動します。
  2. [Advenced]-[Storage Configuration]の[SATA Mode]を"AHCI Mode"に変更します。
(注3)
起動ごとに下記のメッセージが syslog に登録されます。
ACPI Error: No handler for Region [OEM2] (ffff88027f044090) [IPMI] (20090903/evregion-319)
ACPI Error: Region IPMI(7) has no handler (20090903/exfldio-295)
ACPI Error (psparse-0537): Method parse/execution failed [\_SB_.PMI0._GAI] (Node ffff88027f046420), AE_NOT_EXIST

■共通動作確認 UP

評価項目 結果 コメント
X Window System の動作 解像度 1024x768 が表示される。
インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。
標準LANポート sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
メモリ実装 16 (GB) 動作確認した物理メモリ総容量
光ディスクドライブ ファイルのコピー/比較動作を確認。
シリアル・ポート 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。
EXPRESSSCOPEエンジン3
リモートKVM/リモートメディア
・リモートKVMでの解像度 1024x768 の表示
・リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用
・リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール
ご使用には、N8115-04「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。
当ライセンスを登録すると、ドライブのデバイスファイル名が変化します。
詳しくはEXPRESSSCOPEエンジン3の説明書を参照してください。

■ハードウェア増設 UP
増設可能なオプションは、本体に接続定義されている製品となります。

機器名称 結果
ハードディスクドライブ 2.5型SAS/SATA HDD
2.5型SAS/SATA SSD
3.5型SATA HDD
バックアップ装置 (注1)
増設LANボード (注1)
(注1)
バックアップ装置/増設LANボードについては、オプションの動作確認ページ (こちら) を参照してください。

■バックアップ動作 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 ドライバ
接続1 N8103-107 増設ボード SCSIコントローラ (U320) aic79xx
接続2 - オンボード USBコントローラ (USB2.0) -
接続3 N8103-104A 増設ボード SASコントローラ (PCIe x8) mptsas

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3
バックアップ、リストア     tar コマンドの簡易動作。
再起動   5   繰り返し回数。

戻る UP

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