Express5800/E110d-1 | |
ディストリビューション | Debian GNU/Linux 6.0.4 (x86/amd64) ( KERNEL 2.6.32-5 ) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート 空欄…未確認 |
製品情報 / インストール確認 / 共通動作確認 / ハードウェア増設 |
■製品情報 | UP |
型番 | 装置名称 |
---|---|
N8100-1776Y N8100-1775Y N8100-1861Y |
Express5800/E110d-1 (3.5型HDDモデル) Intel®Xeon® E3-1260L (2.40GHz, 4C/8T) Intel®Celeron® G530 (2.40GHz, 2C/2T) Intel®Xeon® E3-1260L (2.40GHz, 4C/8T) |
■インストール確認 | UP |
■ハードウェア構成
構成 | ドライブ | 構成概要 |
---|---|---|
1 | LSI RAID | N8103-130 RAIDコントローラ(256MB, RAID0/1/5/6/10/50) 増設用 HDD |
2 | PROMISE RAID | N8103-128 RAIDコントローラ(128MB RAID0/1/10) 増設用 HDD |
3 | 単体接続 | 増設用 HDD |
■動作確認
評価項目 | 結果 | コメント | ||
---|---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | 構成3 | ||
OSのインストール | ◎ (注1,2) |
◎ (注1,2) |
◎ (注1,2) |
ディストリビューションの CD/DVD メディアから起動してインストール。 |
作成パーティション数 | 14 | 14 | 14 | ドライブ全領域を使用。 |
ハードドライブ | ◎ | ◎ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
RAIDドライブの縮退動作 | ◎ | ◎ | − | RAID 0 は除く |
RAIDドライブの再構築 | ◎ | ◎ | − | RAID 0 は除く |
負荷ランニング | 12h | 12h | 12h | 各ドライブ、ネットワークへの連続負荷時間。 |
再起動 | 10 (注3) |
10 (注3) |
10 (注3) |
繰り返し回数。 |
(注1)
・x86(32bit)版をインストールする際、4GB以上のメモリを搭載していると、自動的にamd64(64bit)版のカーネルがインストールされます。
・インストール時に4GBより少ないメモリを搭載し、後で4GB以上に増設する場合は、メモリ容量を正しく認識させるため bigmemカーネルを適用してください。 適用方法は後述の「共通動作確認」の項を参照してください。
(注2)
オプションの N8104-134 (1000BASE-T接続ボード(2ch)) を搭載する場合は、ドライバを適用する必要があります。
適用方法は後述の「ハードウェア増設」の項を参照してください。
(注3)
起動ごとに下記のようなメッセージが syslog に登録されます。
ACPI Error: No handler for Region [OEM2] (ffff88021f04c3f0) [IPMI] (20090903/evregion-319)
ACPI Error: Region IPMI(7) has no handler (20090903/exfldio-295)
ACPI Error (psparse-0537): Method parse/execution failed [\_SB_.PMI0._PMM] (Node ffff88021f04bd60), AE_NOT_EXIST
■共通動作確認 | UP |
評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|
X Window System の動作 | ◎ | 解像度 1024x768、色数 16bit が表示される。 インストール直後の設定が適切でない場合は、設定しなおしてください。 |
マウス・キーボード | ◎ | X Window System における動作を確認。 |
標準LANポート | ◎ | sshでログインできる、ftpで100MBのファイルが転送できる。 |
CPUの認識 | ◎ | cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU数を確認。 |
メモリの認識 | ◎ (注1) |
cat /proc/meminfo にて総容量を確認。 |
光ディスクドライブ | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
フロッピードライブ | ◎ | |
シリアル・ポート | ◎ | 設定を行うことで、コンソール出力が表示され、ログインできる。 |
EXPRESSSCOPEエンジン3 リモートKVM/リモートメディア |
◎ | ・リモートKVMでの解像度 1024x768、色数 16bit の表示 ・リモートメディア(DVD/FDD)の認識・使用 ・リモートKVM/リモートメディアを使用したインストール ※ご使用には、N8115-04「リモートマネージメント拡張ライセンス」の購入が必要です。 ※製品情報の表で型番が太字で表記されている装置について、当ライセンスを登録すると、ドライブのデバイスファイル名が変化します。詳しくはEXPRESSSCOPEエンジン3の説明書を参照してください。 |
(注1)
i386(32bit)版で、メモリを4GB以上に増設する場合は、メモリ容量を正しく認識させるため、bigmemカーネルを使用します。bigmemカーネルは、4GB以上のメモリを認識します。
- ネットワークで apt-get ができるように設定し、次を実施
( atp-get については Debian GNU/Linux のドキュメントを参照してください)
# apt-get update
# apt-get install linux-image-2.6.32-5-686-bigmem- bigmemカーネルでシステムを再起動する。
■ハードウェア増設 | UP |
機器名称 | 結果 | |
---|---|---|
増設LANボード | N8104-134 (1000BASE-T接続ボード(2ch)) | ○ (注1) |
増設LANボード | N8104-132 (1000BASE-T接続ボード(2ch)) | ◎ |
(注1)
LANを認識させるためにLANドライバの適用が必要です。 (OSインストール時とOSインストール後で適用方法が異なります)
※OSインストール時にドライバを適用する場合 (OSインストール時にN8104-134を搭載している場合)※OSインストール後にドライバを適用する場合 (OSインストール後にN8104-134を増設する場合)
- Debianのサイト(http://packages.debian.org/squeeze/firmware-bnx2)から "firmware-nonfree_0.28+squeeze1.tar.gz"を入手します。
- 上記ファイルを展開し、以下の2つのfwファイルをリムーバブルディスクにコピーします。
(下記は/tmpに展開した場合)
ディレクトリ: /tmp/firmware-nonfree/bnx2/bnx2
ファイル: bnx2-mips-09-5.0.0.j3.fw および bnx2-rv2p-09-5.0.0.j3.fw- OSインストール中に「ネットワークハードウェアの検出」のところで、ファイルを要求されますので、リムーバブルディスクを接続し 画面に従いインストールを行います。
- Debianのサイト(http://packages.debian.org/squeeze/all/firmware-bnx2/download)から "firmware-bnx2_0.28+squeeze1_all.deb"を入手します。
- dpkgコマンドで入手したパッケージを適用します。
# dpkg -i firmware-bnx2_0.28+squeeze1_all.deb- システム再起動し、ネットワークの設定を行います。
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