Express5800/410Ea |
ディストリビューション | Red Hat Enterprise Linux ES Ver2.1 (KERNEL 2.4.9-e.12) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート |
インストール評価 /
メモリ /
LANボード増設 / HDD増設 / USBデバイス / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認 |
■インストール評価 |
![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | Express5800/410Ea Celeron 1.2GHz/ メモリレス) |
N8400-009 | 1 | ◎ |
「DeploymentManager Lite」を利用してインストール(注1)。 キーボード/マウスの認識/動作、 内蔵LANの認識/動作を確認。 |
2 | 512MB増設メモリボード | N8402-003 | 1 | ||
3 | 増設用HDD 80GB | N8450-002 | 2 | ||
4 | キーボード(USB) | N8870-001 | 1 | ||
5 | マウス(USB) | N8870-010 | 1 |
(注1)
「DeploymentManager Lite」を使用したインストールの手順概要※「DeploymentManager Lite」( 以下 DPM ) についての詳細は、付属のマニュアルを参照してください。
DPM を利用したインストール方法を下記に示します。
DPM が運用されるコンピュータを「DPMサーバ」とします。
●必要ファイルの入手と展開
必要なファイルのアーカイブ( DPM_410Ea_RHES21.zip )をこちらからダウンロードし、 展開してください。 次のファイルが含まれています。これらを下記の手順で使用します。
ks.cfg kickstart ファイル initrd.img initrd イメージ syslinux.cfg pxelinux の設定ファイル ●ネットワーク・サーバの設定
- DHCPサーバを、インストール対象機が使用できるようセットアップします。
- NFSサーバで、"/exports/CD" というフォルダを公開します。
そこに、Red Hat Linux インストールCD(複数あります) の中身を、まるごとコピーします。 ※Red Hat Linux のインストールCD のコピーの場所は、下記のkickstartファイルにて指定されます。- NFSサーバで、"/exports/KS" というフォルダを公開します。
そこに、上記の kickstart ファイル( ks.cgf )を置きます。※kickstartファイルは、下記の pxelinux の設定ファイル( syslinux.cfg )で指定されます。
- 上記kickstartfile を編集し、 次の記述を、NFSサーバのIPアドレスと Red Hat Linux インストールCDの公開場所 (インストール中 /mnt/source にマウントされる) にあわせて変更してください。
nfs --server 192.168.0.1 --dir /exports/CDその他にも、次の設定は必須です。
- パスワード(rootpw)
- パーティション(part) ※当該マシンの場合、インストール対象HDDがIDEなので「hda」を指定する。
- パッケージ(%packages)
※kickstartファイルのカスタマイズの詳細については、 Red Hat Linux ドキュメントCD 内の「Red Hat Linuxカスタマイズガイド」等のマニュアルを参照してください。
※kickstartファイルは、改行コードが"LF"(UNIX標準)でなければなりません。 エディタによっては、"CR+LF"(DOS標準)に勝手に変更してしまうものもあるので、編集には注意が必要です。
●DPMサーバの準備概要
- DPMサーバ、NFSサーバ、DHCPサーバと、インストール対象機を、 到達可能なネットワーク・セグメント上に接続してください。
- DMPを付属のExpressBuilderからWindowsマシンにインストールします。
- C:\Program Files\NEC\DeploymentManager\PXE\Images\pxelinux にフォルダを作成します。 ここではフォルダ名を "RHES21" とします。 そこに、次の2つのファイルをコピーします。
- Red Hat Linux インストールCD1 内の images/pxebootフォルダにある vmlinuz ファイル
- 上記の initrd.img ファイル
※これらのファイルの場所は、下記のpxelinuxの設定ファイル( syslinux.cfg )で指定されます。
- C:\Deploy\AnsFile\Linux に、上記のpxelinuxの設定ファイル( syslinux.cfg )を置きます。
※C:\Program Files\NEC\DeploymentManager\ の配下にも、似たようなフォルダがあるので注意。
※syslinux.cfg では次が記述されています。
- ブートするカーネルの場所
- カーネルパラメータ ( initrdイメージの場所、kickstartファイルのアクセス方法(NFS)と場所 )
- DPMを起動し、シナリオファイルを作成します。
- シナリオ→シナリオファイルの作成
- シナリオファイル名の設定。
- オペレーションシステム「Linux」を選択。
- パラメータファイル (プルダウンメニューから)「syslinux.cfg」を選択。
- DPMに、インストール対象機を登録します。
- 「グループの作成 」→(右クリック)「収納ユニットの追加」を実施します。
- 対象機をブートすると「新規コンピュータ」としてアイコンが現れますので、 そのアイコンを右クリックし、「コンピュータの追加」を行い、 グループ/収納ユニット/スロットを指定/シナリオファイル(上記で作成)の指定を行います。
●シナリオの実行
DPMにて、インストール対象機のアイコンを右クリックし、 「シナリオ」→「シナリオの実行」を選択してください。インストールを開始します。うまく行かないときは次を確認してみてください。
- アプリケーションログ
- C:\Program Files\NEC\DeploymentManager\PXE\Images\pxelinux\pxelinux.cfg\ 配下のファイルを削除してからシナリオを実施してください。
- kickstartファイルの改行コードが全て"LF"(UNIX標準)になっているか。
以上でインストールは完了です。
■メモリ |
![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 128MB増設メモリボード | N8402-001 | 1 | ◎ | 容量認識、動作を確認 |
2 | 256MB増設メモリボード | N8402-002 | 1 | ◎ | 容量認識、動作を確認 |
3 | 512MB増設メモリボード | N8402-003 | 1 | ◎ | 容量認識、動作を確認 |
4 | 1GB増設メモリボード | N8402-004 | 1 | ◎ | 容量認識、動作を確認 |
■LANボード |
![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1000BASE-SX接続ボード | N8403-003 | 1 | ◎ | telnet,ftpにて動作を確認 |
2 | 1000BASE-T接続ボード | N8403-009 | 1 | ◎ | telnet,ftpにて動作を確認 |
■HDD |
![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 増設用 20GB HDD | N8450-001 | 1 | ◎ | オンボードのIDEコネクタに接続(注1) 約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認 |
2 | 増設用 80GB HDD | N8450-002 | 1 | ◎ | オンボードのIDEコネクタに接続(注1) 約20MBのファイルのコピー,DIFFで確認 |
(注1)
「インストール評価」(注1)を参照願います。(注2)
「ディスクアレイの動作確認」を参照願います。
■USBデバイス |
![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | USB-CDROM | N8460-001 | 1 | ◎ | 動作に問題がないこと |
2 | USB-FDD | N8460-002 | 1 | ◎ | 動作に問題がないこと |
■ディスクアレイの動作確認 |
![]() |
■ハードウェア構成
|
■
RAIDボード配下のDISKの使用
No. | 評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|---|
構成1 | |||
1 | パーティション作成 | ◎ | 容量:4GBのパーティションを確保し、正常に動作した。 |
2 | ファイルシステム作成, mount, umount | ◎ | 正常に動作した |
3 | RAIDボード配下のDISKの使用可否 | ◎ | データのコピー/Verifyを行い、正常に動作した。 |
4 | RAIDボード配下のDISKがシステムドライブ時、 2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認。 | − | RAIDドライブへのシステムインストールはサポート外です。 |
■
DISK障害時の動作
No. | 評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|---|
構成1 | |||
1 | DISK障害時(DEAD時)のRebuild機能を確認 | ◎ | DISKがDEAD状態になった時、AutoRebuild機能が正常動作した。 |
■
最大パーティション数
No. | 評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|---|
構成1 | |||
1 | 最大利用可能パーティション数 | 6 | Linuxファイルシステム、 swap領域として同時に利用可能なパーティション数。 |
■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing) 動作確認 |
![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 | |
---|---|---|---|---|---|---|
AFT | ALB | |||||
1 | オンボード(100BASE-TX) | N8400-009 | 2 | ○ | ○ | AFT/ALB機能が正常に動作。(注) |
※ AFT設定方法 、 ALB設定方法 についてはこちらを参照して下さい。
(注)
AFT機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社の WebよりDownloadした最新ドライバを適用して、 評価を実施しました。(2003/12/03現在)
ドライバ version パッケージ名 e100 ver2.3.30 e100-2.3.30.tar.gz iANS ver2.3.63 ians-2.3.63.tar.gz Intel(R)社ダウンロードサイト から、ドライバ名等で検索して、ダウンロードしてください。
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