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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2004年8月16日現在
Express5800/120Rg-2
ディストリビューション Miracle Linux SE 2.1 Update 3
(KERNEL 2.4.9-e.25.60mlsmp)

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
標準構成 / ディスクアレイ構成 /
HDD増設 / メモリ増設 / LAN増設 / AFT/ALB動作 /
バックアップ装置 /

■標準構成 ↑UP

ハードウェア構成

構成 機器名称 型番
標準
構成1

(SCSI)
Express5800/120Rg-2
(SCSIディスクレスモデル/Intel Xeon 3.20DGHz/メモリ 1GB)
N8100-953 1
73.2GB(10krpm) HDD N8150-163 1
109型キーボード(W) N8170-12 1
マウス (PS2,2ボタン) N8170-05 1

標準構成の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 OSのインストール Update3 CD-ROM より Boot してインストール。(注1)(注2)
2 HDD ファイルのコピー/比較動作を確認。
3 FDD
4 CDROM
5 標準LAN telnet,ftpにて動作を確認。
6 マウス・キーボード 動作を確認
7 CPU Hyper-Threading/SMP動作
8 Memory /proc/meminfo を確認
(注1)
本装置にOSをインストールする際には、ドライバディスクが必要になります。 また、GUIモードでOSをインストールする際には、パラメータ設定が必要ですので、 下記の手順にて実施してください。

・ドライバディスクの作成方法
  1. ミラクルLinux社のホームページ から次のようにリンクをたどります。
  2. サポート → MIRACLE LINUX アップデート情報 → インストール関連 → 04/08/31 driverdisk 「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update3 ドライバディスクの更新」
    (このページに、インストール手順の詳細が記載されています。)
  3. このページからドライバディスクのイメージ( ml21u3_drv_20040806.img ) をダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイル名を dd.img に変更します。
  5. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをドライブに挿入し、 Windows のコマンドプロンプトより、rawrite.exe(※)コマンドを実行します。 下記のように表示されるのでファイル名「dd.img」、 フロッピーディスクドライブ名「a」、 最後にEnterキーを順に入力すると、フロッピーに書き込まれます。
        Enter disk image source file name: dd.img
        Enter terget diskette drive: a
        Please insert a formatted diskette into drive A: and press
        -ENTER-: 
        
    ※RAWRITE.EXE ユーティリティはインストールCD のDOSUTILS の中にあります。
    ※MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update 3 のインストール CD には RAWRITE.EXEは含まれておりません。以下のURLからファイルをダウンロードしてください。 展開するとRAWRITE.EXEがあります。
    http://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/ia32/standard/2.1/boot-images/dosutils.zip
・OSインストール手順
  1. 「インストールCD」をドライブにセットして、起動します。
  2. 「boot:」と表示されたら、すかさず「linux dd vga=789」とタイプして、 FDドライブにドライバディスクをセットし、Enter を押します。
  3. 以降は、通常どおりインストールを行います。
(注2)
X Window System を使用する場合は、インストール時には設定をせず、 インストール後に以下の設定を行ってください。
  1. インストール後に Xconfiguratorコマンドを実行して設定を行ってください。 但し、Xconfiguratorの”Xを起動しています”画面では”スキップ”を選択して、 Xconfiguratorを終了してください。
  2. /etc/X11/XF86Config-4 ファイルにて、 Section "Device" の Driver "radeon"となっている Section内に以下の行を追加します。
      VideoRam 8192
  3. startx 等にて X Window System を起動します。

■ディスクアレイ構成 ↑UP

ハードウェア構成

RAID
構成1
ディスクアレイコントローラ[N8103-80]
(FWレビジョン:1L27)
増設バッテリ[N8103-79]
┳ 73.2GBHDD
[N8150-172]
RAID5構成

┣ 73.2GB HDD
[N8150-172]

┗ 73.2GB HDD
[N8150-172]
RAID
構成2
ディスクアレイコントローラ[N8103-81]
(FWレビジョン:1L27)
┳ 146.5GBHDD
[N8150-171]
RAID5構成

┣ 146.5GB HDD
[N8150-171]
┗ 146.5GB HDD
[N8150-171]

RAIDドライブの動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
1 OSのインストール Update3 CD-ROM より Boot してインストール。(注1)
2 4GB パーティションの作成 数10MB データのコピーと比較
3 ファイルシステム作成, mount, umount
4 データアクセス
5 2GB以上の領域へのデータアクセス
6 最大利用可能パーティション数 14 14
7 DISKがDEAD時の動作、Rebuild動作 運用中に DISK を交換しAutoRebuildを確認。(注2)
(注1)
グラフィカルモードでインストールする場合は次の操作を行ってください。
  1. インストールCDを入れ、起動させます。
  2. インストーラの初期画面で boot: と出ているところで 「linux vga=789」と入力します。
  3. 以降は通常のインストールを実施してください。
  4. X Window System を使用する場合は、インストール時には設定をせず、 インストール後に以下の設定を行ってください。
  5. インストール後に Xconfiguratorコマンドを実行して設定を行ってください。 但し、Xconfiguratorの”Xを起動しています”画面では”スキップ”を選択して、 Xconfiguratorを終了してください。
  6. /etc/X11/XF86Config-4 ファイルにて、 Section "Device" の Driver "radeon"となっている Section内に以下の行を追加します。
      VideoRam 8192
  7. startx 等にて X Window System を起動します。
(注2)
RAIDユーティリティ(MegaMonitor)を導入することにより、RAIDの状態 (DISKの縮退、Rebuildの実行/完了、等)を確認することができます。
  1. ここよりMegamonitor ver3.0 を入手します。
  2. 上記を対象マシンの適当なディレクトリにコピーし、次を順に実行します。 「インストールを中止するか Yes/No」と聞かれるので、No を選択します。
          # tar zxvf lsi_v30.tgz
          # ./install
          # MegaCtrl -start
          
  3. RAIDの状態を、/val/log/megaserve.log にて確認できます。 使用法詳細については、ヘルプを参照のこと。
          # MegaCtrl -help
          

■HDD増設 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSI 36.3GB HDD N8150-162 SCSIコントローラ[AIC7902]、ディスクアレイコントローラ[N8103-80/81]に接続、ファイルのコピー/比較動作を確認。
2 SCSI 73.2GB HDD N8150-163
3 SCSI 146.5GB HDD N8150-171
4 SCSI 36.3GB HDD N8150-165
5 SCSI 73.2GB HDD N8150-172

■メモリ増設 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設メモリボード 512MB ( DDR333 ) N8102-197 3 計1.5GB 動作
2 増設メモリボード 1GB ( DDR333 ) N8102-198 3 計3GB 動作
3 増設メモリボード 2GB ( DDR333 ) N8102-199 2 計4GB 動作
4 増設メモリボード 4GB ( DDR333 ) N8102-200 1 計4GB 動作

■LAN増設 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,ftpにて動作を確認。
2 1000BASE-T接続ボード(LowProfile) N8104-104 1
3 1000BASE-T接続ボード(2ch) N8104-113 1
4 1000BASE-SX接続ボード(LowProfile) N8104-109 1
5 1000BASE-SX接続ボード N8104-112 1
6 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1
7 100BASE-TX接続ボード(LowProfile) N8104-88 1
8 100BASE-TX接続ボード N8104-111 1

■AFT/ALB 動作確認 ↑UP

INTEL(R)社が提供する iANS パッケージを導入して、 AFT (Adapter Fault Tolerance)/ ALB (Adaptive Load Balancing) 機能を確認しました。
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
AFT ALB
1 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1 AFT/ALB機能を確認。(注1)
2 1000BASE-T接続ボード(2ch) N8104-113 1 - AFT機能を確認。(注1)
3 オンボード1000Base-T ポート - 2 -
(注1)
AFT 設定方法については、 こ ちら
ALB 設定方法については、 こ ちら を参照して下さい。

OS をインストール後に、下記のiANSパッケージと最新LANドライバとを入手し、適用します。
Intel(R)社のダウンロードサイト よりドライバ名で検索してください。
※最新のドライバに更新されている場合は、そちらを使用してください。

ドライバ version パッケージ名
e100 ver3.0.27 e100-3.0.27.tar.gz.tar
e1000 ver5.3.19 e1000-5.3.19.tar.gz
iANS ver3.4.1 ians-3.4.1.tar.gz

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ AIC7902 1 下記バックアップ装置を接続。
2 SCSIコントローラ N8103-56 1 下記バックアップ装置を接続。(注1)
3 SCSIコントローラ N8103-65 1 下記バックアップ装置を接続。(注1)
4 SCSIコントローラ N8103-75 1 下記バックアップ装置を接続。
5 デバイス増設ユニット N8141-28A 1 SCSIコントローラ[オンボードSCSI(AIC7902)],[N8103-56],[N8103-65],[N8103-75]に接続。 下記バックアップ装置を収納。
6 内蔵DAT(DDS1/2/3/4)(20GB) N8151-45 1 [オンボードSCSI(AIC7902)],[N8103-65]に、 デバイス増設ユニット経由で接続。
データのBackup/Restoreを確認
7 内蔵DAT(DDS3/4/DAT72)(36GB) N8151-51 1
8 内蔵AIT(25GB/35GB) N8151-34B 1
9 内蔵AIT(50GB) N8151-46A 1
10 内蔵LTO(100GB) N8151-40 1 [N8103-56]に、 デバイス増設ユニット経由で接続。
データのBackup/Restoreを確認
11 内蔵AIT(100GB) N8151-41A 1 [N8103-75]に、 デバイス増設ユニット経由で接続。
データのBackup/Restoreを確認
(注1)
OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-56/N8103-65 を増設した場合の設定
  1. /etc/modules.conf ファイルを編集し、次の行を追加します。
  2.    alias scsi_hostadapter aic7xxx  (N8103-56の場合)
       alias scsi_hostadapter a100u2w   (N8103-65の場合)
  3. 下記のコマンドを順に実施します。
  4.    # cd /boot
    # mkinitrd -f 2.4.9-e.25.60mlsmp.img 2.4.9-e.25.60mlsmp
  5. システムを再起動します。

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