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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2002年12月5日現在
Express5800/120Mf
ディストリビューション Miracle Standard Edition Version2.1
(KERNEL 2.4.9-31.22mlsmp)
(XFree86-4.1.0)


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
インストール評価 / CPU増設 / LANボード増設 / HDD増設
バックアップ装置 / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/120Mf(ディスクレスモデル/Xeon 2.8BGHz/メモリ 256MB) N8100-867 1 CD-ROM Bootにてインストール (注1)(注2)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。 
2 109型キーボード N8570-09 1
3 マウス (2ボタン) N8170-05 1
   

(注1)
Miracle Linux Standard Edition Version 2.1 用 aic79xxドライバが無いため
AIC7902配下のディスクにインストールできません。
(注2)
CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
       
            # disable ide-cd DMA
            for i in /proc/ide/hd[a-z]
            do
               MEDIA=`cat ${i}/media`
               if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
               then
                   /sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
               fi
            done
            
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。


■CPU ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設CPUボード(Xeon 2.8BGHz) N8101-245 1 マルチプロセッサ動作を確認

■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。
2 100BASE-TX接続ボード N8104-85 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 (注1)
3 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 (注1)
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。

(注1)
このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、 e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。

(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
       

■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設用 18.1GB HDD N8150-161 3 ディスクアレイコントローラ[N8103-52]、[N8103-53A]、[N8103-64] 配下に接続 
ディスクアレイの動作確認を参照

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 内臓DAT、内蔵DLT、内蔵LTOを接続し正常に動作することを確認 (注1)
2 内蔵DAT N8151-12BC 1 SCSIコントローラ(N8103-65)配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
3 内蔵DLT N8151-17 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
4 内蔵LTO N8151-40 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。

(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. #modprobe a100u2w
  3. #lsmod

  4. 上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされ ているかを確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。


■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1 (RAID5)
RAID5構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Mf
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-52)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-161)


RAID5構成


┣ 18.1GB HDD
(N8150-161)

┗ 18.1GB HDD
(N8150-161)

構成2 (RAID5)
RAID5構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Mf
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-53A)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-161)


RAID5構成


┣ 18.1GB HDD
(N8150-161)

┗ 18.1GB HDD
(N8150-161)

構成3 (RAID5)
RAID5構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Mf
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-64)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-161)


RAID5構成


┣ 18.1GB HDD
(N8150-161)

┗ 18.1GB HDD
(N8150-161)

※  構成1,2,3の差異は、RAIDボード、HDDの違いです。
 
※  評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
[出荷時DACボード FW Rev.] AcceleRAID160 (N8103-52) :6.00-08
AcceleRAID352 (N8103-53A) :6.00-08
Megaraid 471 (N8103-64) :NEC4

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 OSのインストール CD-ROM Boot インストール完了。 

DACボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 パーティション作成 容量:4GBのパーティションを確保。動作した。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作した。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。
4 DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。

DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
 - DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し
 AutoRebuild機能が正常に動作した。

※ N8103-52、N8103-53Aについて

DACボード配下の各々のDISKの情報(online,Dead等)は、 以下のファイルの内容を見ることにより確認可能
(DACボード1枚でチャンネル0に接続している場合)
  /proc/rd/c0/current_status

最大パーティション数

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 最大利用可能パーティション数 6 6 14 同時にmount可能なパーティション数



■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP
 
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-85 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注2)
3 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注2)
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
   
AFT設定方法ALB設定方法 についてはこちらを参照して下さい。
(注1)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、 Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2002.12.5現在)

(注2)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、 Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2002.12.5現在)

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