Express5800/120Lh | |
ディストリビューション |
Miracle Linux SE 2.1 Update 3 (KERNEL 2.4.9-e.25.60mlsmp) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート |
標準構成 /
ディスクアレイ構成 / HDD増設 / メモリ増設 / LAN増設 / AFT/ALB動作 / バックアップ装置 / |
■標準構成 |
![]() |
■ハードウェア構成
構成 | 機器名称 | 型番 | 数 |
---|---|---|---|
標準 構成1 (SCSI) |
Express5800/120Lh (ディスクレスモデル/Xeon 3.40GHz/メモリ -MB) |
N8100-943 | 1 |
増設CPUボード(Xeon3.40G) | N8101-298 | 1 | |
512MBメモリ | 標準添付 | 1 | |
36.3GB(10krpm) HDD | N8150-162 | 1 | |
109型キーボード | 標準添付 | 1 | |
マウス (PS2,2ボタン) | 標準添付 | 1 |
■標準構成の動作
No. | 評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|---|
1 | OSのインストール | ○ | Update3 CD-ROM より Boot してインストール。(注1)(注2) |
2 | HDD | ◎ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
3 | FDD | ◎ | |
4 | CDROM | ◎ | |
5 | 標準LAN | ◎ | telnet,ftpにて動作を確認。 |
6 | マウス・キーボード | ◎ | 動作を確認 |
7 | CPU | ◎ | Hyper-Threading/SMP動作 |
8 | Memory | ◎ | /proc/meminfo を確認 |
(注1)
本装置にOSをインストールする際には、ドライバディスクが必要になります。 また、GUIモードでOSをインストールする際には、パラメータ設定が必要ですので、 下記の手順にて実施してください。
・ドライバディスクの作成方法・OSインストール手順
- ミラクルLinux社のホームページ から次のようにリンクをたどります。
- サポート → MIRACLE LINUX アップデート情報 → インストール関連 → 04/08/31 driverdisk 「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update3 ドライバディスクの更新」
(このページに、インストール手順の詳細が記載されています。)- このページからドライバディスクのイメージ( ml21u3_drv_20040806.img ) をダウンロードします。
- ダウンロードしたファイル名を dd.img に変更します。
- DOSフォーマットされたフロッピーディスクをドライブに挿入し、 Windows のコマンドプロンプトより、rawrite.exe(※)コマンドを実行します。 下記のように表示されるのでファイル名「dd.img」、 フロッピーディスクドライブ名「a」、 最後にEnterキーを順に入力すると、フロッピーに書き込まれます。
Enter disk image source file name: dd.img Enter terget diskette drive: a Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-:※RAWRITE.EXE ユーティリティはインストールCD のDOSUTILS の中にあります。
※MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1 Update 3 のインストール CD には RAWRITE.EXEは含まれておりません。以下のURLからファイルをダウンロードしてください。 展開するとRAWRITE.EXEがあります。
http://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/ia32/standard/2.1/boot-images/dosutils.zip
- 「インストールCD」をドライブにセットして、起動します。
- 「boot:」と表示されたら、すかさず「linux dd vga=789」とタイプして、 FDドライブにドライバディスクをセットし、Enter を押します。
- 以降は、通常どおりインストールを行います。
(注2)
X Window System を使用する場合は、インストール時には設定をせず、 インストール後に以下の設定を行ってください。
- インストール後に Xconfiguratorコマンドを実行して設定を行ってください。 但し、Xconfiguratorの”Xを起動しています”画面では”スキップ”を選択して、 Xconfiguratorを終了してください。
- /etc/X11/XF86Config-4 ファイルにて、 Section "Device" の Driver "radeon"となっている Section内に以下の行を追加します。
VideoRam 8192- startx 等にて X Window System を起動します。
■ディスクアレイ構成 | ![]() |
■ハードウェア構成
RAID 構成1 |
|
---|
■RAIDドライブの動作
No. | 評価項目 | 結果 | コメント |
---|---|---|---|
構成1 | |||
1 | OSのインストール | ◎ |
Update3 CD-ROM より Boot してインストール。(注1) |
2 | 4GB パーティションの作成 | ◎ | 数10MB データのコピーと比較 |
3 | ファイルシステム作成, mount, umount | ◎ | |
4 | データアクセス | ◎ | |
5 | 2GB以上の領域へのデータアクセス | ◎ | |
6 | 最大利用可能パーティション数 | 14 | |
7 | DISKがDEAD時の動作、Rebuild動作 | ◎ | 運用中に DISK を交換しAutoRebuildを確認。(注2) |
(注1)
グラフィカルモードでインストールする場合は次の操作を行ってください。
- インストールCDを入れ、起動させます。
- インストーラの初期画面で boot: と出ているところで 「linux vga=789」と入力します。
- 以降は通常のインストールを実施してください。
- X Window System を使用する場合は、インストール時には設定をせず、 インストール後に以下の設定を行ってください。
- インストール後に Xconfiguratorコマンドを実行して設定を行ってください。 但し、Xconfiguratorの”Xを起動しています”画面では”スキップ”を選択して、 Xconfiguratorを終了してください。
- /etc/X11/XF86Config-4 ファイルにて、 Section "Device" の Driver "radeon"となっている Section内に以下の行を追加します。
VideoRam 8192- startx 等にて X Window System を起動します。
(注2)
RAIDユーティリティ(MegaMonitor)を導入することにより、RAIDの状態 (DISKの縮退、Rebuildの実行/完了、等)を確認することができます。
- ここよりMegamonitor ver3.0 を入手します。
- 上記を対象マシンの適当なディレクトリにコピーし、次を順に実行します。 「インストールを中止するか Yes/No」と聞かれるので、No を選択します。
# tar zxvf lsi_v30.tgz # ./install # MegaCtrl -start- RAIDの状態を、/val/log/megaserve.log にて確認できます。 使用法詳細については、ヘルプを参照のこと。
# MegaCtrl -help
■HDD増設 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
1 | 36.3GB HDD |
N8150-162 | ◎ | オンボードのSCSIコネクタに接続、 ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
2 | 73.2GB HDD |
N8150-163 | ||
3 | 146.5GB HDD |
N8150-171 | ||
4 | 36.3GB HDD |
N8150-165 | ◎ | ディスクアレイコントローラ[N8103-80]に接続 ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
5 | 73.2GB HDD |
N8150-172 |
■メモリ増設 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 増設メモリボード 512MB ( 256MB x 2枚 ) | N8102-193 | 4 | ◎ | 2GB 動作 |
2 | 増設メモリボード 1GB ( 512MB x 2枚 ) | N8102-194 | 3 | ◎ | 3GB 動作 |
3 | 増設メモリボード 2GB ( 1GB x 2枚 ) | N8102-195 | 2 | ◎ | 3GB 動作 |
4 | 増設メモリボード 4GB ( 2GB x 2枚 ) | N8102-196 | 1 | ◎ | 3GB 動作 |
■LAN増設 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1000BASE-T接続ボード | N8104-103 | 1 | ◎ | telnet,ftpにて動作を確認。 |
2 | 1000BASE-T接続ボード(2ch) | N8104-113 | 1 | ◎ | |
3 | 1000BASE-SX接続ボード | N8104-112 | 1 | ◎ | |
4 | 100BASE-TX接続ボード(2ch) | N8104-86 | 1 | ◎ | |
5 | 100BASE-TX接続ボード | N8104-111 | 1 | ◎ |
■AFT/ALB 動作確認 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 | |
---|---|---|---|---|---|---|
AFT | ALB | |||||
1 | 100BASE-TX接続ボード(2ch) | N8104-86 | 1 | ○ | ○ | AFT/ALB機能を確認。(注1) |
2 | 1000BASE-T接続ボード(2ch) | N8104-113 | 1 | ○ | - | AFT機能を確認。(注1) |
(注1)
AFT 設定方法については、 こちら、
ALB 設定方法については、 こちら を参照して下さい。
OS をインストール後に、下記のiANSパッケージと最新LANドライバとを入手し、適用します。
Intel(R)社のダウンロードサイト よりドライバ名で検索してください。
※最新のドライバに更新されている場合は、そちらを使用してください。
ドライバ パッケージ名 e100 e100-3.0.27.tar.gz e1000 e1000-5.3.19.tar.gz iANS ians-3.4.1.tar.gz
■バックアップ装置 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | SCSIコントローラ | N8103-65 | 1 | ◎ | 下記バックアップ装置を接続。(注1) |
2 | 内蔵DAT(DDS1/2/3/4)(20GB) | N8151-45 | 1 | ◎ | [N8103-65]に接続 データのBackup/Restoreを確認 |
3 | 内蔵DAT(DDS3/4/DAT72)(36GB) | N8151-51 | 1 | ◎ | |
4 | 内蔵AIT(25GB/35GB) | N8151-34B | 1 | ◎ | |
5 | 内蔵AIT(50GB) | N8151-46A | 1 | ◎ |
(注1)
OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-65 を増設した場合の設定
- /etc/modules.conf ファイルを編集し、次の行を追加します。
alias scsi_hostadapter a100u2w- 下記のコマンドを順に実施します。
# cd /boot # mkinitrd -f initrd-2.4.9-e.25.60mlsmp.img 2.4.9-e.25.60mlsmp # lilo- システムを再起動します。
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