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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2003年6月26日現在
Express5800/120Ef
ディストリビューション Red Hat Linux 8.0
(KERNEL 2.4.18-14smp※)

      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
インストール評価 / CPU増設 / LANボード増設 / HDD増設
バックアップ装置 / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

(※HiperThreading対応のため、シングルCPU構成でもマルチプロセッサ動作となります。)

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/120Ef(ディスクレスモデル/Xeon 1.80GHz/メモリ 256MB) N8100-857 1 CD-ROM Bootにてインストール
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
2 増設用 120GB HDD N8150-168 1
3 109型キーボード N8570-09 1
4 マウス (2ボタン) N8170-05 1

■CPU ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設CPUボード(Xeon 1.80GHz) N8101-242 1 IDE HDD構成でのインストール、
マルチプロセッサ動作(HiperThreadingにより論理CPUが4つ)を確認

■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnet,FTPにて正常動作を確認。
2 100BASE-TX接続ボード N8104-85 1 telnet,FTPにて正常動作を確認。(注1)
3 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 telnet,FTPにて正常動作を確認。(注1)
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,FTPにて正常動作を確認。

(注1)
このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、 e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。

(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
   

■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設用 40GB HDD N8150-180 1 オンボードIDE配下に接続
2 増設用 80GB HDD N8150-181 1 オンボードIDE配下に接続
3 増設用 120GB HDD N8150-168 1 オンボードIDE配下に接続
4 増設用 60GB HDD N8150-122 3 ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]配下に接続、 ディスクアレイの動作確認を参照
5 増設用HDDケージ N8150-166 1 ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]配下に接続、 ディスクアレイの動作確認を参照
6 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1 N8150-160を接続し正常動作を確認
7 増設用 36.3GB(15krpm) HDD N8150-160 2 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
8 増設用 18.1GB(10krpm) HDD N8150-156 2 ディスクアレイコントローラ[N8103-80]配下に接続、 ディスクアレイの動作確認を参照
※約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 内蔵DAT,DLTを接続し正常動作を確認 (注1)
2 内蔵DAT N8151-26 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
3 内蔵DLT N8151-17 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。

(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. #modprobe a100u2w
  3. #lsmod

  4. 上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされ ているかを確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。

■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-73A)
┳ 60GB HDD
(N8150-122)


RAID5構成


┣ 60GB HDD
(N8150-122)

┗ 60GB HDD
(N8150-122)

構成2
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-80)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-156)


RAID1構成


┗ 18.1GB HDD
(N8150-156)

構成3
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクミラーリング
コントローラ
(N8103-74)
┳ 40GB HDD
(N8150-180)


RAID1構成


┗ 40GB HDD
(N8150-180)

構成4
RAID5構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-73A)
━ 増設用HDDケージ
(N8150-166)
┳ 60GB HDD
(N8150-122)


RAID5構成


┣ 60GB HDD
(N8150-122)

┗ 60GB HDD
(N8150-122)

 
※  評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
MegaRAID i4(N8103-73A) :P661
MegaRAID U320 1ch(N8103-80) :1L23
FastTrak100 LP (N8103-74) :2.00.0070.06

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4
1 OSのインストール
(注1)

(注2)
CD-ROM Boot インストール完了。
(注1)
構成2「N8103-80」ドライバディスク作成、インストール手順

・ドライバディスク作成方法

  1. 下記、LSI LOGIC社のWebよりファイルをダウンロードします。
    URL: LSI LOGIC社のダウンロードサイト(2003.6.18現在)
    (ファイル名:RH118h.tgz バージョン:1.18h)

    1. Select a file productの項目で下記を選択します。
      MegaRaid320-1 - [520-1Ch]
    2. Select a file typeの項目で下記を選択します。
      Drivers
    3. Nextをクリックします。
    4. Drivers & Utilities のOS[Redhat 8.0] をクリックします。
    5. 注意事項をよく読み、同意した上で、I Agreeをクリックしてファイルをダウンロードしてください。

  2. ダウンロードした"RH118h.tgz"ファイルを展開します。
  3. 展開されたMega118h/RH80ディレクトリにある"dud-rh80-118h.gz"ファイルを展開します。
    下記ファイルが作成されます
    dd.img-i686
  4. 展開したファイルを下記ファイル名にリネイムします。
    dd.img
  5. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、ウィンドウズ上のコマンドプロンプトより下記コマンドを実行します。
    D:\>rawrite (※)
    下記表示が出ますのでファイル名を入力します。
    Enter disk image source file name: dd.img [ENTER]
    下記表示が出ますのでフロッピーディスクドライブ名を入力します。
    Enter terget diskette drive: a [ENTER]
    下記表示のとき [ENTER]キーを押すとドライバディスクが作成されます。
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-:
    (※) rawrite.exe は Red Hat Linux 8.0 インストール CD1の /dosutils に入っています。

以上でドライバディスク作成は完了です。

・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。
  2. インストーラの初期画面で boot: と出ているところで linux dd と入力しドライバアップデートモードでインストールを行う。
    boot: linux dd (enter)
  3. Deviceの画面で以下の表示がされますので[Yes]を選択します。
    Do you have a driver disk ?
         [Yes]    [No]
  4. 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。
    Insert your driver disk and press "OK" to continue.
         [OK]    [Cancel]
    この表示から後は通常のインストール画面になります。
  5. インストール終了後、再起動を行いドライバの確認を行います。 "dmesg"コマンドを実行します。
    #dmesg | less
    以下の表示でドライババージョンがv1.18hであることを確認します。
    megaraid 1.18h (Release Date: Thu Feb 6 17:25:43 EST 2003)
以上でドライバのインストールは完了です。

(注2)
構成1「N8103-74」ドライバディスク作成、インストール手順

・ドライバディスク作成方法
  1. 下記、Promise社のWebより使用カーネル(SMPカーネル等)に対応したファイルをダウンロードします。
    URL: Promise社のダウンロードサイト(2003.6.20現在)
    (ファイル名:3_ptift-rhsmpb25.zip バージョン:1.02.0.25 smpカーネル用)

    1. Select Productの項目で下記を選択します。
      FastTrak100 LP
    2. Select Categoryの項目で下記を選択します。
      Driver
    3. Select OSの項目で下記を選択します。
      RedHat
    4. GOをクリックします。
    5. FastTrak TX/LP Series RedHat 7.3/8.0 Driver をクリックし、SMPカーネル用ドライバをダウンロードします。

  2. ダウンロードした3_ptift-rhsmpb25.zipをFATフォーマット済みの1.44MBフロッピーディスクに展開します。

以上でドライバディスク作成は完了です。

・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。
  2. インストーラの初期画面で boot: と出ているところで以下のパラメータを指定します。
    boot: expert ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11
    ※ 上記パラメータは、CD-ROM がオンボード IDE#3 に接続されている場合の設定です。
  3. Deviceの画面で以下の表示がされますので[Yes]を選択します。
    Do you have a driver disk ?
         [Yes]    [No]
  4. 以下の画面のとき、上記で作成したドライバディスクを入れ、[OK]を選択します。
    Insert your driver disk and press "OK" to continue.
         [OK]    [Cancel]
    この表示から後は通常のインストール画面になります。
  5. ブートローダ−の設定画面で「高度なブートローダオプションの設定」にチェックを入れ、 「次」をクリックします。
  6. 一般カーネルパラメータの欄に以下のパラメータを指定します。
    ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11
  7. "Congratualations"または"おめでとうございます"画面で、Ctrl-Alt-F2を 押下しドライバのインストールを行います。 ドライバディスクを挿入し、下記コマンドを実行してください。
    #umount /tmp/fd0
    #chroot /mnt/sysimage
    #mount /dev/fd0 /mnt
    #cd /mnt
    #sh setup-ft
    #cd /tmp
    #cp /mnt/modules.cgz .
    #zcat modules.cgz | cpio -idv
    #cp -f 2.4.18-14smp/FastTrak.o /lib/modules/2.4.18-14smp/kernel/drivers/scsi/
    #cd /boot
    #/sbin/mkinitrd -f /boot/initrd-2.4.18-14smp.img 2.4.18-14smp
  8. ご使用のブートローダに応じて下記手順を行ってください。

    [GRUBの場合]

    1. /boot/grub/grub.confを修正します。
      #vi /boot/grub/grub.conf
    2. initrd行を追加します。
      title Red Hat Linux (2.4.18-14smp)
       root (hd0,0)
       kernel /boot/vmlinuz-2.4.18-14smp ro root=/dev/sda1 ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11
       initrd /boot/initrd-2.4.18-14smp.img ←追加

      以降は手順9に進んでください。

    [LILOの場合]

    1. /etc/lilo.confを修正します。
      #vi /etc/lilo.conf
    2. initrd行を追加します。
      image=/boot/vmlinuz-2.4.18-14smp
       label=linux
       read-only
       root=/dev/sda1
       append="ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11"
       initrd=/boot/initrd-2.4.18-14smp.img ←追加

    3. liloを実行します。
      #lilo
      以降は手順9に進んでください。

  9. 下記コマンドを実行します。
    #cd /
    #umount /mnt
    #exit
  10. インストールの終了
    Ctrl-Alt-F7を押下し、"Exit"または"終了"を選択
    再起動後ドライバは自動でロードされます。

以上でドライバのインストールは完了です。


DACボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4
1 パーティション作成 容量:4GBのパーティションを確保。動作した。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作した。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。
4 DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。

DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4
1 Disk障害時(Dead時)、Rebuild機能の動作を確認
(*1)

(*1)

(*1)

(*2)
(*1)Diskを抜いた状態でシステム起動すると、当該DiskがDead状態で縮退動作。 DeadしたDiskはユーティリティにてRebuildすることができた。
(*2)運用中にDiskを抜くとDead状態(FAIL)になるが運用は継続。 運用中に再装備してAutoRebuildができた。

最大パーティション数

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4
1 最大利用可能パーティション数 14 14 14 14 同時にmount可能なパーティション数


■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP
 
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
AFT ALB
1 100BASE-TX接続ボード N8104-85 2 AFT/ALB機能が正常動作を確認 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1 AFT/ALB機能が正常動作を確認 (注1)
3 1000BASE-TX接続ボード N8104-103 2 AFT/ALB機能が正常動作を確認 (注1)
   
(注1)
AFT設定方法ALB設定方法 についてはこちらを参照して下さい。

AFT/ALB機能を有効にするために、 Intel(R)社のWebより最新ドライバをDownloadし、OSをインストール後に適用して評価しました。
Intel(R)社のWebSite(Download) (2003.6.18現在)

  • iANSパッケージ: ians-2.3.35.tar.gz.tar
  • e100ドライバ: e100-2.3.13.tar.gz.tar
  • e1000ドライバ: e1000-5.1.11.tar.gz.tar
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