ディストリビューション |
Red Hat Linux 7.3
(KERNEL 2.4.18-3smp)
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本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。
なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。
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記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
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■インストール評価 |
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No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
Express5800/120Ef(ディスクレスモデル/Xeon 1.80GHz/メモリ 256MB) |
N8100-857 |
1 |
◎ |
CD-ROM Bootにてインストール (注1)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
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2 |
増設用 60GB HDD |
N8150-122 |
1 |
3 |
109型キーボード |
N8570-09 |
1 |
4 |
マウス (2ボタン) |
N8170-05 |
1 |
- (注1)
- CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
# disable ide-cd DMA
for i in /proc/ide/hd[a-z]
do
MEDIA=`cat ${i}/media`
if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
then
/sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
fi
done
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。
■LANボード |
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No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
1000BASE-SX接続ボード |
N8104-84 |
1 |
◎ |
telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 |
2 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-85 |
1 |
◎ |
telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 (注1) |
3 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-80 |
1 |
× |
1Port しか使用できませんでした。 |
4 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-86 |
1 |
× |
1Port しか使用できませんでした。 |
5 |
1000BASE-T接続ボード |
N8104-103 |
1 |
◎ |
telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 |
- (注1)
- このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、
e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。
(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
- インストール後、システムを起動します。
- /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
- (変更前) alias eth0 eepro100
- (変更後) alias eth0 e100
- システムを再起動します。
- 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
■HDD |
 |
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
SCSIコントローラ(HDD増設用) |
N8103-56 |
1 |
◎ |
N8150-156を接続し正常に動作することを確認 |
2 |
増設用 40GB HDD |
N8150-180 |
2 |
◎ |
ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照 |
3 |
増設用 60GB HDD |
N8150-122 |
1 |
◎ |
オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認 |
4 |
増設用 120GB HDD |
N8150-168 |
2 |
○ |
ディスクミラーリングコントローラ[N8103-74]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照 |
5 |
増設用 18.1GB HDD |
N8150-156 |
2 |
○ |
SCSIコントローラ[N8103-56]、
ディスクアレイコントローラ[N8103-80](注1)、
ディスクアレイコントローラ[N8103-53A](注2)
配下に接続、約30MBのファイルのコピー,DIFFを
30回繰り返すTPで確認
ディスクアレイの動作確認を参照
|
6 |
増設用HDDケージ |
N8150-180 |
1 |
◎ |
ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照 |
- (注1)
- 「OS基本インストール」(注1)を参照願います。
- (注2)
- 「OS基本インストール」(注4)を参照願います。
■バックアップ装置 |
 |
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
SCSIコントローラ |
N8103-65 |
1 |
◎ |
内蔵DATを接続し正常に動作することを確認 (注1) |
3 |
内蔵DAT |
N8151-12BC |
1 |
◎ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
|
- (注1)
- OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し
再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。
・ドライバのロード方法
- システム起動後以下のコマンドを実行します。
- #modprobe a100u2w
- #lsmod
上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされ
ているかを確認します。
・再起動後、自動でドライバをロードする方法
- /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』
を追加します。
■ディスクアレイの動作確認 |
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■ハードウェア構成
構成1
(RAID1) RAID1構成の環境にOSをインストール
|
Express5800 /120Ef |
 |
ディスクアレイ コントローラ
(N8103-73A) |
 |
40GB
HDD (N8150-180) |
RAID1構成
|
|
 |
40GB
HDD (N8150-180)
| |
構成2
(RAID1) RAID1構成の環境にOSをインストール
|
Express5800 /120Ef |
 |
ディスクアレイ コントローラ (N8103-80) |
 |
18.1GB
HDD (N8150-156) |
RAID1構成
|
|
 |
18.1GB
HDD (N8150-156)
| |
構成3
(RAID1) RAID1構成の環境にOSをインストール
|
Express5800 /120Ef |
 |
ディスクミラーリング コントローラ
(N8103-74) |
 |
120GB
HDD (N8150-168) |
RAID1構成
|
|
 |
120GB
HDD (N8150-168)
| |
構成4
(RAID1) RAID1構成の環境にOSをインストール
|
Express5800 /120Ef |
 |
ディスクアレイ コントローラ
(N8103-73A) |
 |
増設用HDDケージ
(N8150-166) |
 |
120GB
HDD (N8150-168) |
RAID1構成
|
|
 |
120GB
HDD (N8150-168)
| |
構成5
(RAID1) RAID1構成の環境にOSをインストール
|
Express5800 /120Ef |
 |
ディスクアレイ コントローラ
(N8103-53A) |
 |
40GB
HDD (N8150-156) |
RAID1構成
|
|
 |
40GB
HDD (N8150-156)
| |
|
※ |
評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
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|
(N8103-73A) |
:N661 |
|
(N8103-80) |
:1L19 |
|
(N8103-74) |
:2.00.0070.06 |
|
(N8103-53A) |
:6.00-42 |
■OS基本インストール
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
構成3 |
構成4 |
構成5 |
1 |
OSのインストール |
◎ |
○ (注1) |
○ (注2) |
◎ (注3) |
◎ (注4) |
CD-ROM Boot インストール完了。 |
- (注1)
- 構成2「N8103-80」ドライバディスク作成、インストール手順
・ドライバディスク作成方法
- 下記、LSI LOGIC社のWebよりファイルをダウンロードします。
LSI LOGIC社のWeb(2003.03.10現在)
URL:
http://support.megaraid.com/support/dlresult.cfm
(ファイル名 :RH118d.tgz ドライバ Ver:1.18d)
- Select a file productの項目で下記を選択します。
MegaRaid320-1 - [520-1Ch]
- Select a file typeの項目で下記を選択します。
Drivers
- Nextをクリックします。
- Drivers & Utilities のOSを[Redhat Linux 7.2 & 7.3] をクリックします。
- 注意事項をよく読み、同意した上で、I Agreeをクリックしてファイルをダウンロードしてください。
- ダウンロードした"RH118d.tgz"ファイルを展開します。
- modinfoファイルをエディタで開き、下記の通り変更してください。
[変更前]
Version 0
megaraid
scsi
"megaraid v1.18d (Release Date: Wed Aug 7 18:51:51 EDT 2002) - rh73"
[変更後]
Version 0
Version 0
megaraid
scsi
"MegaRAID for 40LD & 8LD controllers: 471/475/493/489/488/466/467/428/438/434/762"
- DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、
下記のファイルをフロッピーディスクにコピーします。
- modinfo
- modules.cgz
- modules.dep
- pcitable
- rhdd-6.1
以上でドライバディスク作成は完了です。
・ドライバインストール方法
- インストールCDを入れ、起動させます。
- インストーラの初期画面で boot: と出ているところで linux dd
と入力しドライバアップデートモードでインストールを行う。
boot: linux dd (enter)
- Deviceの画面で以下の表示がされますので[Yes]を選択します。
Do you have a driver disk ?
  [Yes]   [No]
- 以下の画面のとき、上記で作成したドライバーディスクを入れ、[OK]を選択します。
Insert your driver disk and press "OK" to continue.
  [OK]   [Cancel]
この表示から後は通常のインストール画面になります。
- インストール終了後、再起動を行いドライバの確認を行います。
"dmesg"コマンドを実行します。
#dmesg | less
以下の表示でドライババージョンがv1.18dであることを確認します。
megaraid: v1.18d (Release Date: Wed Aug 7 18:51:51 EDT 2002)
以上でドライバのインストールは完了です。
- (注2)
- 構成3「N8103-74」ドライバディスク作成、インストール手順
- 下記、Promise社のWebよりファイルをダウンロードします。
Promise社のWeb(2003.03.10現在)
URL:
http://www.promise.com/support/download/download2_eng.asp?productId=9&category=driver&os=3
RedHat v7.2/7.3 をクリック
(ファイル名:T-FTS-02-RHD73.zip ドライバVer:1.02.0.22)
- ダウンロードした"T-FTS-02-RHD73.zip"ファイルを展開します。
- 展開されたファイルのうちrhsmp-ftb22.zipを、
FATフォーマット済みの1.44MBフロッピーディスクに展開する。
- OSインストールを開始し、ブート時に以下のパラメータを指定する。
boot: expert ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11
※ 上記パラメータは、CD-ROM がオンボード IDE#3 に接続されている場合の設定です。
- FTドライバのロード
"Devices"ダイアログで、フロッピーディスクを挿入し、"Yes"または"OK"を選択。
- ブートローダの設定画面でカーネルパラメータに以下のパラメータを指定する。
"ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11"
- ドライバのインストール
"Congratualations"画面で、Ctrl-Alt-F2を押し、ドライバのインストールを行う。
#chroot /mnt/sysimage
#mount /dev/fd0 /mnt
#cd /mnt
#sh setup-ft
#cd /
#umount /mnt
#exit
インストールの終了
Ctrl-Alt-F7を押下し、"Exit"または"終了"を選択
- 再起動後、ドライバの確認を行う。
"dmesg"コマンドを実行します。
#dmesg | less
以下の表示でドライババージョンが 1.02.0.22 であることを確認します。
PROMISE FastTrak Series Linux Driver Version 1.02.0.22
以上でドライバのインストールは完了です。
- (注3)
- 以下のように Channel を分けて、HDD を接続してください。
HDD1 … Channel-1 Master
HDD2 … Channel-2 Master
- (注4)
- ブートローダは「lilo」を使用しました
■DACボード配下のDISKの使用
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
構成3 |
構成4 |
構成5 |
1 |
パーティション作成 |
◎ |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
容量:4GBのパーティションを確保。動作した。 |
2 |
ファイルシステム作成, mount, umount |
◎ |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
正常に動作した。 |
3 |
RAIDボード配下のDISKの使用可否 |
◎ |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。 |
4 |
DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
|
◎ |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。 |
■ DISK障害時の動作
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
構成3 |
構成4 |
構成5 |
1 |
DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 |
◎ |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
- DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し
AutoRebuild機能が正常に動作した。
|
■ 最大パーティション数
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
構成3 |
構成4 |
構成5 |
1 |
最大利用可能パーティション数 |
14 |
14 |
14 |
14 |
6 |
同時にmount可能なパーティション数
|
■AFT(Adapter
Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 |
 |
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
AFT |
ALB |
1 |
1000BASE-SX接続ボード |
N8104-84 |
2 |
○ |
○ |
AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
|
2 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-85 |
2 |
○ |
○ |
AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注2)
|
3 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-80 |
1 |
× |
× |
AFTを正常に組むことができませんでした (注3)
|
4 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-86 |
1 |
× |
× |
AFTを正常に組むことができませんでした (注3)
|
5 |
1000BASE-TX接続ボード |
N8104-103 |
2 |
○ |
○ |
AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
|
※
AFT設定方法、
ALB設定方法
についてはこちらを参照して下さい。
- (注1)
- AFT機能を有効にするために、OS をインストール後に、
Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、
評価を実施しました。
Intel(R)社の Web (2003.03.10現在)
- (注2)
- AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、
Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、
評価を実施しました。
Intel(R)社の Web (2003.03.10現在)
- (注3)
- ALB機能の性能はでてますが、AFTが正常に組めてないことから ALBも動作不可 としました。
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