ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
サイト内共通メニューここまで。
ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2003年3月10日現在
Express5800/120Ef
ディストリビューション Red Hat Linux 7.3
(KERNEL 2.4.18-3smp)


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
インストール評価 / LANボード増設 / HDD増設
バックアップ装置 / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/120Ef(ディスクレスモデル/Xeon 1.80GHz/メモリ 256MB) N8100-857 1 CD-ROM Bootにてインストール (注1)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
2 増設用 60GB HDD N8150-122 1
3 109型キーボード N8570-09 1
4 マウス (2ボタン) N8170-05 1


(注1)
CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
       
            # disable ide-cd DMA
            for i in /proc/ide/hd[a-z]
            do
               MEDIA=`cat ${i}/media`
               if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
               then
                   /sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
               fi
            done
            
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。


■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。
2 100BASE-TX接続ボード N8104-85 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 (注1)
3 100BASE-TX接続ボード N8104-80 1 × 1Port しか使用できませんでした。
4 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 × 1Port しか使用できませんでした。
5 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。

(注1)
このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、 e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。

(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
       

■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1 N8150-156を接続し正常に動作することを確認
2 増設用 40GB HDD N8150-180 2 ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照
3 増設用 60GB HDD N8150-122 1 オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
4 増設用 120GB HDD N8150-168 2 ディスクミラーリングコントローラ[N8103-74]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照
5 増設用 18.1GB HDD N8150-156 2 SCSIコントローラ[N8103-56]、
ディスクアレイコントローラ[N8103-80](注1)、
ディスクアレイコントローラ[N8103-53A](注2)
配下に接続、約30MBのファイルのコピー,DIFFを
30回繰り返すTPで確認
ディスクアレイの動作確認を参照
6 増設用HDDケージ N8150-180 1 ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照

(注1)
「OS基本インストール」(注1)を参照願います。

(注2)
「OS基本インストール」(注4)を参照願います。

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 内蔵DATを接続し正常に動作することを確認 (注1)
3 内蔵DAT N8151-12BC 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。

(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. #modprobe a100u2w
  3. #lsmod

  4. 上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされ ているかを確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。


■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-73A)
┳ 40GB HDD
(N8150-180)


RAID1構成


┗ 40GB HDD
(N8150-180)

構成2 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-80)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-156)


RAID1構成


┗ 18.1GB HDD
(N8150-156)

構成3 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクミラーリング
コントローラ
(N8103-74)
┳ 120GB HDD
(N8150-168)


RAID1構成


┗ 120GB HDD
(N8150-168)

構成4 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-73A)
━ 増設用HDDケージ
(N8150-166)
┳ 120GB HDD
(N8150-168)


RAID1構成


┗ 120GB HDD
(N8150-168)

構成5 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/120Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-53A)
┳ 40GB HDD
(N8150-156)


RAID1構成


┗ 40GB HDD
(N8150-156)

 
※  評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
(N8103-73A) :N661
(N8103-80) :1L19
(N8103-74) :2.00.0070.06
(N8103-53A) :6.00-42

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4 構成5
1 OSのインストール
(注1)

(注2)

(注3)

(注4)
CD-ROM Boot インストール完了。
(注1)
構成2「N8103-80」ドライバディスク作成、インストール手順

・ドライバディスク作成方法

  1. 下記、LSI LOGIC社のWebよりファイルをダウンロードします。
    LSI LOGIC社のWeb(2003.03.10現在)
      URL:   http://support.megaraid.com/support/dlresult.cfm
      (ファイル名 :RH118d.tgz ドライバ Ver:1.18d)
     
  2. Select a file productの項目で下記を選択します。
      MegaRaid320-1 - [520-1Ch]

  3. Select a file typeの項目で下記を選択します。
    Drivers

  4. Nextをクリックします。

  5. Drivers & Utilities のOSを[Redhat Linux 7.2 & 7.3] をクリックします。

  6. 注意事項をよく読み、同意した上で、I Agreeをクリックしてファイルをダウンロードしてください。

  7. ダウンロードした"RH118d.tgz"ファイルを展開します。

  8. modinfoファイルをエディタで開き、下記の通り変更してください。

    [変更前]
      Version 0
      megaraid
        scsi
        "megaraid v1.18d (Release Date: Wed Aug 7 18:51:51 EDT 2002) - rh73"


    [変更後]
      Version 0
      Version 0
      megaraid
        scsi
        "MegaRAID for 40LD & 8LD controllers: 471/475/493/489/488/466/467/428/438/434/762"


  9. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、
    下記のファイルをフロッピーディスクにコピーします。

    • modinfo
    • modules.cgz
    • modules.dep
    • pcitable
    • rhdd-6.1

以上でドライバディスク作成は完了です。


・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。

  2. インストーラの初期画面で boot: と出ているところで linux dd
    と入力しドライバアップデートモードでインストールを行う。

    boot: linux dd (enter)

  3. Deviceの画面で以下の表示がされますので[Yes]を選択します。

    Do you have a driver disk ?

         [Yes]    [No]

  4. 以下の画面のとき、上記で作成したドライバーディスクを入れ、[OK]を選択します。

    Insert your driver disk and press "OK" to continue.

         [OK]    [Cancel]

    この表示から後は通常のインストール画面になります。

  5. インストール終了後、再起動を行いドライバの確認を行います。

    "dmesg"コマンドを実行します。

    #dmesg | less

    以下の表示でドライババージョンがv1.18dであることを確認します。

    megaraid: v1.18d (Release Date: Wed Aug 7 18:51:51 EDT 2002)

    以上でドライバのインストールは完了です。

(注2)
構成3「N8103-74」ドライバディスク作成、インストール手順

  1. 下記、Promise社のWebよりファイルをダウンロードします。
    Promise社のWeb(2003.03.10現在)
      URL:   http://www.promise.com/support/download/download2_eng.asp?productId=9&category=driver&os=3

    RedHat v7.2/7.3 をクリック
      (ファイル名:T-FTS-02-RHD73.zip ドライバVer:1.02.0.22)
     
  2. ダウンロードした"T-FTS-02-RHD73.zip"ファイルを展開します。

  3. 展開されたファイルのうちrhsmp-ftb22.zipを、
    FATフォーマット済みの1.44MBフロッピーディスクに展開する。

  4. OSインストールを開始し、ブート時に以下のパラメータを指定する。

    boot: expert ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11

    ※ 上記パラメータは、CD-ROM がオンボード IDE#3 に接続されている場合の設定です。

  5. FTドライバのロード
    "Devices"ダイアログで、フロッピーディスクを挿入し、"Yes"または"OK"を選択。

  6. ブートローダの設定画面でカーネルパラメータに以下のパラメータを指定する。

    "ide0=0 ide1=0 ide2=0 ide3=0 ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0x1e8,0x3ee,11"

  7. ドライバのインストール

    "Congratualations"画面で、Ctrl-Alt-F2を押し、ドライバのインストールを行う。

    #chroot /mnt/sysimage
    #mount /dev/fd0 /mnt
    #cd /mnt
    #sh setup-ft
    #cd /
    #umount /mnt
    #exit

    インストールの終了
    Ctrl-Alt-F7を押下し、"Exit"または"終了"を選択

  8. 再起動後、ドライバの確認を行う。

    "dmesg"コマンドを実行します。
      #dmesg | less

    以下の表示でドライババージョンが 1.02.0.22 であることを確認します。

    PROMISE FastTrak Series Linux Driver Version 1.02.0.22

    以上でドライバのインストールは完了です。

(注3)
以下のように Channel を分けて、HDD を接続してください。

HDD1 … Channel-1 Master
HDD2 … Channel-2 Master
(注4)
ブートローダは「lilo」を使用しました

DACボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4 構成5
1 パーティション作成 容量:4GBのパーティションを確保。動作した。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作した。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。
4 DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。

DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4 構成5
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
 - DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し  AutoRebuild機能が正常に動作した。

最大パーティション数

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3 構成4 構成5
1 最大利用可能パーティション数 14 14 14 14 6 同時にmount可能なパーティション数



■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP
 
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
AFT ALB
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-85 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注2)
3 100BASE-TX接続ボード N8104-80 1 × × AFTを正常に組むことができませんでした (注3)
4 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 × × AFTを正常に組むことができませんでした (注3)
5 1000BASE-TX接続ボード N8104-103 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
   
AFT設定方法ALB設定方法 についてはこちらを参照して下さい。
(注1)
AFT機能を有効にするために、OS をインストール後に、 Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2003.03.10現在)

(注2)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、 Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2003.03.10現在)

(注3)
ALB機能の性能はでてますが、AFTが正常に組めてないことから ALBも動作不可 としました。
戻る ↑UP
この情報へのご意見をお寄せください。
この情報は役に立ちましたか?
はい
いいえ
わからない
 
動作確認を希望する組み合わせはありますか?
  個人情報保護のため、補足欄には個人情報の記入はご遠慮ください。
 


Copyright NEC Corporation. 1994- All rights reserved.