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2004年11月11日現在
(Linux) LANポート二重化 機能 動作確認

使用ドライバ

bonding.o


LANポートの二重化による、負荷分散(LB)・対障害性(FT)機能を有効にするために、 Red Hat Enterprise Linux、Miracle Linux等のディストリビューションにパッケージングされている Bondingドライバを使用して、評価を実施しました。
AFT/ALB(Adaptive Fault Tolerance/Adaptive Load Balancing)機能の説明については、 こちら を参照してください。

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資料

bondingドライバ概要

設定手順(概要)

 詳細は上記資料を参照してください。
  1. networkを停止し、設定を削除します。 e100.o、e1000.o ドライバを使用している場合の例です。
      # /etc/init.d/network stop
      # rm -f /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth*
      # rmmod e100
      # rmmod e1000

  2. /etc/modules.conf を編集し、次の2行を追加します。

      alias bond0 bonding
      options bond0 miimon=100

  3. loop back を起動します。
      # ifconfig lo up

  4. bond0 インターフェースを起動します。syslog を確認します。
      MLSE2.1/RHEL2.1 はsyslogになにも記載されません。

      # ifconfig bond0 10.10.10.10 netmask 255.255.255.0 broadcast 10.10.10.255 up

  5. eth0, eth1 をbond0 のslaveとして起動します。

      # insmod e100
      # insmod e1000
      # ifenslave bond0 eth0
      # ifenslave bond0 eth1

  6. ifoconfig で 全てのIPとMAC が同一になっているのを確認します。
      ping 等で導通チェックを行います。

  7. proc, syslogで、statusを確認します。
      Miracle Linux SE 2.1/Red Hat Enterprise Linux 2.1 はstatus チェック方法が不明なため、実質的に使用できません。

      # cat /proc/net/bonding/bond0
      あるいは、
      # cat /proc/net/bond0/info

確認内容

・動作確認

  ftp、telnet 等の動作確認

・対障害性(FT)機能の確認

  1. 正常時に proc, syslogで、statusを確認します。

     ・インターフェースの LINK_STATUS
     ・Primary のインターフェース

  2. Pingコマンドなどでネットワークを使用中に、 Primaryのネットワークケーブルを取り外すことにより故意に異常状態にする。 syslogへの記載と、ステイタス情報を確認。

     ・切断したインターフェースの LINK_STATUS が down していること
     ・Primary のインターフェースが切り替わっていること

  3. ネットワークケーブルを再接続して正常状態に戻し、 syslogへの記載とステイタスを確認。

     ・接続したインターフェース の LINK_STATUS が up していること
     ・Primary のインターフェースが元に戻っていること

・負荷分散(LB) 機能の確認について

  使用に当たっては、個々の構成における、性能の検証が必要です。

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