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2005年10月14日現在
Express5800/110Sc
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux WS3 Update6
( KERNEL 2.4.21-37.ELsmp )
* Red Hat Enterprise Linux WS3 Update5 の評価結果はこちらです。

記号の意味
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
インストール確認 / HDD増設/メモリ増設 /
LAN増設 / バックアップ装置 /

■インストール確認 UP

ハードウェア構成

構成 型番 機器名称
構成1(SATA) N8100-1068 Express5800/110Sc
(ディスクレスモデル/Intel Pentium4 3GHz/メモリ 512MB)
1
N8102-227 増設メモリボード (DDR2-533,SDRAM,UnBuffered,256MB ) 1
N8102-228 増設メモリボード (DDR2-533,SDRAM,UnBuffered,512MB ) 1
N8102-229 増設メモリボード (DDR2-533,SDRAM,UnBuffered,1GB ) 1
N8150-205 増設用 160GB HDD(SATA2, 7.2krpm) 2
※オンボードRAID機能(HostRAID)用のドライバは、本ディストリビューションに含まれていないため、HostRAID構成では使用できません。

動作確認

評価項目 結果 コメント
構成1
OSのインストール Update6 CD-ROM からの Boot にてインストール。(注1)
X Window Systemの動作  
PS/2 マウス・キーボード  
標準LANポート telnet,ftp(100MBファイルのput/get)にて動作を確認。
CPUの認識 cat /proc/cpuinfo にて、動作周波数、論理CPU個数(HT有効時)を確認。
メモリの認識 cat /proc/meminfo にて総容量を確認。
作成パーティション数 14 ドライブ全領域を使用。
ハードドライブ ファイルのコピー/比較を確認。
CD-ROM ドライブ
フロッピードライブ
負荷ランニング 各ドライブ、ネットワーク・ドライブへの負荷。24h以上。
再起動繰り返し 再起動を10回以上。
(注1)
インストールに際して次の操作を行ってください。
  1. インストールの初期に「Warning」という表題で「No Hard drive have faund.....」という文章がでた場合、YESを押し、下記の〜5までの操作を行います。
  2. 「Devices」という表題がでたら、Add Device を押します。
  3. 「Select Device Driver to Load」という表題がでたら、タブ・キーと矢印キーを使って、「Intel PIIX/ICH ATA controllers (ata_piix)」を選択し、OKを押します。
  4. 「Devices」という表題がでたら、Doneを押します。
  5. 以降は通常のインストールを実行します。
通常のインストールが終了し再起動してから以下を実施します。
  1. /etc/modules.confファイルを編集し、次のような行がある場合は削除します。
    # alias scsi_hostadapter ahci
    また、次のような行がない場合は追加します。
    # alias scsi_hostadapter ata_piix
  2. 下記のコマンドを順に実施します。
    # cd / Boot
    # mkinitrd -f initrd-2.4.21-37.EL.img 2.4.21-37.EL
    # mkinitrd -f initrd-2.4.21-37.ELsmp.img 2.4.21-37.ELsmp
  3. システムを再起動します。
以上でインストールは終了です。

■HDD増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8150-184 増設用 80GB HDD(SATA, 7.2krpm) オンボードSATAコネクタに接続し、
ファイルのコピー/比較動作を確認。
N8150-185 増設用 120GB HDD(SATA, 7.2krpm)
N8150-186 増設用 250GB HDD(SATA, 7.2krpm)
N8150-204 増設用 80GB HDD(SATA2, 7.2krpm)
N8150-205 増設用 160GB HDD(SATA2, 7.2krpm)
N8150-206 増設用 250GB HDD(SATA2, 7.2krpm)

■メモリ増設 UP

型番 機器名称 結果 評価概要
N8102-227 256MB増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM,UnBuffered,256MB) 4 cat /proc/meminfo にて計1024MBを確認。
N8102-228 512MB増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM,UnBuffered,512MB) 4 cat /proc/meminfo にて計2GBを確認。
N8102-229 1GB増設メモリボード(DDR2-533,SDRAM,UnBuffered,1024MB) 4 cat /proc/meminfo にて計4GBを確認。(注1)
(注1)
BIOSの仕様により、4GBのメモリ空間は約700MBがFLROM及びPCIレジスタ等に割り当てられるため、4GB実装時でも3.3GB程度の容量しか認識できません。

■LAN増設 UP
増設LANボードについては、増設LANボードの動作確認ページ(こちら)を参照してください。

■バックアップ装置 UP
バックアップ装置を接続した場合の本体装置の動作確認です。
バックアップ装置については、バックアップ装置の動作確認ページ(こちら)を参照してください。

ハードウェア構成

接続 型番 機器名称 使用ドライバ Version
接続1 N8103-65 増設ボード SCSIコントローラ (PCI,UltraWide) (注1) a100u2w 1.02c
接続2 N8103-75 増設ボード SCSIコントローラ (Ultra320) aic79xx 1.3.10-RH1
接続3 N8103-95 増設ボード SCSIコントローラ (Ultra160) aic7xxx 6.2.36

動作確認

評価項目 結果 コメント
接続1 接続2 接続3
負荷ランニング バックアップ装置、ハードドライブへの読み書き。1h以上。
再起動 (内蔵バックアップ装置接続) 繰り返し5回以上。
(注1)
OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-65 のドライバを以下の手順にて設定します。
  1. Update6 インストール CD-ROM#4 を CD-ROM ドライブに入れる。
  2. rootアカウントでログインし、下記のコマンドを順に実行します。
    # mount /mnt/cdrom
    # cd /mnt/cdrom/RedHat/RPMS
    # rpm -ivh kernel-unsupported-2.4.21-37.EL.i686.rpm
    # rpm -ivh kernel-smp-unsupported-2.4.21-37.EL.i686.rpm
    # cd
    # eject
    CD-ROM を取り出します。
  3. /etc/modules.conf ファイルを編集して、次の行を追加します。
    # alias scsi_hostadapter a100u2w
  4. 下記のコマンドを順に実施します。
    # cd / Boot
    # mkinitrd -f initrd-2.4.21-37.EL.img2.4.21-37.EL
    # mkinitrd -f initrd-2.4.21-37.ELsmp.img2.4.21-37.ELsmp
  5. システムを再起動します。
戻る UP