Express5800/110Re-1 | |
ディス トリビューション | Red Hat Enterprise Linux ES 2.1 (KERNEL 2.4.9-e.12smp) |
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。 ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。 なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。 |
記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可 −…未サポート |
標準構成 / ディスクアレイ構成 / HDD増設 / メモリ増設 / LAN増設 / AFT/ALB 動作 / バックアップ装置 / |
■標準構成 | ![]() |
■ハードウェア構成
構成 | 機器名称 | 型番 | 数 |
---|---|---|---|
標準 構成1 (IDE) |
Express5800/110Re-1 (ディスクレスモデル/Pentium4 3.0GHz/メモリ -MB) |
N8100-937 | 1 |
512MBメモリ | N8102-187 | 4 | |
40GB HDD | N8150-180 | 1 | |
80GB HDD | N8150-181 | 1 | |
109型キーボード(W) | N8170-12 | 1 | |
マウス (PS2,2ボタン) | N8170-05 | 1 | |
標準 構成2 (S-ATA) |
Express5800/110Re-1 (ディスクレスモデル/Pentium4 3GHz/メモリ -MB) |
N8100-937 | 1 |
256MBメモリ | N8102-186 | 1 | |
80GB HDD | N8150-184 | 2 | |
109型キーボード(W) | N8170-12 | 1 | |
マウス (PS2,2ボタン) | N8170-05 | 1 | |
標準 構成3 (SCSI) |
Express5800/110Re-1 (ディスクレスモデル/Pentium4 3GHz/メモリ -MB) |
N8100-937 | 1 |
256MBメモリ | N8102-186 | 1 | |
SCSIコントローラ (U320) | N8103-75 | 1 | |
36.3GB(1.5krpm) HDD | N8150-160 | 1 | |
109型キーボード(W) | N8170-12 | 1 | |
マウス (PS2,2ボタン) | N8170-05 | 1 |
■標準構成の動作
No. | 評価項目 | 結果 | コメント | ||
---|---|---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | 構成3 | |||
1 | OSのインストール | ◎ | ◎ | ○ (注1) |
CD-ROM Bootにてインストール。 |
2 | HDD | ◎ | ◎ | ○ | ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
3 | FDD | ◎ | ◎ | ◎ | |
4 | CDROM | ◎ | ◎ | ◎ | |
5 | 標準LAN | ○ (注2) |
○ (注2) |
○ (注2) |
telnet,ftpにて動作を確認。 |
6 | マウス・キーボード | ◎ | ◎ | ◎ | 動作を確認 |
7 | CPU | ◎ | ◎ | ◎ | Hyper-Threading/SMP動作 |
8 | Memory | ◎ | ◎ | ◎ | /proc/meminfo を確認 |
(注1)
このSCSIコントローラの構成にOSをインストールするには、ドライバディスクが必要です。
・ドライバディスク作成方法以上でドライバディスクの作成は完了です。
- ドライバディスクイメージを こちらか らダウンロードしてください。
- DOSフォーマットされたフロッピーディスクをドライブに挿入し、 Windows のコマンドプロンプトより、rawrite.exe コマンドを実行します。 rawrite.exe コマンドは、Red Hat Linuxインストール CD1 /dosutils に入っています。
- 下記のように表示されるのでファイル名「dd.img」、 フロッピーディスクドライブ名「a」、 最後にEnterキーを順に入力すると、フロッピーに書き込まれます。
Enter disk image source file name: dd.img
Enter terget diskette drive: a
Please insert a formatted diskette into drive A: and press
-ENTER-:
・ドライバディスクを利用したOSインストール方法以上でOSインストールは完了です。
- インストールCDを入れ、起動させます。
- インストーラの初期画面で boot: と出ているところで "linux dd" と入力し、ドライバディスクを利用したインストールを行います。
boot: linux dd- 続く画面で 「Do you have a driver disk ?」や 「Insert your driver disk and press "OK" to continue.」 などの表示に従い、 作成したドライバーディスクを挿入して [Yes] [OK] などと選択します。
- 以降は通常のインストールを継続します。 インストールが終了したら、ドライバディスクを取り出して再起動します。
(注2)
標準のLANドライバでは動作しない場合がありますので、 LANドライバ e1000 の最新バージョンを適用します。 方法は、「LAN増設」の(注1)を参照願います。
■ディスクアレイ構成 | ![]() |
■ハードウェア構成
RAID 構成1 |
|
|||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
RAID 構成2 |
|
■RAIDドライブの動作
No. | 評価項目 | 結果 | コメント | |
---|---|---|---|---|
構成1 | 構成2 | |||
1 | OSのインストール | ○ (注1) |
○ (注1) |
CD-ROM Boot インストール完了 |
2 | 4GB パーティションの作成 | ○ | ○ | 数10MB データのコピーと比較 |
3 | ファイルシステム作成, mount, umount | ○ | ○ | |
4 | データアクセス | ○ | ○ | |
5 | 2GB以上の領域へのデータアクセス | ○ | ○ | |
6 | 最大利用可能パーティション数 | 14 | 14 | |
7 | DISKがDEAD時の動作、Rebuild動作 | ○ | ○ | DEADのDISKを交換しPOST時のユーティリティにてRebuild。 |
(注1)
この構成にOSをインストールするには、ドライバディスクが必要です。
・ドライバディスク作成方法以上でドライバディスクの作成は完了です。
- ドライバディスクイメージ(megaraidドライババージョン: 2.00.2)を Red Hat Linux(R)社よりダウンロードします。
(ファイル名: 2.1esws-dd-multi-i686.img.gz)- ダウンロードしたファイルを解凍します。
- 解凍して得たファイルを「dd.img」にリネームします。
- DOSフォーマットされたフロッピーディスクをドライブに挿入し、 Windows のコマンドプロンプトより、rawrite.exe コマンドを実行します。 rawrite.exe コマンドは、Red Hat Linuxインストール CD1 /dosutils に入っています。
- 下記のように表示されるのでファイル名「dd.img」、 フロッピーディスクドライブ名 「a」、 最後にEnterキーを順に入力すると、フロッピーに書き込まれます。
Enter disk image source file name: dd.img
Enter terget diskette drive: a
Please insert a formatted diskette into drive A: and press
-ENTER-:
・ドライバディスクを利用したOSインストール方法以上でOSインストールは完了です。
- インストールCDを入れ、起動させます。
- インストーラの初期画面で boot: と出ているところで 「linux dd」 と入力し、ドライバディスクを利用したインストールを行います。
boot: linux dd- 続く画面で 「Do you have a driver disk ?」や 「Insert your driver disk and press "OK" to continue.」 などの表示に従い、 作成したドライバーディスクを挿入して [Yes] [OK] などと選択します。
- 以降は通常のインストールを継続します。 インストールが終了したら、ドライバディスクを取り出して再起動します。
(注2)
標準のLANドライバでは動作しないため、 LANドライバ e1000 の最新バージョンを適用します。 方法は、「LAN 増設」の(注1)を参照願います。
■HDD増設 | ![]() |
評価構成については、 「標準構成」と 「ディスクアレイ構成」を参照してください。
No. | 機器名称 | 型番 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|
1 | IDE 40GB HDD | N8150-180 | ◎ | オンボードのIDEコネクタ、 ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]に接続、 ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
2 | IDE 80GB HDD | N8150-181 | ||
3 | IDE 120GB HDD | N8150-168 | ||
4 | S-ATA 80GB HDD | N8150-184 | ◎ | オンボードのS-ATAコネクタに接続、 ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
5 | S-ATA 120GB HDD | N8150-185 | ||
6 | SCSI 36.3GB HDD | N8150-157 | ◎ | SCSIコントローラ[N8103-75]、 ディスクアレイコントローラ[N8103-80]に接続、 ファイルのコピー/比較動作を確認。 |
7 | SCSI 36.3GB HDD | N8150-160 | ||
7 | SCSI 73.2GB HDD | N8150-158 |
■メモリ増設 | ![]() |
評価構成については、 「標準構成」と 「ディスクアレイ構成」を参照してください。
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 増設メモリボード 256MB ( DDR333 ) | N8102-186 | 4 | ◎ | 計1GB 動作 |
2 | 増設メモリボード 512MB ( DDR333 ) | N8102-187 | 4 | ◎ | 計2GB 動作 |
3 | 増設メモリボード 1GB ( DDR333 ) | N8102-188 | 4 | ◎ | 計4GB (最大容量) 動作 |
■LAN増設 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1000BASE-T接続ボード | N8104-103 | 1 | ○ (注1) |
telnet,ftpにて動作を確認。 |
2 | 1000BASE-T接続ボード(LowProfile) | N8104-104 | 1 | ○ (注1) |
|
3 | 1000BASE-T接続ボード(2ch) | N8104-113 | 1 | ○ (注1) |
|
4 | 1000BASE-SX接続ボード | N8104-84 | 1 | ○ (注1) |
|
5 | 1000BASE-SX接続ボード(LowProfile) | N8104-109 | 1 | ○ (注1) |
|
6 | 1000BASE-SX接続ボード | N8104-112 | 1 | ○ (注1) |
|
7 | 100BASE-TX接続ボード(2ch) | N8104-86 | 1 | ◎ | |
8 | 100BASE-TX接続ボード | N8104-88(LowProfile) | 1 | ◎ | |
9 | 100BASE-TX接続ボード | N8104-111 | 1 | ◎ |
(注1)
標準のLANドライバでは動作しないため、 LANドライバ e1000 の最新バージョンを適用します。
- Intel(R)社より最新ドライバをDownloadします。
Intel(R)社ダウンロードサイトに て、 下のドライバ名で検索し、ダウンロードしてください。
※最新のドライバに更新されている場合は、そちらを使用してください。
ドライバ version パッケージ名 e1000 ver5.2.22 e1000-5.2.22.tar.gz - ダウンロードしたファイルを /tmp にコピーします。
- 以下のコマンドを実施します。( XXX はバージョン )
# cd /tmp
# tar zxvf e1000-XXX.tar.gz
# cd e1000-XXX
# cd src
# make
# make install
# insmod e1000- /etc/modules.conf を編集し、NICの枚数分、次のように変更します。
( ※対応するインターフェースが eth0 と eth1 の場合の例 )変更後 alias eth0 e1000
変更後 alias eth1 e1000- システムを再起動します。
- IPアドレス等の設定が必要な場合は行ってください。
■AFT/ALB 動作確認 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 | |
---|---|---|---|---|---|---|
AFT | ALB | |||||
1 | 100BASE-TX接続ボード(2ch) | N8104-86 | 1 | ○ | ○ | AFT/ALB機能を確認。(注1) |
2 | 1000BASE-T接続ボード(2ch) | N8104-113 | 1 | ○ | - | AFT機能を確認。(注1) |
(注1)
AFT 設定方法については、 こ ちら、
ALB 設定方法については、 こ ちら を参照して下さい。
OS をインストール後に、下記のiANSパッケージと最新LANドライバとを入手し、適用します。
Intel(R)社のダウンロードサイト よりドライバ名で検索してください。
※最新のドライバに更新されている場合は、そちらを使用してください。
ドライバ version パッケージ名 e100 ver2.3.38 e100-2.3.38.tar.gz.tar e1000 ver5.2.30 e1000-5.2.30.1.tar.gz iANS ver3.0.1 ians-3.0.1.tar.gz
■バックアップ装置 | ![]() |
No. | 機器名称 | 型番 | 数 | 結果 | 評価概要 |
---|---|---|---|---|---|
1 | SCSIコントローラ | N8103-65 | 1 | ◎ | 下記バックアップ装置を接続。(注1) |
1 | デバイス増設ユニット | N8141-28A | 1 | ◎ | SCSIコントローラ[N8103-65]に接続 下記バックアップ装置を収納。 |
2 | 内蔵DAT(DDS1/2/3/4)(20GB) | N8151-45 | 1 | ◎ | [N8103-65]に接続 データのBackup/Restoreを確認 |
3 | 内蔵DAT(DDS3/4/DAT72)(36GB) | N8151-51 | 1 | ◎ | |
4 | 内蔵AIT(25GB/35GB) | N8151-34B | 1 | ◎ | |
5 | 内蔵AIT(50GB) | N8151-46A | 1 | ◎ |
(注1)
OSインストール後にSCSIコントローラ N8103-65 を接続すると、自動でドライバをロードしません。
/etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に「modprobe a100u2w」という記述を追加し、再起動してください。
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