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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2002年11月18日現在


Express5800/110Rd-1
ディストリビューション Miracle Linux Standard Edition Version 2.1
(KERNEL 2.4.9-31.22ml)
(XFree86-4.1.0)


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
インストール評価 / LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置
無停電電源装置 (UPS) / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/110Rd-1(ディスクレスモデル/Pentium4 2AGHz/メモリ 128MB) N8100-842 1 CD-ROM Bootにてインストール (注1)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
2 増設用 60GB HDD N8150-122 1
3 ラックマウント用キーボード(W) N8170-13 1
4 マウス (2ボタン) N8170-05 1
     
(注1)
CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
       
            # disable ide-cd DMA
            for i in /proc/ide/hd[a-z]
            do
               MEDIA=`cat ${i}/media`
               if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
               then
                   /sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
               fi
            done
              
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。        


■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード N8104-85 1 telnetにて正常に動作することを確認。 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 telnetにて正常に動作することを確認。 (注1)
3 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnetにて正常に動作することを確認。
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnetにて正常に動作することを確認。

(注1)
このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、 e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。

(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
       

■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1 N8150-99、N8150-123、N8150-124、N8150-125を接続し正常に動作することを確認
2 増設用 18.1GB HDD N8150-98 2 ディスクアレイコントローラ[N8103-52]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照
3 増設用 36.3GB HDD N8150-99 1 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
4 増設用 20GB HDD N8150-121 1 オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
5 増設用 60GB HDD N8150-122 1 オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
6 増設用 18.1GB HDD N8150-123 1 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
7 増設用 36.3GB HDD N8150-124 1 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
8 増設用 73.2GB HDD N8150-125 1 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
9 増設用 120GB HDD N8150-168 1 オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認

■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 内蔵DAT、内蔵DLT、内蔵LTOを接続し正常に動作することを確認 (注1)
2 内蔵DAT N8151-12BC 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
3 内蔵DLT N8151-17 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
4 内蔵LTO N8151-40 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。


(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. #modprobe a100u2w
  3. #lsmod

  4. 上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされているかを確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。


■無停電電源装置 (UPS) ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 無停電電源装置 (ラックマウント用 / Smart-UPS相当 / 1400VA)[2U] N8142-15 1 ケーブルは[N8580-39]を使用。
PowerChutePlus v.4.5.3を使用することにより、以下の動作を確認。 (注1)
- 電源異常時のshutdown
UPSインタフェースキット (Linux用) N8580-39 1

(注1)

PowerChutePlus Version.4.5.3は以下のURLからダウンロードすることができます。

http://ss.apc.co.jp/download/ ※2002.11.14現在

  1. 上記URLの"ソフトウェア製品"を選択して、[GO]をクリックする。
  2. 下記の項目をクリックして、"PowerChutePlus-4.5.3-1.i386.rpm"ファイルをダウンロードして下さい。

"PowerChute plus v.4.5.3 for Linux on i386 (for glibc-based distributions ) RPM file"

・インストール方法

  1. #rpm -ivh PowerChutePlus-4.5.3-1.i386.rpm

■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/110Rd-1
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-52)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-98)


RAID1構成


┗ 18.1GB HDD
(N8150-98)

※: 評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
[出荷時DACボード FW Rev.] AcceleRAID160 (N8103-52) :6.00-08

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 OSのインストール CD-ROM Boot インストール完了。(注1)
   
(注1)
  
ブートローダは「lilo」を使用して評価を実施。
     
   

DACボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 パーティション作成 容量:4GBのパーティションを確保。動作した。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作した。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。
4 DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。

DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
1.DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し
AutoRebuild機能が正常に動作した。

備考:N8103-52について
  1. DACボード配下の各々のDISKの情報(online,Dead等)は、以下のファイルの内容を見ることにより確認可能(DACボード1枚でチャンネル0に接続している場合)
      /proc/rd/c0/current_status

最大パーティション数

No. 評価項目 結果 コメント
構成1
1 最大利用可能パーティション数 6 同時にmount可能なパーティション数



■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP
 
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 オンボード(100BASE-TX) N8100-842 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-86 1 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
   
AFT設定方法ALB設定方法についてはこちらを参照して下さい。   
(注1)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、 Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2002.11.14現在)

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