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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2003年9月3日現在
Express5800/110Rd-1
ディストリビューション Red Hat Enterprise Linux ES Ver2.1
(KERNEL 2.4.9-e.12)


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
−…未サポート
インストール評価 / LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置
/ ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認


■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/110Rd-1
(ディスクレスモデル/
Pentium4 2AGHz/
メモリ 256MB)
N8100-927 1 CD-ROM Bootにてインストール
キーボード認識、動作を確認
マウス認識、動作を確認
内蔵LAN認識、動作を確認
2 増設用 120GB HDD N8150-168 1
3 ラックマウント用キーボード(W) N8170-13 1
4 マウス (2ボタン) N8170-05 1


■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認
2 100BASE-TX接続ボード N8104-111 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認
3 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認
5 1000BASE-T接続ボード(2ch) N8104-113 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認


■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1
N8150-157を接続し、正常に動作することを確認

2 増設用 40GB HDD N8150-180 1 IDE on board配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを
30回繰り返すTPで確認
3 増設用 36.3GB HDD N8150-157 2 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを
30回繰り返すTPで確認
ディスクアレイコントローラ[N8103-80]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照(注1)
(注1)
「OS基本インストール」(注1)を参照願います。


■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 デバイス増設ユニット[N8141-28A]を接続し、
正常に動作することを確認(注1)
2 デバイス増設ユニット N8141-28A 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続
正常に動作することを確認
3 内蔵DAT N8151-12BC 1 デバイス増設ユニット[N8141-28A]配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回
繰り返すTPで確認
(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し、 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. # modprobe a100u2w
  3. # lsmod
    上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされているかを 確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『modprobe a100u2w』 を追加します。

■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/110Rd-1
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-80)
┳ 36.3GB HDD
(N8150-157)
RAID1構成

┗ 36.3GB HDD
(N8150-157)

※  評価時、RAIDボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
MegaRAID U320 CH1(N8103-80) :1L23

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
1 OSのインストール CD-ROM Boot インストール完了(注1)
(注1)
「N8103-80」ドライバディスク作成、 インストール手順

・ドライバディスク作成方法

  1. 下記、Red Hat 社の Web よりファイルをダウンロードします。

    Red Hat 社の Web(2003.9.3現在)
    URL:http://www.redhat.com/support/errata/rhel/21/qu1/driverdisks.html
    (ファイル名: 2.1esws-dd-multi-i686.img.gz バージョン: 2.00.2)

  2. ダウンロードした "2.1esws-dd-multi-i686.img.gz" ファイルを 展開します。
    下記ファイルが作成されます。

    2.1esws-dd-multi-i686.img

  3. 展開したファイルを下記ファイル名にリネームします。

    dd.img

  4. DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、ウィンドウズ上のコマンドプロンプトより下記コマンドを実行します。

    D:\>rawrite (注1)

    以下のメッセージに従い、ファイル名を入力します。
    Enter disk image source file name: dd.img [ENTER]

    以下のメッセージに従い、フロッピーディスクドライブ名を入力します。
    Enter terget diskette drive: a [ENTER]

    以下のメッセージに従い、[ENTER]キーを押すとドライバディスクが作成されます。
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER-:

    (注1)
    rawrite.exe ファイルは Red Hat Enterprise Linux ES Ver2.1 のインストール CD1
    /dosutils に入っています。

  5. Linux マシンにて上記で作成したドライバディスクの modules.cgz のファイルを展開します。

    # zcat modules.cgz | cpio -ivd

    下記のディレクトリが作成されます。

    2.4.9-e.12
    2.4.9-e.12smp
    2.4.9-e.12enterprise
    2.4.9-e.12summit
    2.4.9-e.12BOOT

  6. 各ディレクトリ配下にある megaraid_2002.o を下記にリネームします。

    megaraid.o

  7. modules.cgz 以下のコマンドで modules.cgz ファイルを作成します。

    古い modules.cgz を削除します。
    # rm modules.cgz

    新しい modules.cgz を作成します。
    # find -name "*.o" -type f | cpio -oH crc | gzip -9 > modules.cgz

  8. 7. で作成した modules.cgz ファイルをドライバディスクにコピーします。

  9. ドライバディスクの modinfo と pcitable のファイルの megaraid_2002 の記述を全て megaraid に書き換えます。

    ex)
    modinfo の場合 :
    megaraid_2002 ← megaraid に変更
    scsi
    "Updated MegaRAID version 2 driver"

    pcitable の場合 :
    0x1000 0x1960 "megaraid_2002" "LSI|MegaRAID Controller"
    "megaraid_2002" を "megaraid" に変更

以上でドライバディスク作成は完了です。

・ドライバインストール方法

  1. インストールCDを入れ、起動させます。

  2. インストーラの初期画面で boot: と出力されているところで text dd と入力し、テキストモード + ドライバアップデートモードでインストールを行います。

    boot: text dd (enter)

  3. 以下のメッセージが表示されますので、[Yes]を選択します。

    Do you have a driver disk ?

         [Yes]    [No]

  4. 以下のメッセージのとき、上記で作成したドライバーディスクを入れ、[OK]を選択します。

    Insert your driver disk and press "OK" to continue.

         [OK]    [Cancel]

    このメッセージ表示から後は通常のテキストインストール画面になります。

  5. インストール終了後、再起動します。

  6. 起動後、ドライバの確認を行います。

    "dmesg"コマンドを実行します。

    #dmesg | less

    以下の表示でドライババージョンがv2.00.2であることを確認します。

    megaraid: v2.00.2 (Release Date: Wed Dec 4 14:34:51 EST 2002)

以上でドライバのインストールは完了です。


RAIDボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
1 パーティション作成 容量:4GBのパーティションを確保し、正常に動作することを
確認
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作することを確認
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い、正常に動作することを確認
4 RAIDボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域への データのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い、正常に動作することを確認


DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、 AutoRebuild機能が正常に動作することを確認


最大パーティション数

No. 評価項目 結果 コメント
1 最大利用可能パーティション数 14 同時にmount可能なパーティション数



■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing) 動作確認 ↑UP
 
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
AFT ALB
1 オンボード(100BASE-TX) N8100-927 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
(注1)
2 100BASE-TX接続ボード(2ch) N8104-86 1 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
(注1)
3 1000BASE-T接続ボード(2ch) N8104-113 1 AFT機能が正常に動作することを確認
(注2)
AFT設定方法ALB設定方法についてはこちらを参照して下さい。
(注1)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、評価を実施しました。

Intel(R)社のWeb(2003.9.3現在)

(注2)
AFT機能を有効にするために、OS をインストール後に、Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、評価を実施しました。

Intel(R)社のWeb(2003.9.3現在)

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