ディストリビューション |
Red Hat Linux 7.3
(KERNEL 2.4.18-18.7.x)
(XFree86-4.2.0-8) |
|
本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。
なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。
|
|
記号の意味は以下の通りです。 |
◎…当該ディストリビューションで動作可能 ○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能 ×…動作不可
|
■インストール評価 |
|
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
Express5800/110Eg(ディスクレスモデル/Pentium4 2AGHz/メモリ 128MB) |
N8100-855 |
1 |
○ |
CD-ROM Bootにてインストール (注1) (注2)
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
|
2 |
増設用 60GB HDD |
N8150-122 |
1 |
3 |
109型キーボード |
N8570-09 |
1 |
4 |
マウス (2ボタン) |
N8170-05 |
1 |
- (注1)
- Red Hat Linux 7.3 標準カーネルでは、オンボードIDEディスクコントローラのDMAがONにならないため、
RedHat社のWebよりDownloadしたカーネルパッケージをインストールして評価を実施しました。
・カーネルインストール手順
- RedHat社のWebよりカーネルパッケージ及びmodutilsパッケージを
Downloadします。
RedHat社のWeb(2003.1.20現在)
- modutilsをアップデートします。
#rpm -Uvh modutils-2.4.18-3.7x.i386.rpm
- カーネルパッケージをインストールします。
#rpm -ivh kernel-2.4.18-18.7.x.i686.rpm
- 再起動後、ブートローダーのメニュー画面で
インストールを行ったカーネルを選択してください。
以上でカーネルインストールは終了です。
- (注2)
- CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
# disable ide-cd DMA
for i in /proc/ide/hd[a-z]
do
MEDIA=`cat ${i}/media`
if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
then
/sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
fi
done
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。
■LANボード |
|
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
1000BASE-SX接続ボード |
N8104-84 |
1 |
○ |
telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 |
2 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-85 |
1 |
○ |
telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 (注1) |
3 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-86 |
1 |
○ |
telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 (注1) |
4 |
1000BASE-T接続ボード |
N8104-103 |
1 |
○ |
telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 |
- (注1)
- このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、
e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。
(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
- インストール後、システムを起動します。
- /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
- (変更前) alias eth0 eepro100
- (変更後) alias eth0 e100
- システムを再起動します。
- 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
■HDD |
 |
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
SCSIコントローラ(HDD増設用) |
N8103-56 |
1 |
○ |
N8150-156を接続し正常に動作することを確認 |
2 |
増設用 40GB HDD |
N8150-180 |
2 |
○ |
ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]
配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照 |
3 |
増設用 60GB HDD |
N8150-122 |
1 |
○ |
オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認 |
4 |
増設用 120GB HDD |
N8150-168 |
1 |
○ |
オンボードIDE配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認 |
5 |
増設用 18.1GB HDD |
N8150-156 |
2 |
○ |
SCSIコントローラ[N8103-56]、
ディスクアレイコントローラ[N8103-73A]
配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
ディスクアレイの動作確認を参照(注1) |
- (注1)
- 「OS基本インストール」(注1)を参照願います。
■バックアップ装置 |
 |
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
1 |
SCSIコントローラ |
N8103-65 |
1 |
○ |
内蔵DATを接続し正常に動作することを確認 (注1) |
3 |
内蔵DAT |
N8151-12BC |
1 |
○ |
SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
|
- (注1)
- OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し
再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。
・ドライバのロード方法
- システム起動後以下のコマンドを実行します。
- #modprobe a100u2w
- #lsmod
上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされ
ているかを確認します。
・再起動後、自動でドライバをロードする方法
- /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』
を追加します。
■ディスクアレイの動作確認 |
|
■ハードウェア構成
構成1
(RAID1) RAID1構成の環境にOSをインストール
|
Express5800 /110Eg |
 |
ディスクアレイ コントローラ (N8103-73A) |
 |
40GB
HDD (N8150-180) |
RAID1構成
|
|
 |
40GB
HDD (N8150-180)
| |
構成2
(RAID1) RAID1構成の環境にOSをインストール
|
Express5800 /110Eg |
 |
ディスクアレイ コントローラ (N8103-80) |
 |
18.1GB
HDD (N8150-156) |
RAID1構成
|
|
 |
18.1GB
HDD (N8150-156)
| |
※ |
構成1,2の差異は、RAIDボード、HDDの違いです。 |
|
※ |
評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。 |
|
(N8103-73A) |
:N661 |
|
(N8103-80) |
:1L19 |
■OS基本インストール
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
1 |
OSのインストール |
○ |
○(注1) |
CD-ROM Boot インストール完了。 |
- (注1)
- 構成2「N8103-80」ドライバディスク作成、インストール手順
・ドライバディスク作成方法
- 下記、LSI LOGIC社のWebよりファイルをダウンロードします。
LSI LOGIC社のWeb(2003.1.20現在)
URL:
http://support.megaraid.com/support/dlresult.cfm
(ファイル名:RH118d.tgz)
- Select a file productの項目で下記を選択します。
MegaRaid320-1 - [520-1Ch]
- Select a file typeの項目で下記を選択します。
Drivers
- Nextをクリックします。
- Drivers & Utilities のOSを[Redhat Linux 7.2 & 7.3] をクリックします。
- 注意事項をよく読み、同意した上で、I Agreeをクリックしてファイルをダウンロードしてください。
- ダウンロードした"RH118d.tgz"ファイルを展開します。
- modinfoファイルをエディタで開き、下記の通り変更してください。
[変更前]
Version 0
megaraid
scsi
"megaraid v1.18d (Release Date: Wed Aug 7 18:51:51 EDT 2002) - rh73"
[変更後]
Version 0
Version 0
megaraid
scsi
"MegaRAID for 40LD & 8LD controllers: 471/475/493/489/488/466/467/428/438/434/762"
- DOSフォーマットされたフロッピーディスクをディスクドライブに入れて、
下記のファイルをフロッピーディスクにコピーします。
- modinfo
- modules.cgz
- modules.dep
- pcitable
- rhdd-6.1
以上でドライバディスク作成は完了です。
・ドライバインストール方法
- インストールCDを入れ、起動させます。
- インストーラの初期画面で boot: と出ているところで linux dd
と入力しドライバアップデートモードでインストールを行う。
boot: linux dd (enter)
- Deviceの画面で以下の表示がされますので[Yes]を選択します。
Do you have a driver disk ?
  [Yes]   [No]
- 以下の画面のとき、上記で作成したドライバーディスクを入れ、[OK]を選択します。
Insert your driver disk and press "OK" to continue.
  [OK]   [Cancel]
この表示から後は通常のインストール画面になります。
- インストール終了後、再起動を行いドライバの確認を行います。
"dmesg"コマンドを実行します。
#dmesg | less
以下の表示でドライババージョンがv1.18dであることを確認します。
megaraid: v1.18d (Release Date: Wed Aug 7 18:51:51 EDT 2002)
以上でドライバのインストールは完了です。
■DACボード配下のDISKの使用
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
1 |
パーティション作成 |
○ |
○ |
容量:4GBのパーティションを確保。動作した。 |
2 |
ファイルシステム作成, mount, umount |
○ |
○ |
正常に動作した。 |
3 |
RAIDボード配下のDISKの使用可否 |
○ |
○ |
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。 |
4 |
DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
|
○ |
○ |
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。 |
■ DISK障害時の動作
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
1 |
DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 |
○ |
○ |
DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
- DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し
AutoRebuild機能が正常に動作した。
|
■ 最大パーティション数
No. |
評価項目 |
結果 |
コメント |
構成1 |
構成2 |
1 |
最大利用可能パーティション数 |
14 |
14 |
同時にmount可能なパーティション数
|
■AFT(Adapter
Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 |
 |
No. |
機器名称 |
型番 |
数 |
結果 |
評価概要 |
AFT |
ALB |
1 |
1000BASE-SX接続ボード |
N8104-84 |
2 |
○ |
× |
AFT機能が正常に動作することを確認 (注1)(注2)
|
2 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-85 |
2 |
○ |
○ |
AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注3)
|
3 |
100BASE-TX接続ボード |
N8104-86 |
1 |
○ |
○ |
AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注3)
|
4 |
1000BASE-TX接続ボード |
N8104-103 |
2 |
○ |
× |
AFT機能が正常に動作することを確認 (注1)(注2)
|
※
AFT設定方法、
ALB設定方法
についてはこちらを参照して下さい。
- (注1)
- AFT機能を有効にするために、OS をインストール後に、
Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、
評価を実施しました。
Intel(R)社の Web (2003.1.20現在)
- (注2)
- ALB構成時に性能が出ない場合があります。
- (注3)
- AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、
Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、
評価を実施しました。
Intel(R)社の Web (2003.1.20現在)
|