ここからサイト内共通メニューです。
サイト内共通メニューを読み飛ばす。
サイト内共通メニューここまで。
ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2002年8月28日現在
Express5800/110Ef
ディストリビューション Red Hat Linux 7.3
(KERNEL 2.4.18-3)
(XFree86-4.2.0-8)


      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
インストール評価 / LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置
無停電電源装置 (UPS) / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 Express5800/110Ef(ディスクレスモデル/Pentium4 1.8GHz/メモリ 128MB) N8100-807 1 CD-ROM Bootにてインストール (注1) (注2)
PXE Bootにてネットワークインストール
キーボード認識、動作を確認。
マウス認識、動作を確認。
内蔵LAN認識、動作を確認。
2 増設用 120GB HDD N8150-168 1
3 109型キーボード N8570-09 1
4 マウス (2ボタン) N8170-05 1

(注1)
本機では、システム構成ガイドの記載のとおり、LinuxOS使用時は、PCIスロット#1は使用できません。
オプションボードは、PCIスロット#1には接続せず、 PCIスロット#2〜#4のいずれかに接続してください。
   

(注2)
CD-ROMについては、DMAモードをOFFにして使用します。
インストール後に、/etc/rc.sysinitに以下の記述を追加し、再起動を行ってください。
       
# disable ide-cd DMA
for i in /proc/ide/hd[a-z]
do
MEDIA=`cat ${i}/media`
if [ ${MEDIA} = "cdrom" ]
then
/sbin/hdparm -d0 /dev/`basename ${i}`
fi
done
本設定はシステム起動時に実行され、再起動後に有効となります。
また、本設定はCD-ROMのみを対象とするため、HDDには影響ありません。



■LANボード ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。
2 100BASE-TX接続ボード N8104-85 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 (注1)
3 100BASE-TX接続ボード N8104-80 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。 (注1)
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnet,FTPにて正常に動作することを確認。

(注1)
このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、 e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。

(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
       

■HDD ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1 N8150-144を接続し正常に動作することを確認
2 増設用 20GB HDD N8150-121 2 ディスクミラーリングコントローラ[N8103-74]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照
3 増設用 60GB HDD N8150-122 2 ディスクアレイコントローラ[N8103-73]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照
4 増設用 120GB HDD N8150-168 1 本体IDEインタフェースに接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
5 増設用 18.1GB HDD N8150-98 2 ディスクアレイコントローラ[N8103-52]配下に接続
ディスクアレイの動作確認を参照
6 増設用 36.3GB HDD N8150-99 1 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
7 増設用 73.2GB HDD N8150-125 1 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認



■バックアップ装置 ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 内蔵DAT、外付DAT集合型を接続し正常に動作することを確認 (注1)
2 内蔵DAT N8151-12BC 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
3 外付DAT集合型 N8560-23 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続。
約30MBのファイルのBackup/Restore,DIFFを30回繰り返すTPで確認。
mtxでのメディア入れ替えが正常にできることを確認

(注1)
OSをインストール後にSCSIコントローラ[N8103-65]を接続し 再起動を行った場合は、
自動でドライバをロードしない場合があります。
その場合は、以下の手順でドライバをロードします。

・ドライバのロード方法
  1. システム起動後以下のコマンドを実行します。
  2. #modprobe a100u2w
  3. #lsmod

  4. 上記lsmod コマンドで a100u2w ドライバがロードされ ているかを確認します。

・再起動後、自動でドライバをロードする方法
  1. /etc/rc.d/rc.sysinit ファイルの最後に『 modprobe a100u2w』 を追加します。


■無停電電源装置 (UPS) ↑UP

No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 無停電電源装置 (Smart-UPS相当 / 1400VA) N8180-13 1 ケーブルは[N8580-39]を使用。
PowerChutePlus v.4.5.3を使用することにより、以下の動作を確認。 (注1)
- 電源異常時のshutdown
UPSインタフェースキット (Linux用) N8580-39 1

(注1)


PowerChutePlus Version.4.5.3は以下のURLからダウンロードすることができます。


http://ss.apc.co.jp/download/ ※2002.8.28現在

  1. 上記URLの"ソフトウェア製品"を選択して、[GO]をクリックする。
  2. 下記の項目をクリックして、"PowerChutePlus-4.5.3-1.i386.rpm"ファイルをダウンロードして下さい。

"PowerChute plus v.4.5.3 for Linux on i386 (for glibc-based distributions ) RPM file"

・インストール方法

  1. #rpm -ivh PowerChutePlus-4.5.3-1.i386.rpm


■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

構成1 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/110Ef
━ ディスクミラーリング
コントローラ
(N8103-74)
┳ 20GB HDD
(N8150-121)


RAID1構成


┗ 20GB HDD
(N8150-121)

構成2 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/110Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ(IDE)
(N8103-73)
┳ 60GB HDD
(N8150-122)


RAID1構成


┗ 60GB HDD
(N8150-122)

構成3 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

Express5800
/110Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-52)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-98)


RAID1構成


┗ 18.1GB HDD
(N8150-98)

※  構成1,2,3の差異は、RAIDボード、HDDの違いです。
 
※  評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。

[出荷時DACボード FW Rev.]  FastTrak100 LP (N8103-74) :2.00.0070.02

Megaraid i4 (N8103-73) :1.00

AcceleRAID160 (N8103-52) :6.00-08

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 OSのインストール CD-ROM Boot インストール完了。 (注1)

(注1)
N8103-74に接続されたハードディスクへのインストール

  1. Promise社のWebから、FastTrak100 LP用ドライバ(1.2.0.22)をダウンロード

    URL: http://www.promise.com/support/linux2_eng.asp?mode=linux_download&product_id=9
    (Redhat v7.0/7.1/7.2/7.3) ※2002/8/28現在

  2. ダウンロードしたrhup-ftb14.tgzを展開し、FATにフォーマット済みの 1.44MBフロッピーディスクに、展開されたファイルをコピーする。

  3. インストールを開始し、ブート時に以下のパラメータを指定する。

    boot: linux ide0=0x1f0,0x3f6,14 ide1=0x170,0x376,15 ide2=0 ide3=0
    ide4=0 ide5=0 ide6=0 ide7=0 ide8=0 ide9=0 dd

  4. FTドライバのロード

    "Devices"ダイアログで、"Yes"または"OK"を選択

  5. ドライバのインストール

    "Congratualations"または"おめでとうございます"画面で、Ctrl-Alt-F2を 押下しドライバのインストールを行う

    #umount /tmp/drivers
    #mount -t vfat /dev/fd0 /mnt/floppy
    #cd /mnt/floppy
    #./setup-ft

  6. インストールの終了

    Ctrl-Alt-F7を押下し、"Exit"または"終了"を選択


    再起動後ドライバは自動でロードされます。

DACボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 パーティション作成 容量:4GB,約30GBのパーティションを確保。動作した。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作した。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。
4 DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。

DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2 構成3
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
 - DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し
 AutoRebuild機能が正常に動作した。

※ N8103-52について

DACボード配下の各々のDISKの情報(online,Dead等)は、 以下のファイルの内容を見ることにより確認可能
(DACボード1枚でチャンネル0に接続している場合)
  /proc/rd/c0/current_status


■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP
 
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-85 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注2)
3 100BASE-TX接続ボード N8104-80 1 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注2)
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認 (注1)
   
AFT設定方法ALB設定方法 についてはこちらを参照して下さい。
(注1)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、 Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2002.8.28現在)

(注2)
AFT/ALB機能を有効にするために、OS をインストール後に、 Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバを適用して、 評価を実施しました。

Intel(R)社の Web (2002.8.28現在)

戻る ↑UP

この情報へのご意見をお寄せください。
この情報は役に立ちましたか?
はい
いいえ
わからない
 
動作確認を希望する組み合わせはありますか?
  個人情報保護のため、補足欄には個人情報の記入はご遠慮ください。
 


Copyright NEC Corporation. 1994- All rights reserved.