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ホーム > 製品 > コンピュータプラットフォーム > Express5800シリーズポータル > Linux on Express5800 > Linux動作確認情報 一覧 > Linux動作確認情報 詳細
2002年6月6日現在


Express5800/110Ef

ディストリビューション

Miracle Linux Standard Edition Version2.0
(KERNEL 2.4.7-2.24ml)
(XFree86-4.0.3)



      本ページの内容は、限られた評価環境における検証結果に基づいた動作確認情報です。
      ページ内の情報をご活用いただく前に予め「ご利用にあたっての注意事項」をご覧ください。


      なお、ハードウェアの導入・購入に関するご相談はこちらからお問い合わせ下さい。

記号の意味は以下の通りです。
◎…当該ディストリビューションで動作可能
○…当該ディストリビューションに最新ドライバ等を適用し動作可能
×…動作不可
インストール評価 / LANボード増設 / HDD増設 / バックアップ装置
無停電電源装置(UPS) / ディスクアレイの動作確認 / AFT/ALB動作確認

■インストール評価 ↑UP

    
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1Express5800/110Ef(ディスクレスモデル/Pentium4 1.8GHz/メモリ 128MB / 109型キーボード・2ボタンマウス本体標準添付) N8100-807 1 CD-ROM Bootにてインストール
キーボード認識、動作を確認
マウス認識、 動作を確認
内蔵LAN認識、動作を確認
2 増設用 20GB HDD N8150-121 1
3 マウス (3ボタン) N8170-04 1




■LANボード ↑UP


    
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード N8104-85 1 telnetにて正常に動作することを確認 (注1)
2 100BASE-TX接続ボード N8104-80 1 telnetにて正常に動作することを確認 (注1)
3 1000BASE-T接続ボード N8104-90 1 telnetにて正常に動作することを確認
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 1 telnetにて正常に動作することを確認  (注2)
5 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 1 telnetにて正常に動作することを確認
(注1)
このモデルの評価では、デフォルト設定される eepro100 が正常に動作しない場合がある為、e100 を使用しております。
このため、インストール後に手動で e100 ドライバを適用する必要があります。
尚、弊社にて実施した e100 ドライバへの置き換え手順を以下に提示します。

(eepro100 → e100 ドライバ置き換え手順)
  1. インストール後、システムを起動します。
  2. /etc/modules.conf を以下のようにNIC枚数分、変更します。
    • (変更前) alias eth0 eepro100
    • (変更後) alias eth0 e100
  3. システムを再起動します。
  4. 再起動後に lsmod コマンドで e100 ドライバがロードされているかを確認します。
(注2)
Miracle Linux Standard Edition Version2.0のパッケージに入っているe1000ドライバでは、正常に動作しないためIntel(R)社のWebよりDownloadしたドライバをmakeして、評価を実施しました。

Intel(R)社の Web(2002.6.4現在) より Download
URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=415&DwnldID=2897
(e1000ドライバ:e1000-4.2.17.tar.gz)

                                   
■HDD ↑UP


No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 増設用 20GB HDD N8150-121 1 on board IDEコントローラ配下に接続
DMAモードを有効にし、約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTPで確認
2 SCSIコントローラ(HDD増設用) N8103-56 1 N8150-99,125を接続し正常に動作することを確認
3 増設用 36.3GB HDD N8150-99 1 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTP で確認
4 増設用 73.2GB HDD N8150-125 1 SCSIコントローラ[N8103-56]配下に接続
約30MBのファイルのコピー,DIFFを30回繰り返すTP で確認




■バックアップ装置 ↑UP


No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 SCSIコントローラ N8103-65 1 内蔵DAT、内蔵AIT、外付DAT集合型を接続し正常に動作することを確認
2 内蔵DAT N8151-12BC 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回 繰り返すTPで確認
3 内蔵DAT N8151-26 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回 繰り返すTPで確認
4 内蔵AIT N8151-28 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回 繰り返すTPで確認
5 外付DAT集合型 N8560-23 1 SCSIコントローラ[N8103-65]配下に接続
約30MBのファイルのBackup/Restore、DIFFを30回 繰り返すTPで確認
mtxでのメディアの入れ替えが正常に行われることを確認。(注)

(注)
デフォルトでインストールされる"mtx"(v1.2.12)コマンドを使用するとエラーが発生します。バージョン 1.2.13を使用するとコマンドによるテープの入れ換えができます。バージョン 1.2.13による動作を確認。

mtxは以下のURLからダウンロードできます。
説明ページ:http://www.miraclelinux.com/support/update/data/mtx.html
モジュール:ftp://ftp.miraclelinux.com/pub/Miracle/ia32/standard/2.0/updates/RPMS/mtx-1.2.13-2ml.i686.rpm ※2002.6.4 現在

<インストール方法>
  1. mtx-1.2.13-2ml.i686.rpm ファイルを展開します。
       #rpm -Uvh mtx-1.2.13-2ml.i686.rpm
  2. 再起動します。
       #reboot
  3. バージョンの確認 "mtx version 1.2.13"と表示されます。
       #mtx --version

  再起動後インストールした"mtx"コマンドが使用できます。


■無停電電源装置 ↑UP
                       
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1無停電電源装置 (Smart-UPS相当 / 1400VA) N8180-13 1 ケーブルは[N8580-39]を使用。 PowerChutePlus v.4.5.3を使用することにより、以下の動作を確認。 (注)
- 電源異常時のshutdown
-電源Offを確認     
UPSインタフェースキット (Linux用) N8580-39 1
2無停電電源装置 (ラックマウント用/Smart-UPS相当 / 1400VA)[2U] N8142-15 1 ケーブルは[N8580-39]を使用。 PowerChutePlus v.4.5.3を使用することにより、以下の動作を確認。 (注)
- 電源異常時のshutdown
-電源Offを確認     
UPSインタフェースキット (Linux用) N8580-39 1
(注)
PowerChutePlus v.4.5.3はコンパニオンCDのものを使用。

■ディスクアレイの動作確認 ↑UP

ハードウェア構成

       
構成1 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

        
Express5800
/110Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-73)
┳ 60GB HDD
(N8150-122)


RAID1構成


┗ 60GB HDD
(N8150-122)

       
構成2 (RAID1)
RAID1構成の環境にOSをインストール

        
Express5800
/110Ef
━ ディスクアレイ
コントローラ
(N8103-52)
┳ 18.1GB HDD
(N8150-98)


RAID1構成


┗ 18.1GB HDD
(N8150-98)

※: 構成1,2の差異は、RAIDボード、HDD N型番の違いです。
※: 評価時、DACボード FW Rev. は出荷時設定で行っています。
[出荷時DACボード FW Rev.] AcceleRAID160 (N8103-52) :6.00-08
Megaraid i4 (N8103-73) :1.00

OS基本インストール

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
1 OSのインストール CD-ROM Boot インストール完了。



DACボード配下のDISKの使用

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
1 パーティション作成 容量:4GB,9GBのパーティションを確保。動作した。
2 ファイルシステム作成, mount, umount 正常に動作した。
3 RAIDボード配下のDISKの使用可否 データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。
4 DACボード配下のDISKがシステムドライブ時、2GB以上の領域へのデータのセーブ及び内容の確認
データのコピー/Verifyを行い内容を確認。動作した。




DISK障害時の動作

No. 評価項目 結果 コメント
構成1 構成2
1 DISK障害時(DEAD時)、AutoRebuild機能の動作を確認 DISKがDEAD状態になった時、Rebuild機能の動作
1.DEADになったDISKシステムが動作している状態で交換し
AutoRebuild機能が正常に動作した。

備考:N8103-52について
  1. DACボード配下の各々のDISKの情報(online,Dead等)は、以下のファイルの内容を見ることにより確認可能(DACボード1枚でチャンネル0に接続している場合)
      /proc/rd/c0/current_status




■AFT(Adapter Fault Tolerance)/ALB(Adaptive Load Balancing)動作確認 ↑UP

        
No. 機器名称 型番 結果 評価概要
1 100BASE-TX接続ボード N8104-85 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
2 100BASE-TX接続ボード N8104-80 1 AFT機能が正常に動作することを確認
3 1000BASE-T接続ボード N8104-90 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
4 1000BASE-T接続ボード N8104-103 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
5 1000BASE-SX接続ボード N8104-84 2 AFT/ALB機能が正常に動作することを確認
   
AFT設定方法 ALB設定方法についてはこちらを参照して下さい。    
(注)
AFT/ALB機能を有効にするために、Miracle Linux Standard Edition Version2.0 をインストール後に、Intel(R)社のWebよりDownloadしたドライバをmakeして、評価を実施しました。
Intel(R)社の Web(2002.6.4現在) より Download

URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=415&DwnldID=2895
(iANSパッケージ:iANS-1.7.17.tar.gz)

URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=415&DwnldID=2897
(e1000ドライバ:e1000-4.2.17.tar.gz)

URL: http://appsr.intel.com/scripts-df/Detail_Desc.asp?ProductID=416&DwnldID=2896
(e100ドライバ:e100-2.0.30.tar.gz)


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