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導入事例
Express5800シリーズ事例一覧 
 事例紹介
システム概要 | 導入目的 | 導入効果 | お客様プロフィール
ファーストサーバ株式会社 様

NECのデータセンター向け1Uハーフサーバー
Express5800/i110Ra-1hの大量導入で電源問題を解決


 データセンター共通の課題としての電力不足。京都に本社を置きレンタルサーバー事業などを手がけるカゴヤ・ジャパンは、省電力CPUを搭載したNECのデータセンター向け1UハーフサーバーExpress5800/i110Ra-1hの大量導入によってこの問題を解決。さらには、自社データセンターの建設にあたり、主力機としての導入を決定した。
 導入背景

 レンタルサーバー事業の拡大で 100台単位のサーバー導入

 京都に本社を置くカゴヤ・ジャパンは、1998年にISP事業から出発し、その後レンタルサーバー事業、システムインテグレーション事業と事業範囲を広げてきた。レンタルサーバー事業においては、その豊富なサービスメニューとコストパフォーマンスの優位性で、順調に業績を伸ばしており、サーバーの追加導入が続いている。
 今までは外資系ベンダーのサーバーを使用していたが、追加導入にあたり、購入先が1社に偏る事を避ける意味もあり、国内メーカーの採用を検討していた。そして、昨年9月の共有サーバー機導入の際、省電力設計の1Uハーフサーバー、NEC製Express5800/i110Ra-1hが採用された。

電源問題は データセンターの共通課題

 現在、データセンターでは電源問題が重要な課題になっている。従来のファシリティーでは、1ラックあたりの利用可能電力は40Aまでが主流で、なかには30Aという設備もあり、Pentium4の3.20GHzなどの高消費電力CPUを搭載したサーバーは、1ラックあたり15台弱程度の電力しか使えない。そのため、ラックあたりの収容台数が限られ、レンタルサーバー事業者の経費を圧迫、ユーザーの利用コストに跳ね返らざるをえなかった。
 昨年、カゴヤ・ジャパンではサーバーの販売が好調で、月に40〜50台ずつマシンを増強していた。5月に共有サーバーの導入にあたり複数のサーバーメーカーに声をかけたところ、NECからは、IDC向けに開発した新製品である1Uハーフサーバーの提案が持ちかけられた。「他社に比べカタログの消費電力の低さが目を引いた」と、カゴヤ・ジャパン取締役業務部長の川野純一氏は振り返る。

 サーバー導入時に初期コストが注目されるのは当然だが、電力消費を加えたランニングを考えて年間コストを比較すると明らかにNECが勝っていた。 まず9月に導入が決定。その後、年内に追加注文が2度あり、都合数百台のExpress5800/i110Ra-1hが現在稼動している。
 当初、PentiumMのクロック数がPentium4より数字的に低いことが懸念されたが、実際導入後の運用を見てみると、「PentiumM1.73GHzはPentium4の2.80GHzと同等のパフォーマンスを発揮している」(川野氏)という。
 また省電力設計以外にも、LinuxOSのサポート力も見落とすことはできない。現在、ホスティングサービスで使用されるOSの9割がオープンソースのLinuxであり、その8割がフリーLinuxだといわれている。NECではサーバーのLinux対応の検証結果を広くウェブ上で公開して、ユーザーの確認に役立てている。

北川 貞大氏
カゴヤ・ジャパン株式会社
代表取締役社長
北川 貞大氏
川野 純一氏
カゴヤ・ジャパン株式会社
取締役業務部長
川野 純一氏
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 導入目的
1ラック最大80台収納可能。
フロントオペレーションで保守も容易


  Express5800/i110Ra-1hは、ラック1本の前後から収納が可能な、奥行き35.5cmという省スペースな筐体で、CPUには低消費電力のPentium M/Celeron Mプロセッサーを採用し、1ラック(44台)あたり最大80台の収容、稼働が可能な設計となっている。
  LANコネクタやPCIスロットなど、各種インターフェースをサーバー前面に集約し、レールも大きく引き出せる設計なので、ラック両面からの収納でも保守に不自由はない。また、L字型ACケーブルコネクタを採用しているため、省スペースでの容易なケーブリングが実現されている。

 運用保守面では、ハードディスクの前面メンテナンスが可能。ハードディスクの交換を、引き出し式の前面スライドタグによって行える。
 一般企業の基幹サーバーに比べレンタルサーバーの場合メンテナンスが多いため、前面オペレーションは特に「現場でも好評」(川野氏)だ。
 そのほか、引き出し式のネームタグラベルを用意するなど、「ホスティング業者が発想したような」アイデアが多数盛り込まれている。

 また、放熱も「ハードディスクや電源部など、従来のサーバーでは熱を持ちやすい部分でも、サーバーの上面が熱くならない」(川野氏)という。早急な結論は出せないが、発熱の軽減がハードディスクの寿命を伸ばし、維持費の低減にもつながるのではと期待しているという。

 

BladeServer
集中的フロントオペレーションが保守効果をアップ
BladeServer
HDDの取り出しも前面から可能
BladeServer
ラックの前後搭載を可能にし、熱・排気について
も考慮されたレール設計
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 導入効果
自社データセンター開設に
強力なパートナーシップを


 Express5800/i110Ra-1hの特長のひとつに、動作検証がある。Linuxの動作保証のウェブ公開は先に触れたが、主要なLANドライバーや、業界でよく使用されるRAIDカードなどについても動作確認が前もって行われているため、試験稼動もスムーズに進む。単なる箱売ではなく、ユーザーの立場に立った総合的なサービス提供である点が、「導入で苦労した点は、すぐには思い浮かばない」(川野氏)という円滑な導入に結びついていくのだろう。

 カゴヤ・ジャパンでは、1Uハーフサーバーを今後も大量に導入していく方針を固め、5月に稼動する自社データセンターの放熱方式を、当初予定していた形から1Uハーフサーバーの特性を活かせる形に設計変更した。
  同社では、主力サービスの一つである「専用サーバー200」への1Uハーフサーバーの採用も現在検討されており、増設分からの導入を想定し、NECと連携を図っている。

「次期新製品のタイミングを見計らって、弊社のサービスメニューを変更し、提供していきたい。特に1Uハーフの省電力設計は、台数の出るボリュームゾーンへの投入で、大きなコストメリットを生み出します」と、カゴヤ・ジャパン代表取締役社長の北川貞大氏は、今後の方針を語る。
  新データセンターではホスティング、ハウジング、コロケーションをオーナーとして積極的に展開していく予定だが、そこではNECとのパートナーシップを、競合との差別化の一つとして期待しているという。

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 お客様プロフィール
社 名 カゴヤ・ジャパン株式会社 カゴヤ・ジャパン
本 社 京都府京田辺市田辺中央1-5-5
設立 1998年12月
主な
事業概要
インターネットサービスプロバイダ、ウェブホスティング、システムインテグレーション など

設立以降、「与えられた舞台は全て使い切れ」をモットーに次々にインターネット関連サービスを充実させている。月額840円から手軽に始められるWindowsサーバーの「DOSABA」(http://www.dosaba.com/)、Linuxサーバーの「KAGOYA Internet Routing」では共有サーバーから、専用サーバーの他アカデミックプランを用意。お客様満足度No.1主義のもと技術力の高いサービスを提供している。 また、今年5月のゴールデンウィーク明けには、免震・地震対策やより強固なセキュリティ対策がなされた200ラック規模の自社データセンターが稼動する予定で、信頼性の高い、きめ細かなハウジング環境の提供を目指している。

URL http://www.kagoya.net/

「Internet Magazine」2006年3月29日発行に掲載

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