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「Express5800シリーズ」事例一覧へ>>

 事例紹介
システム概要 導入目的 導入効果 将来の展望 お客様プロフィール  

 株式会社エービーシー・マート
事例紹介
無停止型 IAサーバで、オフコンベースの基幹業務システムを
連続稼働に耐え得る高可用性システムへと再構築

 システム概要

 靴の小売店「ABC-MART」を全国展開するエービーシー・マート様は、東証1部上場を果たした2002年から多店舗展開を加速。子供からシニアまで幅広い年齢層に対応する商品企画と店舗戦略で、現在では全国に445店舗(2009年2月末現在)を擁する、シューズ小売業界No.2へと成長し、さらなる事業拡大を目指している。

 同社は、長年オフコンによって運用してきた購買管理、在庫管理などの基幹システムをリプレースするにあたって、主要なハードウェアコンポーネントを二重化したNECの無停止型IAサーバ「Express5800/ftサーバ」を採択。高度なフォールト・トレラント機能(耐障害性)を実現したサーバが、止まることの許されないエービーシー・マート様のシステムをしっかりと支えている。

ftサーバ
▲エービーシー・マート様の基幹業務を支える
  Express5800/ ftサーバ(Windowsモデル)「Express5800/320Fb-MR」

ABC-MART銀座店
▲「HAWKINS」「VANS」など、時代に即したシューズファッションを市場に投入し、 収益を伸ばしているエービーシー・マート様。写真はABC-MART銀座店。
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 導入目的

事業の成長に伴って、基幹システムのトランザクションデータが増大。
オフコン時代と同様の運用安定性を実現できるハード構成を模索


NUOVO
 ▲女性をターゲットにした新業態店「NUOVO」
 2008年秋、アメリカの金融危機に端を発した世界同時不況。日本では同年10〜12月期のGDPが、戦後2番目の歴史的な落ち込みとなった。景気悪化の逆風にあって、エービーシー・マート様は09年2月期の決算で6期連続の増収増益を確保、過去最高益を更新している。同社は靴を単なる生活必需品ではなく、ファッションアイテムという位置付けで消費者に提案し続けてきた。近年は、流行を巧みに取り入れた女性向けブーツに加え、スポーツ靴・ウォーキングシューズなど機能性を高めた商品でシニア層の開拓にも成功。こうした取り組みが、好調な業績にも表れている。

小島穣氏
株式会社エービーシー・マート
取締役 経営企画室長
小島穣氏

  順調な業容拡大を続ける同社だが、それゆえに、成長を支える情報システム強化への取り組みという面での課題も大きかった。同社では、海外からの輸入業務と原価管理、マスター管理、在庫管理などの基幹システムをオフコンベースで構築し、90年代から運用を続けてきた。「年間で約4万SKU(※)を処理しており、しかも靴はサイズレンジが長いので市販のパッケージは適用させにくい。長年の業務ノウハウをシステムに蓄積してきたこともあり、オープン化には不向きでした」と、同社の取締役 経営企画室長 小島穣氏は述べる。しかし同社が順調に成長を続ける中、2000年代半ばにはシステムの継承が困難になりつつあった。「トランザクションデータの増大や技術継承の観点から、オフコンベースのレガシーなシステムを維持していくのは難しいと判断し、2006年にオープン化の検討を開始しています。ただしこのシステムは商品マスター管理や原価計算など、事業の核となる部分を支えていますから、再構築にあたってはオフコン時代と同様の運用安定性と耐障害性を実現できるかどうかに、かなり不安がありました」(小島氏)。

 「ABC-MART」は年中無休。基幹システムは朝7時から深夜1時まで稼働させている。同社の小売システムや物流・会計システムとも連携していることから、夜間の時間帯もバッチ・データ連携とバックアップ業務に充てられる。つまり連続運転が前提で、止まることが許されない。もしも障害が起こると、倉庫から店舗への商品補充に甚大な影響が出て、販売機会ロスが発生してしまうのである。

(※)SKU・・・Stock Keeping Unit の略で、在庫管理を行う場合の管理単位。
  データベースを構築して在庫管理を電子化する際には、この 「SKU」の単位で商品・製品を管理していく。
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 導入効果

高可用性、運用コスト、そしてサービス体制。
TCOを踏まえた明確な提案が評価される


串田幸嗣氏
横河ソリューションズ
株式会社
情報エンジニアリング
事業部
串田幸嗣氏
 同社から基幹システム再構築の相談を受けた横河ソリューションズ株式会社では、高度な耐障害性と連続稼働という要求を低廉なコストで実現するために、NECの無停止型IAサーバ「Express5800/ftサーバ」を核にした提案を行っている。「販売機会損失を起こさない高可用性システムを実現するために、クラスタ構成やソフトウェアによる冗長化のしくみも検討しましたが、障害発生時のリカバリなどに特別な運用作業が発生します。一方、NECのftサーバは主要なモジュールが二重化されており、もし片系に障害が発生しても稼働が継続できますから、何よりも安心感があります。外部ストレ−ジとの親和性も良く、保守・運用コストも低く抑えられることから、このサーバを核にしたシステム構成が、エービーシー・マート様のニーズに対してトータルで最も優れたものになると考え、提案しています」(横河ソリューションズ株式会社 情報エンジニアリング事業部 串田幸嗣氏)。

 ftサーバは高可用性に加え、WindowsOSが改造なしでプリインストールされている点もポイントだ。これにより、使い慣れた一般のIAサーバと同様に扱うことが可能であり、システム構築、保守、運用コストの低減につなげることができる。 

 2007年9月、エービーシー・マート様はこの提案を採用し、Express5800/ftサーバをデータセンターに設置。まずはデータベースサーバとして稼働を開始し、並行して基幹系の業務開発とテストにも使用している。また、同社では今回のシステム再構築に際して、運用管理に要する全てのコストを洗い出している。「運用面で発生しているコストは、固定資産や通信費、データセンターの月額費用などに分散しており、全体を正確に把握できていなかったのです。こうしたコストを全て集約してみると、相当な金額にのぼることがわかりました。とりわけ今回はftサーバの可用性の高さだけでなく、運用コスト、管理者の負担軽減、システム障害の際の通報サービス体制など、基幹システムのTCOを踏まえた明確な提案をいただけたことを、高く評価しています」(小島氏)。

 Express5800の保守サービスには、標準で[エクスプレス通報サービス]が用意されており、ハードウェアに障害発生した場合、自動的に障害情報が保守拠点に通報され、迅速な保守対応が可能となる。これにより、ftサーバの持つ可用性をより効果的に発揮する保守体制が実現できる。
基幹システム
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 将来の展望

5年後の720店舗体制を見据えた
システム増強と、BPRを計画中


 ftサーバは二重化のための特別なソフトウェアの設定が不要であり、業務開発においても横河ソリューションズのソリューションフレームワーク「eMethodTM」をそのまま活用することで、高品質・短納期でのシステム導入が実現している。「今回のシステムは、開発基盤を5階層のモデルとして定義しています。DBレイヤを一般のIAサーバからftに置き換えることで、ハードウェアの可用性を大きく向上させることができる点でも、NECのftサーバを評価しています」(串田氏)。こうして実現した新しい基幹システムは2008年11月より本稼働を開始。エービーシー・マート様の輸入業務と小売を支える、安定した運用環境が実現している。

 ファッション性の高い商品を扱う小売業として、お客様との接点である「現場」を重視している点が、エービーシー・マート様の強み。経営トップをはじめ役員も、週末には店頭に出て靴を売る。同社には全店舗毎のリアルタイムな販売・在庫データが、各店舗から閲覧できるシステムがあり、社員はそれぞれの販売状況に応じた売り場づくりに取り組む。同社は今後、2010年3月に実現する全国500店舗体制、さらに5年後の720店舗体制を見据えたシステムの増強を計画しているが、多店舗化を加速させながらも、店舗の標準化をあえて進めることはしない。各店員は自身の経験や次の流行をかぎ取る独自の感覚で、一定量の仕入れを実行できる権限を持つ。情報システム活用と、人間本来の力を引き出して活気ある売り場を作るバランス感覚・・・。快進撃を続ける同社から、学ぶべき点は多い。
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 お客様プロフィール
所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 
渋谷マークシティ ウエスト19階
本社 ▲エービーシー・マート様の本社(東京都渋谷区)
設 立 1985年6月
資本金 34億8,293万円
従業員数 3,530名 (うち契約社員2名 / アルバイト1,924名)  
(2008年2月末日現在)
事業内容 靴・衣料・雑貨などの小売、靴の商品企画・輸入販売、
各種ブランドのライセンス事業
株式会社エービーシー・マート様 URL    http://www.abc-mart.com/
 

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