================================================================================             Express5800シリーズ Express5800/MW300b(N8100-1014)、Express5800/MW500c(N8100-1013)、 Management Console Ver2.0-3 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2005年3月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 5.使用方法 6.注意・制限事項 7.改版履歴 8.添付ファイル  9.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 本プログラムは、Express5800/MW300b(N8100-1014)、Express5800/MW500c(N8100-1013)、 の設定管理ツール(Management Console)のアップデート モジュール Ver2.0-3です。 2.対象機種 Express5800/MW300b(N8100-1014) Express5800/MW500c(N8100-1013) 3.インストール方法 オンラインアップデートを使用して適用する方法と、オンラインアップデートを使 用せずに適用する方法があります。 3.a オンラインアップデートを使用する方法 「Express5800/MWパッチ適用手順書」を参照し、 「Management Console for MW Ver 2.03」を適用してください。 3.b オンラインアップデートを使用しない方法  以下の手順で、本アップデートモジュールの解凍とインストールを行って下さい。 ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて 適宜読みかえて下さい。 【インストール準備】  (1)本アップデートモジュールを本装置の/tmpディレクトリにダウンロードします。 (2)本装置にtelnetします(login名:admin)。    ログイン後、suコマンドでroot権限を取得します。 (3)/tmpディレクトリに移動します。 # cd /tmp 【インストール手順】  (1)サービスの停止   Management Consoleの[サービス]画面からtelnet以外のすべてのサービスを停止させます。 (2)アップデートモジュールの適用   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行します。 # rpm -Uvh wbmcap-6.0-5.noarch.rpm   ※コマンドの実行は、telnetからroot権限で行って下さい。    コマンドを実行するとパッケージがインストールされます。 (3)システムの再起動   システムを再起動します。  (4)サービスの起動   Management Consoleの[サービス]画面から以下のサービスを必要に応じて起動します。   ・メールサーバ(popd)   ・メールサーバ(imapd)   ・メールサーバ(mail-httpd)   ※上記のサービスはシステムを再起動しても自動的に起動されません。    サービスを起動される場合は、併せて、[サービス]画面の「OS起動時の状態」を「起動」    に変更して下さい(次回のシステム起動から自動的に起動されるようになります)。  (5)後処理   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除します。   # rm wbmcap-6.0-5.noarch.rpm 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 リリースされる各モジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。 ・wbmcap-6.0-5.noarch.rpm d0d6fcb28a326f21127e103affd86fbc 5.使用方法 使用方法については、ヘルプ画面を参照してください。 6. 注意・制限事項 6.1 共通の注意・制限事項  ・適用時は、アップデートモジュール適用作業以外でのサーバへのアクセスは行わない ようにして下さい。  ・適用時は、スケジュールによるバックアップが動作しないことを確認してください。 ・適用後に、システムの再起動を行って下さい。 6.2 ロードバランスクラスタ構成での注意・制限事項  ・マスタ、スレーブの順で、すべての本装置へ適用して下さい。  ・マスタへの適用前に、マスタのManagement Consoleに接続し、   システム>ロードバランス 画面にて、ミラーリング間隔に ”NO”を設定して下さい。  ・適用前に、サービス画面の[停止]ボタンにて、各種サービスを停止して下さい。   ※TELNET、FTPサービス以外のサービスについては、再起動によりもとの起動状態に    戻ります。  ・適用後に、システムの再起動を行って下さい。   ※スレーブの再起動は、マスタが起動した状態で行って下さい。  ・すべての本装置へアップデートモジュールを適用後、システム>ロードバランス 画面にて、ミラーリング間隔を設定して下さい。 6.3 フェイルオーバクラスタ構成での注意・制限事項 ・すべての本装置について稼動サーバに切り替えた状態で適用して下さい。 ・適用後に、システムの再起動をCLUSTERPROマネージャから行って下さい。 7.改版履歴 2004.2.18 Ver 2.0-3 ○問題点対処 (1)ネットワーク eth2 を利用している環境で AFT/ALB モードに切り替えると、再起動後に ネットワークが利用不能になる問題に対処 AFT/ALB 利用時に eth2 がネットワークインターフェイス管理画面に 表示されなくなる問題に対処 (2)ネームサーバ(named) ゾーンファイル追加時に $TTL ディレクティブの追加 (3)パッケージ オンラインアップデート実行時、proxy アドレスに不正な入力があった際に 画面表示がおかしくなる問題に対処 パッケージ情報、アップデート、依存するパッケージ一覧、ファイル一覧の 画面上で、「パッケージ」のアンカーを辿ったときに「手動インストール」 画面に遷移してしまう問題に対処 (4)アドレス帳(ldap) 一括登録の際に、登録データに問題があった場合該当データの行番号を 表示されるよう対処 ヘルプ画面の誤記修正 (5)ヘルプ オンラインヘルプにFAQを追加 2004.12.26 Ver.2.0-1 ○問題点対処 (1)ユーザ管理 ユーザ一括登録、変更にて特定の文字が文字化けする問題に対処。 (2)ネットワーク ルーティングテーブル設定が再起動後に有効にならない問題に対処。 *注意事項 6.4 を参照してください。 (3)パッケージ rpmインストール時に環境変数"LANG"の指定を行わないように変更。 8.添付ファイル  ・wbmcap-6.0-5.noarch.rpm 9.商標および著作権 本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社が有しています。 *その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 --------------------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002-2005