Express5800/50,100,Blade Server,Internet Streaming Serverシリーズでの Windows 2000 ServicePack 4適用にあたって
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SURFNAVIのWindows2000 ServicePack4対応について
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【該当リリース】
SURFNAVIインターネットモデル Ver1.0〜1.1 [N8100-737,NP8100-737P1]
SURFNAVI構築キット Ver1.1 [UL1138-002]
【現象】
Windows 2000 Service Pack 4 を適用するとセキュリティポリシーが変更
される場合があります。
詳細は、下記Microsoftのサポート技術情報をご参照ください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;827664
【発生条件】
この現象は Windows 2000 Service Pack 4 を適用後の後処理の影響で発生
します。
そのため Windows 2000 Service Pack 4 適用前のサービスパックレベル
(Service Pack 適用なし、Service Pack 1/2/3 適用)に依存せず、発生する
可能性があります。
【回避策】
上記の問題を回避するためには、Windows 2000 Service Pack 4の適用前に、
必ず下記の回避策を実施してください。
(1)Windows 2000 Service Pack 4 適用前の回避手順
本問題は、Windows 2000 Service Pack 4 を適用する前に、以下の方法で現
在適用されているセキュリティポリシーの内容をデータベースに反映させる
ことで回避することが可能となります。
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[事前の回避手順]
1. [管理ツール] から [ローカルセキュリティ設定] を起動します。
2. [ローカルポリシー] の [セキュリティオプション] を選択してセキュリテ
ィオプションの内容を表示します。
3. ポリシーの 1 つをダブルクリックして設定画面を表示します。
(選択するポリシーはどれでも問題ありません。)
4. 何も変更せずに [OK] ボタンをクリックします。
5. [ローカルセキュリティ設定] を終了します。
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【復旧方法】
上記【回避策】を実施せずに、既にWindows 2000 Service Pack 4を適用済み
の場合は、以下の手順によりセキュリティポリシーの再適用をして頂くことで、
復旧することが可能です。
※通常は、【回避策】の方法で対処してください。
[セキュリティポリシーの再適用手順]
1.スタートメニューより[ファイル名を指定して実行] を実行し、"MMC"と入力
して、OKボタンをクリックします。
2.[コンソール] メニューの [スナップインの追加と削除] をクリックします。
3.[スナップインの追加と削除] ダイアログ ボックスで、[追加] をクリック
します。
4.[スタンドアロン スナップインの追加] ダイアログ ボックスで[セキュリティ
の構成と分析]を選択し、[追加] をクリックし、[閉じる]クリックしてください。
5.[スナップインの追加と削除]でOKボタンをクリックしてください。
6.コンソールルートの[セキュリティの構成と分析]を右クリックし、
ポップアップメニューから、[データベースを開く]を選択してください。
7.C:\WINNT\Security\Database\secsnv.sdbを選択し、OKボタンをクリックします。
8.コンソールルートの[セキュリティの構成と分析]を右クリックし、ポップアッ
プメニューから、[コンピュータの構成]を選択してください。
9.エラーログファイルパスの指定画面が表示されるので、適当なパスを入力し、
OKボタンをクリックしてください。
SURFNAVIインストール後、手動でセキュリティポリシーを適用している場合は
上記の手順実施後、手順 6. 〜 9. を繰り返し、お客様の作成したセキュリティ
データベースを再適用してください。
(その際、7. にてお客様の作成したデータベースファイルを選択してください。)
以上
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