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ft制御ソフトウェア
VERITAS Storage Foundation 4.0インストール環境での
制限事項修正モジュール （W2K04003） 適用方法
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概 要：
VERITAS Storage Foundation 4.0をインストールした環境において
PCIモジュールのステータスランプとDISK ACCESSランプが不正な状態
となります。また、HDD装填時にエラーポップアップが表示される場合
があります。本修正モジュールではこれらの問題を修正します。
1. 修正モジュール適用手順
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【適用環境】
HW環境：Express5800/ftサーバ
SW環境：Windows Server 2003 Enterprise Edition
ft制御ソフトウェア Ver.2.1 + VERITAS Storage Foundation 4.0
ft制御ソフトウェア Ver.2.1.0.1 + VERITAS Storage Foundation 4.0
【適用手順】
※N8803-002 SCSIボードを使用している場合は、本手順後にn8803-002フォルダ配下の
Readme.txtを参照し、SCSIドライバのアップデートを実施してください。
1) システムを起動し、Administrator権限を持つアカウントでログインする。
2) W2K04003.EXE（自己解凍型ファイル）を実行し、解凍する。
（展開される修正物件）
File Name Size
----------------------------------
RASINST.EXE 34,312
REGSET.EXE 106,496
SLEEP.EXE 22,016
UPDATE.BAT 3,582
W2K04003.txt 2,140
W2K04003_Readme.txt 8,537
（dllフォルダ配下）
File Name Size
----------------------------------
promanprx.dll 135,222
promansvc.dll 213,046
sraeventlogdll.dll 28,731
sraeventlogmsg.dll 93,696
srasvc.exe 98,355
sra_bbmgr.dll 77,878
sra_diskmgr.dll 213,048
sra_opstatemgr.dll 94,267
sra_scsiportmgr.dll 221,244
sra_sesmgr.dll 319,543
sra_smloadershell.dll 229,438
sra_vdsmgr.dll 237,623
sra_vmmgr.dll 270,390
（driverフォルダ配下）
File Name Size
----------------------------------
srabb.sys 1,359,308
SRADISK.CAT 8,999
SRADISK.INF 3,588
SRADISK.SYS 209,794
SRAHPFLT.SYS 20,675
SRAQL160.CAT 8,586
SRAQL160.INF 4,575
SRAQL160.SYS 229,803
SRASES.CAT 8,877
SRASES.INF 4,239
SRASES.SYS 274,741
SRAVHBA.INF 3,141
（mofフォルダ配下）
File Name Size
----------------------------------
sra-wsm-classes.mof 4,139
sra_diskmgr.mof 5,153
sra_promansvc.mof 4,221
sra_scsiportmgr.mof 14,245
sra_sesmgr.mof 14,992
sra_vmmgr.mof 4,902
（n8803-002フォルダ配下）
File Name Size
----------------------------------
n8803002.bat 391
RASINST.EXE 34,312
Readme.txt 678
SRAQL180.CAT 7,966
SRAQL180.INF 2,594
SRAQL180.SYS 232,227
3) 二重化が完了(全CPU/PCIモジュールのステータスランプ2がグリーン点灯)
した状態で、2)で解凍されたUPDATE.BATを実行する。
※コマンドプロンプト上に以下のエラーが表示される場合がありますが、
※異常ではありません。
※[エラーメッセージ]
※システム エラー 1060 が発生しました。
※指定されたサービスはインストールされたサービスとして存在しません。
4) コマンドプロンプトに「Press any key to finish.」と表示されたら、
何かキーを押しバッチを終了する。
5) [スタート]−[すべてのプログラム]−[管理ツール]−[コンピュータの管理]を
起動し、左ペーンから[デバイスマネージャ]をクリックする。
右ペーンで以下の操作を行う。
a. 感嘆符がついた以下のデバイスエントリを削除。
削除するデバイスエントリ：
□Stratus Embedded QL-ISP12160 (64 bit PCI DUAL 160M SCSI HBA)
注) 感嘆符がついていないエントリは削除しない。
削除方法：
a-1. 該当デバイスを選択して右クリックし「削除」を選択。
a-2. 削除の確認ダイアログが表示されますので、デバイス名を確認の上
[ＯＫ]をクリック。
6) システムを再起動する。
7) N8803-002 SCSIボードを使用している場合は、n8803-002フォルダ配下の
Readme.txtを参照し、SCSIドライバのアップデートを実施してください。
【適用確認】
1) [スタート]−[すべてのプログラム]−[管理ツール]−[サービス]を起動する。
2) 以下のサービス状態となっていることを確認する。
名前 状態 スタートアップの種類
-------------------------------------------------------------
Stratus ftServer Provider Manager 開始 自動
Stratus ftServer Storage Manager 開始 自動
3) 以下のファイルのバージョンを確認する。
（C:\WINNTがシステムルートフォルダである場合）
ファイル名 バージョン
--------------------------------------------------
C:\WINNT\system32\drivers\srabb.sys 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\drivers\sradisk.sys 2.3.709.0
C:\WINNT\system32\drivers\sraql160.sys 2.3.709.0
C:\WINNT\system32\drivers\srahpflt.sys 2.3.698.0
C:\WINNT\system32\drivers\srases.sys 2.3.698.0
C:\WINNT\system32\promanprx.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\promansvc.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sraeventlogdll.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sraeventlogmsg.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\srasvc.exe 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sra_bbmgr.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sra_diskmgr.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sra_opstatemgr.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sra_scsiportmgr.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sra_sesmgr.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sra_smloadershell.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sra_vdsmgr.dll 2.3.752.0
C:\WINNT\system32\sra_vmmgr.dll 2.3.752.0
2. 注意事項
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本修正モジュールを適用した環境では、以下のサービスはftサーバ起動時に
一旦、強制的に終了し、自動で起動される動作となります。
・Stratus ftServer Provider Manager サービス
・Stratus ftServer Storage Manager サービス
その際、下記のエラー情報がイベントログへ登録されますが、運用に影響はありません。
そのままご使用ください。
［イベントログ］
ソース：Service Control Manager
種類 ：エラー
ID ：7031
説明 ：Stratus ftServer Provider Manager サービスは予期せず終了しました。
これは 1 回発生しています。次の修正動作が 10000 ミリ秒以内に行われます:
サービスの再開
ソース：Service Control Manager
種類 ：エラー
ID ：7031
説明 ：Stratus ftServer Storage Manager サービスは予期せず終了しました。
これは 1 回発生しています。次の修正動作が 10000 ミリ秒以内に行われます:
サービスの再開
ソース：Service Control Manager
種類 ：エラー
ID ：7032
説明 ：サービス コントロール マネージャ: Stratus ftServer Provider Manager が
予期せず終了したあと、修正動作 (サービスの再開) を試みましたが、
この動作は次のエラーで失敗しました: サービス インスタンスは既に実行されています。
3. 修正事項
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本モジュールでは、VERITAS Storage Foundation 4.0をインストールした
環境で発生する以下２点の問題を修正します。
・PCIモジュールのステータスランプとDISK ACCESSランプが不正な状態となる
・HDD装填時にエラーポップアップが表示される
4. 更新ファイル一覧
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【適用確認】の3)を参照下さい。
5. その他
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本媒体は、ウィルスチェック済みです。
（使用ツール：McAfee VirusScan Enterprise 7.1.0 - 4.3.20)