================================================================================ Express5800シリーズ Express5800/LoadBalancer(N8100-730) セキュリティアップデートモジュール Rel1.0 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2002年04月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.使用方法 5.注意・制限事項 6.改版履歴 7.添付ファイル  8.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 この「Express5800/LoadBalancer(N8100-730)セキュリティアップデートモジュール Rel1.0」は、Express5800/LoadBalancer N8100-730用のアップデートモジュールです (以下「本アップデートモジュール」といいます)。 本アップデートモジュールには複数のパッケージが含まれています。 詳細は「6.改版履歴」を参照下さい。 2.対象機種 Express5800/LoadBalancer (N8100-730) 3.インストール方法  以下の手順で、本アップデートモジュールの解凍とインストールを行って下さい。 ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて 適宜読みかえて下さい。 【解凍手順】  (1)本アップデートモジュールをLoadBalancerの/tmpディレクトリにダウンロード    します。 (2)LoadBalancerにtelnetします(login名:admin)。    ログイン後、suコマンドでroot権限を取得します。 (3)/tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、本アップデートモジュールを解凍    します。 # tar -xzf LoadBalancerN8100-730_UpdateModule.tgz    /tmpディレクトリに以下のファイルが作成されます。    ・LoadBalancer_UpdateModule.pl    ・InstallFileList.txt    ・LoadBalancer_UpdateRPM.tgz 【インストール手順】  (1)システム環境のバックアップ   Management Consoleの[バックアップ]画面で以下のディレクトリを   バックアップします。    ・/etc/snmp    ※通常必要ありませんが、パッケージインストール失敗時に必要になりますので、     必ず行って下さい。  (2)サービスの停止   Management Consoleの[サービス]画面からすべてのサービスを停止させます。 (3)アップデートモジュールの適用   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行します。 # perl LoadBalancer_UpdateModule.pl   ※コマンドの実行は、telnetからroot権限で行って下さい。    コマンドを実行すると本アップデートモジュールに含まれるパッケージがインス    トールされます。 (4)システムの再起動   システムを再起動します。  (5)サービスの起動確認   Management Consoleの[サービス]画面で、必要に応じたサービスが起動している ことを確認します。起動していない場合は起動します。  (6)後処理   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除します。 # rm LoadBalancerN8100-730_UpdateModule.tgz   # rm LoadBalancer_UpdateModule.pl   # rm InstallFileList.txt   # rm LoadBalancer_UpdateRPM.tgz 4.使用方法 5. 注意・制限事項 ・本アップデートモジュールをインストールする前に、Express5800 / LoadBalancer (N8100-730) アップデートモジュール【登録名:iplb3up1.exe】を適用してください。 ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」の   【インストール手順】に従って行って下さい。それ以外の方法でインストールされた   場合の動作は保証いたしません。  ・LoadBalancer二重化構成の場合、すべてのLoadBalancerについて本アップデート モジュールを インストールして下さい。  ・SNMPのコミュニティを設定されている場合は、本アップデートモジュール適用後に   再設定を行う必要があります。インストール前にManagement Consoleの[サービス]   -> [ネットワーク管理エージェント(snmpd)]画面での設定内容をご確認の上、インス トール後に再設定を行って下さい。 6.改版履歴(改善項目) 2002/04/23 Rel1.0 (1)セキュリティホールに対応   ucd-snmp-4.2.3-1.i386.rpm   SNMPのサービス停止  ※下記のパッケージは、本アップデートモジュールに含まれるパッケージに依存するものです。   本アップデートモジュールインストール時に下記のパッケージもインストールされます。    popt-1.5-15.i386.rpm    ucd-snmp-devel-4.2.3-1.i386.rpm    ucd-snmp-utils-4.2.3-1.i386.rpm 7.添付ファイル  本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。 ・LoadBalancer_UpdateModule.pl 2002/04/19 4187byte   本アップデートモジュールに含まれるパッケージをインストールするためのスクリプトです。 ・InstallFileList.txt 2002/04/19 115byte   スクリプトが参照するシナリオファイルです。  ・LoadBalancer_UpdateRPM.tgz 2002/04/19 1472220byte   パッケージの集合です。スクリプト実行時に自動的に解凍されます。 8.商標および著作権  本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は 「Free Software Foundation, Inc.」 が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright (C) 1989, 1991 Free Software Foundation, Inc. なお、日本電気株式会社で変更した部分の著作権は日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002