================================================================================             Express5800シリーズ Express5800/MailServer(N8500-636) Express5800/WebServer(N8500-637) MailServer(N8500-636)/WebServer(N8500-637) アップデートモジュール Rel1.3 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2002年01月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.使用方法 5.注意・制限事項 6.改版履歴 7.添付ファイル  8.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 このアップデートモジュールは、Express5800/MailServer N8500-636用、 Express5800/WebServer N8500-637用のアップデートモジュール Rel1.3です (以下「本アップデートモジュール」といいます)。 本アップデートモジュールには複数のパッケージが含まれています。 詳細は「6.改版履歴」を参照下さい。 2.対象機種 Express5800/MailServer (N8500-636) Express5800/WebServer (N8500-637) 3.インストール方法  以下の手順で、本アップデートモジュールの解凍とインストールを行って下さい。 ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて 適宜読みかえて下さい。 【解凍手順】  (1)本アップデートモジュールをご使用機種の/tmpディレクトリにダウンロードします。 (2)ご使用機種にtelnetします(login名:admin)。    ログイン後、suコマンドでroot権限を取得します。 (3)/tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、本アップデートモジュールを解凍    します。 # tar -xzf MailServerWebServerN8500-636637_UpdateModule.tgz    /tmpディレクトリに以下のファイルが作成されます。    ・MailWebServer_UpdateModule.pl    ・InstallFileList.txt    ・MailWebServer_UpdateRPM.tgz 【インストール手順】  (1)サービスの停止   Management Consoleの[サービス]画面からすべてのサービスを停止させます。 (2)アップデートモジュールの適用   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行します。 # perl MailWebServer_UpdateModule.pl   ※コマンドの実行は、telnetからroot権限で行って下さい。    コマンドを実行すると本アップデートモジュールに含まれるパッケージがインス    トールされます。 (3)システムの再起動   システムを再起動します。  (4)サービスの起動   Management Consoleの[サービス]画面から以下のサービスを必要に応じて起動します。   ・IMAPサーバ(IMAP)   ・POPサーバ(POP)   ※上記のサービスはシステムを再起動しても自動的に起動されません。    サービスを起動される場合は、併せて、[サービス]画面の「OS起動時の状態」を「起動」    に変更して下さい(次回のシステム起動から自動的に起動されるようになります)。  (5)後処理   /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除します。 # rm MailServerWebServerN8500-636637_UpdateModule.tgz   # rm MailWebServer_UpdateModule.pl   # rm InstallFileList.txt   # rm MailWebServer_UpdateRPM.tgz 4.使用方法 5. 注意・制限事項 ・Express5800/MailServer(N8500-636) Express5800/WebServer(N8500-637) アップデートモジュール Rel1.0、Rel1.1およびRel1.2をインストール後に 本アップデートモジュールをインストールして下さい。 ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」の   【インストール手順】に従って行って下さい。それ以外の方法でインストールされた   場合の動作は保証いたしません。 6.改版履歴(改善項目) 2002/01/22 Rel1.3 (1)セキュリティホールに対応 glibc-2.1.3-34 悪意のあるユーザーによるアプリケーションの停止   imapd-1.3-1 疑似乱数発生関数の内部状態が露わになってしまう問題(openssl-0.9.6b対応)  (2)機能強化/問題点対処   ○imapd-1.3-1    以下の問題に対処しています。 ・メールに MIME 形式で rfc822 形式のメールが添付されている場合で、添付メールの サイズによっては、IMAPのBODYSTRUCTURE の応答が不正になる問題に対処   ○apache設定ファイル(/etc/httpd/conf/httpd.conf) (N8500-637のみ)    以下の問題に対処しています。    ・CGIを使用したWeb参照時、「ページが見つからない」というエラーが発生する場合が     ある問題に対処  ※下記のパッケージは、本アップデートモジュールに含まれるパッケージに依存するものです。   本アップデートモジュールインストール時に下記のパッケージもインストールされます。 glibc-profile-2.1.3-34.i386.rpm nscd-2.1.3-34.i386.rpm  ※ご使用の機種がExpress5800/WebServer(N8500-637)の場合、下記のパッケージは   インストールされませんが問題ありません。 imapd-1.3-1.i386.rpm 7.添付ファイル  本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。 ・MailWebServer_UpdateModule.pl 2002/01/21 9776byte   本アップデートモジュールに含まれるパッケージをインストールするためのスクリプトです。 ・InstallFileList.txt 2002/01/21 100byte   スクリプトが参照するシナリオファイルです。  ・MailWebServer_UpdateRPM.tgz 2002/01/21 16141507byte   パッケージの集合です。スクリプト実行時に自動的に解凍されます。 8.商標および著作権  本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は 「Free Software Foundation, Inc.」 が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright (C) 1989, 1991 Free Software Foundation, Inc. なお、日本電気株式会社で変更した部分の著作権は日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002