================================================================================ Express5800シリーズ Express5800/LB300a(N8100-801A) Linux OS 分散ノードモジュール リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2003年02月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.注意・制限事項 5.改版履歴 6.添付ファイル 7.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1. ソフトの紹介 この「Linux OS 分散ノードモジュール」は、Express5800/LB300a(N8100-801A)の 分散ノード用のアップデートモジュールです(以下「本アップデートモジュール」と いいます。) 2. 対象機種 Express5800/LB300a(N8100-801A)の Linux OS 分散ノード 3. インストール方法 3-1. インストール方法1  以下の手順で、本アップデートモジュールのインストールを行って下さい。  ここでは例として作業用ディレクトリを/tmpとしますが、ご使用の環境に合わせて 適宜読みかえて下さい。 (1)本アップデートモジュールを/tmpディレクトリにダウンロードします。 (2)suコマンドでroot権限を取得します。 (3)モジュールをアップデートします。 # rpm -Uvh /tmp/lbhost4-3.0.0-2.i386.rpm (4) "/etc/ha4.d/lbhost4.conf"ファイルにLB300aと通信するLANデバイス名の設定を 行います。 設定するLANデバイス名は、分散ノード定義のIPアドレスが設定されているLANイン ターフェースです。ifconfig コマンドで確認できます。 インストール直後は"eth0"が設定していますので、異なる場合は本ファイルの 11行目をviテキストエディタなどで編集してください。 (例) Express5800/VC300aでALB機能を使用する場合は、以下のようになります。 [/etc/ha4.d/lbhost4.conf] ---------------------------- 1 # 2 # 3 # What UDP port to use for udp communication? 4 # 5 udpport 45002 6 # 7 # 8 # What interfaces to be used to transmit message? 9 # (the option is MUST) 10 # 11 udp vad 12 # 13 # (5)サービスを起動します。 # /etc/rc.d/init.d/lbhost4d start 次回再起動時はサービスは自動的に起動されます。 3-2. インストール方法2 NECインターネットアプライアンスサーバ、NEC InterSecシリーズにおいては、 Web Management Console からのインストールが可能です。 [lbhost4-3.0.0-2.i386.rpm のインストール] (1) アップデートモジュール(lbhost4-3.0.0-2.i386.rpm)をブラウザ等でダウンロード してフロッピーディスクにコピーし、LB300aのFD装置に挿入します。 (2) Management Console の「ディスク」をクリックし、ディスク一覧にある[/dev/fd0] の[詳細]ボタンを押してディスク詳細画面を表示します。 (3) [/dev/fd0] の[接続]ボタンを押してFD装置をマウントします。 (4) Management Console の「パッケージ」をクリックし、[手動インストール]ボタン を押します。 (5) 「ローカルディレクトリ指定」のディレクトリに"/mnt/floppy"を指定して[参照] ボタンを押します。 (6) [/mnt/floppy/lbhost4-3.0.0-2.i386.rpm] 横の[追加]ボタンを押します。 (7) 「指定されたパッケージは既に存在します。アップデートしますか?」と表示され たら「アップデート」を押してください。 (8) (3)の操作で[/dev/fd0]の[切断]ボタンを押してからフロッピーディスクを取り 出します。 アップデート後にインストール手順1の (4)、(5)を行ってください。 ----------------== 4. 注意・制限事項 - 本アップデートモジュールはLB300aに適用できません。LB300a配下の分散ノードに インストールするモジュールです。 - 本アップデートモジュールはファイアーウォール設定コマンドを使用しますので、 システムで「ipchains」または「iptables」サービスを有効化してください。 なお、本モジュールはLB300aとUDPプロトコル45002番ポートで通信を行いますので、 ファイアーウォール設定の際に本ポートでの通信を許可する設定をしてください。 - ファイアーウォールの設定変更を行った場合は、本サービスが設定したエントリが 削除される場合がありますので、必ず本サービスも再起動してください。 再起動方法は、rootユーザコンソールで以下を実行します。 # /etc/rc.d/init.d/lbhost4d restart 5.改版履歴 2003.1.31 Ver3.0.0-2 ファイアーウォールの設定方法を変更。 設定したパケットフィルタのエントリの評価順序を最初になるよう変更した。 6.添付ファイル ・lbhost4-3.0.0-2.i386.rpm 7.商標および著作権 本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社が有しています。 *その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 --------------------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2001-2003