================================================================================ Express5800シリーズ Express5800/VC300a(N8100-876) VirusCheckServer アップデートモジュール Rel1.0 リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2003年 3月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 5.使用方法 6.注意・制限事項 7.改版履歴 8.添付ファイル 9.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 本プログラムは、Express5800/VC300a(N8100-876)のアップデート モジュール Rel1.0です(以下「本アップデートモジュール」といいます)。 2.対象機種 Express5800/VC300a(N8100-876) 3.インストール方法 オンラインアップデートを使用して適用する方法と、オンラインアップデートを使 用せずに適用する方法があります。 3.a オンラインアップデートを使用する方法 (1)InterScan管理コンソールの「Turn On/Off」画面でMAIL検索サービスが開始して いる場合には停止します。 (2)Management Console で「パッケージ」をクリックし、[オンラインアップデート] の[アップデートモジュール一覧]ボタンをクリックします。 (3)初めてオンラインアップデートを利用する場合、あるいは公開モジュールの最新 情報を取得する場合には VirusCheckServerソフトウェアサポートサービスの サポート契約の認証情報の入力を行います。 (4)アップデートモジュール一覧から以下のモジュール[適用]ボタンを押します。 「VirusCheckServerアップデートモジュールRel1.0」 (5)パッケージの信頼性の確認画面より、アップデートモジュール公開サイトに掲載 されているメッセージダイジェスト文字列と画面に表示されるメッセージダイ ジェスト文字列が一致することを確認してから[OK]ボタンを押します。 (6)Management Console の「システム」をクリックし、[システム停止/再起動]の [システムの再起動]ボタンを押してシステムを再起動します。 (7)必要に応じてInterScan管理コンソールの「Turn On/Off」画面で MAIL検索サービス を開始します。 3.b オンラインアップデートを使用しない方法 (1)アップデートモジュールのダウンロード アップデートモジュール(N8100-876_UpdateModule1-0.tgz)をブラウザ等でダウン ロードし、フロッピーディスクにコピーします。 (2)FD装置のマウント (1)で作成したFDを VirusCheckServer のFD装置に挿入します。 FD挿入後、Management Console の「ディスク」をクリックし、ディスク一覧にある [/dev/fd0] の[詳細]ボタンを押してディスク詳細画面を表示し、[/dev/fd0] の [接続]ボタンを押してFD装置をマウントします。 (4)ログイン VirusCheckServer に telnet でログイン(login名:admin)し、ログイン後、 suコマンドでシステム管理者権限を取得します。 $ su Password:***** (rootのパスワードを入力します) (5)アップデートモジュールの展開 アップデートモジュールを FD から任意のディレクトリにコピーして展開します (以下は作業用ディレクトリとして/tmpディレクトリにコピーした場合です) # cd /tmp # cp /mnt/floppy/N8100-876_UpdateModule1-0.tgz . # tar -xzf N8100-876_UpdateModule1-0.tgz /tmpディレクトリに以下のファイルが作成されます。 ・VCS_UpdateModule1-0.tgz ・vcs_update.sh (6)サービスの停止 InterScan管理コンソールの「Turn On/Off」画面でMAIL検索サービスが開始している 場合には停止します。 (7)アップデートモジュールの適用 /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行します。 # ./vcs_update.sh (8)サービスの起動 必要に応じてInterScan管理コンソールの「Turn On/Off」画面で MAIL検索サービス を開始します。 (9)不要ファイルの削除 /tmpディレクトリにて以下のコマンドを実行し、不要になったファイルを削除します。 # rm N8100-876_UpdateModule1-0.tgz # rm VCS_UpdateModule1-0.tgz # rm vcs_update.sh 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 リリースされるモジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。 ・N8100-876_UpdateModule1-0.tgz 2ac30a75f63418a096a17643852cc554 5.使用方法 なし 6. 注意・制限事項 ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」の 手順に従って行って下さい。それ以外の方法でインストールされた場合の動作は 保証いたしません。 7.改版履歴 2003/3/19 Rel1.0 (1)セキュリティホールに対応 sendmail-8.11.6-23.73 ・ヘッダ情報処理にバッファオーバーフローの脆弱性があります。 遠隔地の第三者に root 権限を奪取される可能性があります。 ※下記のパッケージは、本アップデートモジュールに含まれるパッケージに依存する ものです。本アップデートモジュールインストール時に下記のパッケージもアップ デートされます。 sendmail-cf-8.11.6-23.73.i386.rpm sendmail-doc-8.11.6-23.73.i386.rpm 8.添付ファイル ・N8100-876_UpdateModule1-0.tgz 2003/03/18 11:04 995,948byte 9.商標および著作権 本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は それぞれのソフトウェアの作者が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright (c) 1998-2001 Sendmail, Inc. All rights reserved. なお、日本電気株式会社で変更した部分の著作権は日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002-2003