================================================================================ Express5800シリーズ Express5800/LB300d(N8100-1145) 分散ノードモジュール リリースノート ================================================================================ 日本電気株式会社 2007年 2月 【目次】 1.ソフトの紹介 2.対象機種 3.インストール方法 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 5.注意・制限事項 6.改版履歴 7.添付ファイル 8.商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------------- 1.ソフトの紹介 この「分散ノードモジュール」は、Express5800/LB300d(N8100-1145)の分散ノード用の アップデートモジュールです(以下「本アップデートモジュール」といいます)。 2.対象機種 LB300dの分散ノードとして下記のOSが動作する装置 ・Windows 2000 Server ・Windows Server 2003 ・Linux 3.インストール方法 3.1 Windows用 分散ノードモジュールの場合  以下の手順で、本アップデートモジュールのインストールを行ってください。   インストール作業には管理者権限が必要です。 (1)既存モジュールのアンインストール 分散ノードモジュールをインストールされている環境に適用される場合は、 予め分散ノードモジュールをアンインストールしてから適用してください。 (2)アップデートモジュールの準備 ダウンロードしたセットアップファイル(lbhost4.exe)を任意のフォルダに保存して  ください。 (3)アップデートモジュールの適用  保存したセットアップファイルを実行してください。  インストーラ実行後は画面表示に従って操作を行ってください。 (4)システムの再起動 インストーラ実行中に「システムの再起動が必要」との画面が表示された場合は、   指示に従って再起動を実行してください。   再起動されない場合は、動作の保障はできません。 3.2 Linux用 分散ノードモジュールの場合  以下の手順で、本アップデートモジュールのインストールを行ってください。   インストール作業には管理者権限が必要です。 (1)既存モジュールのアンインストール lbhost4-3.3.0-1.i386.rpmがインストールされている場合は下記のコマンド   を実行して分散ノード用のパッケージを削除してください。   # rpm -e lbhost4  (2)glibcのバージョン確認   下記のコマンドを実行して適用すべきアップデートモジュールを確認してください。   # rpm -qa | grep glibc   # glibc-2.2.x-xx ← こちらの表示の場合はlbhost4_gc2.2-3.3.1-1.i386.rpm    ^^^^^^^^^   # glibc-2.3.x-xx ← こちらの表示の場合はlbhost4_gc2.3-3.3.1-1.i386.rpm    ^^^^^^^^^   コマンドを実行した結果、glibcのバージョンは(^^^の部分)となります。 (3)アップデートモジュールの準備 アップデートモジュールを/tmpへ保存してください。 (4)アップデートモジュールの適用  下記に掲載しているコマンドを実行してください。   ・glibc2.2の場合 # rpm -ivh /tmp/lbhost4_gc2.2-3.3.1-1.i386.rpm   ・glibc2.3の場合 # rpm -ivh /tmp/lbhost4_gc2.3-3.3.1-1.i386.rpm (5)設定ファイルの更新/確認  分散ノードの設定ファイル「/etc/ha4.d/lbhost4.conf」を変更する必要は   ありませんが、お客様環境によっては適切な状態に変更する必要があります。   下記の場合に規定値(^^^の部分)の変更をお願いします。  ・LB本体側で通信を行うUDPポート番号の規定値を変更していた場合     「udpport 48002」 ^^^^^   ・LB本体と通信を行うLANデバイス名がeth0ではない場合     「udp eth0」 ^^^^ (6)後処理 サービスを起動します。 # /etc/rc.d/init.d/lbhost4d start システム再起動時はサービスは自動的に起動されます。 4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報 リリースされるモジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。 ・LB300d_Agent.tar.gz 8921b5bf530d3e5e5c6269bdf717730f 本アップデートモジュールに格納されているファイルの情報です。 ・lbhost4.exe 41a5801d0c1d8e3e35ffa442cbfb9e36 ・lbhost4_gc2.2-3.3.1-1.i386.rpm 6fdcd402ad0bb617fca7bb68911b477f ・lbhost4_gc2.3-3.3.1-1.i386.rpm 8dcb094d73eb514cfaf65e6976411f56 5. 注意・制限事項 5.1 共通の注意、制限事項 ・Windows NT Serverには対応しておりません。 6.改版履歴(改善項目)  <<2007.01.30>> (1)Windows 版の改善項目 ・Microsoft提供ライブラリ(pdh.dll)の不具合(メモリリーク、CPU情報取得不可)を     回避するための処理を追加しました。 (2)Linux版の改善項目 ・連続運用(約8ヶ月以上)時にCPU使用率が正常に取得できない問題を改善しました。 7.添付ファイル 本アップデートモジュールは下記となります。 LB300d_Agent.tar.gz 2,003,514Byte 本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。 lbhost4.exe 2,091,169Byte lbhost4_gc2.2-3.3.1-1.i386.rpm 52,821Byte lbhost4_gc2.3-3.3.1-1.i386.rpm 55,159Byte 8.商標および著作権 本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアの著作権は 日本電気株式会社が有しています。 -------------------------------------------------------- Copyright NEC Corporation 2002-2007