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                       Express5800シリーズ
    Express5800/MW300a(N8100-800)、Express5800/MW500a(N8100-900)、
    Express5800/MW500b(N8100-902)
    MW300a N8100-800/MW500a N8100-900/MW500b N8100-902 アップデートモジュール
                      Rel.1.18 リリースノート
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                                                              日本電気株式会社
                                                                    2006年12月
                                                              



【目次】
  1.ソフトの紹介
  2.対象機種
  3.インストール方法
  4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報
  5.使用方法
  6.注意・制限事項
  7.改版概要
  8.添付ファイル
  9.商標および著作権
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1.ソフトの紹介

  この「MW300a N8100-800/MW500a N8100-900/MW500b N8100-902 アップデートモジュール」は、
  Express5800/MW300a N8100-800用、Express5800/MW500a N8100-900用、Express5800/MW500b N8100-902用の
  アップデートモジュール Rel1.18 です(以下「本アップデートモジュール」といいます)。

2.対象機種

  Express5800/MW300a(N8100-800)
  Express5800/MW500a(N8100-900)
  Express5800/MW500b(N8100-902)

3.インストール方法

  オンラインアップデートを使用して適用する方法と、オンラインアップデートを
  使用せずに適用する方法があります。

  「Express5800/MW300a,MW500a,MW500b(N8100-800,900,902)パッチ適用手順書」を参照し、
  「アップデートモジュール Rel 1.18」を適用してください。


4.MD5 メッセージ・ダイジェスト情報

  本アップデートモジュールの MD5 メッセージ・ダイジェスト情報は以下の通りです。

    ・MWN8100-800900902_UpdateModule1-18.tgz   bda1d15250bc7643da9be7373566b92b

5.使用方法

  なし

6.注意・制限事項


6.a GUARDIANWALL ご利用のお客様へ
 ・本アップデートを適用した場合、GUARDIANWALLの追加設定が必要になる場合があります。
   詳細は、GUARDIANWALLのマニュアルにて「sendmail 8.12」に関する記述を参照してください。
   ※ GUARDIANWALL Ver.5.1 の「導入の手引き」では P.19「sendmail 8.12をご利用になる場合の
      ご注意」の項になります。

6.b 共通の注意、制限事項
  ・本アップデートモジュールのインストール手順は、「3.インストール方法」に
    従っておこなってください。
    それ以外の方法でインストールされた場合の動作は保証いたしません。

6.c ロードバランスクラスタ構成での注意・制限事項
  ・マスタ、スレーブの順で、すべての装置へ適用してください。
  ・マスタへの適用前に、マスタのManagement Consoleに接続し、
    システム>ロードバランス 画面にて、ミラーリング間隔に“NO”を設定してください。
  ・適用前に、サービス画面の[停止]ボタンで、各種サービスを停止してください。
    ※TELNET、FTPサービス以外のサービスについては、再起動によりもとの起動状態に
      戻ります。
  ・適用後に、システムの再起動をおこなってください。
    ※スレーブの再起動は、マスタが起動した状態でおこなってください。
  ・すべての装置へ本アップデートモジュールを適用後、システム>ロードバランス
    画面にて、ミラーリング間隔を設定してください。

6.d フェイルオーバクラスタ構成での注意・制限事項
  ・すべての装置について稼動サーバに切り替えた状態で適用してください。
    (待機サーバも稼動サーバに切り替えた状態で適用してください)
  ・適用後に、CLUSTERPRO Webマネージャから、「クラスタシャットダウン」で
    再起動をおこなってください。


    ※フェールオーバクラスタ構成時の適用イメージ

     [稼動]            [待機]
       |                 |
   アップデート          |
       |                 |
       |<--   再起動  -->|      ※再起動は CLUSTERPRO Webマネージャから
       |                 |        「クラスタシャットダウン」でおこないます。
       |                 |    以降も同様です。
       |                 |
     [稼動]            [待機]
       |                 |
       |---稼動系切替--->|      ※稼動系の切替は CLUSTERPRO Webマネージャから
       |                 |        おこないます。
       |                 |        以降も同様です。
       |                 |
     [待機]            [稼動]
       |                 |
       |           アップデート
       |                 |
       |<--   再起動  -->|
       |                 |
     [待機]            [稼動]
       |                 |
       |<--稼動系切替----|
       |                 |
     [稼動]            [待機]
       |                 |


7.改版概要

  (1)セキュリティホールに対応

    sendmail-8.12.11-4.RH73.6_MW
    sendmail-cf-8.12.11-4.RH73.6_MW
            ・CVE-2006-1173 に対処


8.添付ファイル

  本アップデートモジュールには以下のファイルが含まれています。
  ・MailWebServer_UpdateModule.pl  2006/9/6 16:46 3533byte
    本アップデートモジュールに含まれるパッケージをインストールするためのスクリプトです。
  ・InstallFileList.txt  2006/8/31 11:28 79byte
    本アップデートモジュールに含まれるパッケージの一覧です。
  ・MailWebServer_UpdateRPM.tgz  2006/8/31 11:28 947154byte
    パッケージの集合です。スクリプト実行時に自動的に解凍されます。
  ・onlineupdate-1.018.sh  2006/9/1 14:50 138byte
    オンラインアップデートに使用するスクリプトです。

9.商標および著作権

  本アップデートモジュールに含まれるソフトウェアは、Sendmailの著作権に
  基づいて自由に配布することができます。ただし、それ以外のソフトウェアの中には、
  再配布に許可が必要なものがあります。

  日本電気株式会社で変更した箇所の著作権は日本電気株式会社が有しています。

  記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。
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